TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025017493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120557
出願日
2023-07-25
発明の名称
ドレープ
出願人
エーアール・メディコム・インク・アジア・リミテッド
,
A.R. Medicom Inc. AsiaLtd.
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
A41D
13/12 20060101AFI20250130BHJP(衣類)
要約
【課題】装着および固定が容易なドレープを提供すること。
【解決手段】施術の際に患者を覆うドレープ1Aであって、表面Fと裏面Bとを有するシート状のドレープ本体3Aと、このドレープ本体3Aに形成される開口部5Aと、ドレープ本体3Aの裏面Bであって、開口部5Aを患者の手術野に位置決めした場合に患者の耳に対応する位置に設けられる耳紐7とを備える。ドレープ本体1Aは、表面Fが吸水性を有すると共に裏面Bが防水性を有する。耳紐7は、ドレープ本体1Aが使用前の折り畳まれた状態において最外側に露出している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
施術の際に患者を覆うドレープであって、
表面と裏面とを有するシート状のドレープ本体と、
このドレープ本体に形成される開口部と、
前記ドレープ本体の裏面であって、前記開口部を患者の手術野に位置決めした場合に前記患者の耳に対応する位置に設けられる耳紐とを備えるドレープ。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記ドレープ本体の裏面に取り付けられるシート状の取付片を更に備え、前記耳紐の端部は前記取付片における前記ドレープ本体に面する側に接合される、請求項1に記載のドレープ。
【請求項3】
前記開口部には、前記患者の鼻に対応する位置に切込みが形成される、請求項1または請求項2に記載のドレープ。
【請求項4】
前記ドレープ本体は、前記表面が吸水性を有すると共に前記裏面が防水性を有する、請求項1または請求項2に記載のドレープ。
【請求項5】
前記ドレープ本体は、使用前には前記裏面が外側になるように折り畳まれている、請求項1または請求項2に記載のドレープ。
【請求項6】
前記耳紐は、前記ドレープ本体が使用前の折り畳まれた状態において最外側に露出している、請求項5に記載のドレープ。
【請求項7】
前記ドレープ本体の表面に貼り付けられる位置固定用テープを更に備え、この位置固定用テープの粘着面の一部が前記開口部に露出する、請求項1または請求項2に記載のドレープ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば医療従事者による施術時などに用いられるドレープ(覆布)に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ドレープとは、医療従事者による施術時などに、手術野の清潔を保つために、手術野だけを露出させてそれ以外の部分は患者を覆う布である。このためドレープには、手術野を露出させるための開口部が形成されている。
【0003】
ドレープで患者を覆った後は、ドレープが患者に対して移動しないように固定することが望ましい。ドレープを患者に固定する手法としては、粘着テープが考えられる。すなわち、ドレープの開口部の周囲部であって、患者に面する側(便宜上、以後「裏面」と呼ぶ)に粘着テープを貼り付けたものである。例えば、歯科治療用のドレープには、患者の口に対応する位置及び大きさの開口部が形成されている。そして、その開口部の周囲部に粘着テープが貼り付けられている。ドレープを使用する際には、粘着テープを介して患者の口の周辺にドレープを貼り付けて、ドレープが患者に対して移動しないようにする。
【0004】
患者に対するドレープの移動を防止する他の手法としては、ドレープに耳紐を設けるものもある(特許文献1参照。)。このドレープは、衛生マスクなどに用いられる耳紐が設けられたものである。ドレープの使用に際しては、衛生マスクを装着するのと同様に、耳紐を患者の両耳に掛けて、ドレープが意図せず移動してしまうのを防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-215849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の従来のドレープでは、次のような問題点がある。1つ目の問題点としては、粘着テープによって患者の肌に悪影響を及ぼす可能性である。すなわち、粘着テープを用いるドレープの場合、患者の肌に広範囲に直接粘着テープを貼り付けるため、粘着剤に対して肌が敏感な患者は、広範囲にわたって肌荒れを起こしてしまう可能性がある。また、粘着テープでドレープを患者に固定してしまうと、事後的にドレープの位置を微調整することができなくなる。仮に、粘着テープを一旦剥がして再度患者に貼り付けた場合、粘着テープの粘着力が低下して、ドレープの移動を適切に防止できなくなる可能性もある。
【0007】
また、2つ目の問題点として、上記特許文献1の耳紐を用いるドレープであって、特許文献1の図1a、図1b、図2a、図2bのドレープの場合、ドレープ本体の端縁部に耳紐を接合しているが、どのように耳紐を接合しているのかが不明である。仮に、耳紐を単純にドレープ本体に溶着している場合、その耳紐の溶着部が患者の皮膚に接触して、患者に不快感を与える可能性もある。また、特許文献1の図1のc1からc4のドレープの場合、ドレープを形成する不織布の一部分を耳紐として用いているため、患者の体までを覆うような広い面積のドレープを構成することは不可能である。
【0008】
このような観点から、本発明は、広い面積を有するドレープであって、簡単に患者に装着することができ、患者に対する移動を適切に防止でき、さらには患者に不快感を与えないドレープを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような課題を解決するための本発明の第1の手段は、施術の際に患者を覆うドレープであって、表面と裏面とを有するシート状のドレープ本体と、このドレープ本体に形成される開口部と、ドレープ本体の裏面であって、開口部を患者の手術野に位置決めした場合に前記患者の耳に対応する位置に設けられる耳紐とを備える、ことを特徴とする。このような構成を採ることにより、ドレープで患者を覆う場合に、衛生マスクを装着するのと同様に、患者の耳に耳紐を掛ける。そして、ドレープ本体を広げて患者の顔や体を覆うが、耳紐によってドレープ本体が患者に対して移動しないので、開口部の位置が手術野に維持される。
【0010】
本発明の第2の手段は、上記第1の手段の構成に加えて、ドレープ本体の裏面に取り付けられるシート状の取付片を更に備え、耳紐の端部は取付片におけるドレープ本体に面する側に接合される、ことを特徴とする。このような構成を採ることにより、取付片がドレープ本体の裏面に溶着などの手法で取り付けられる。そして、取付片とドレープ本体の間で且つ取付片の表面に耳紐が接合される。このため、患者がドレープを装着した場合に、耳紐の端部は取付片に覆われて患者の顔(体)に直接接触せず、患者に不快感を及ぼすことが無い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
二部式袍
1か月前
個人
靴下
1か月前
個人
作業補助ミトン
16日前
株式会社聖
手足保護具
1か月前
個人
足首用サポーター
8日前
興和株式会社
マスク
5日前
個人
防水マスク
1か月前
個人
ワイヤー付き衣類
1か月前
個人
ヘアアクセサリー
1か月前
個人
気分コントロール支援装置
1か月前
個人
茶道稽古用エプロン
5日前
ハイドサイン株式会社
衣服
1か月前
個人
セパレート着物
1か月前
株式会社ベルエスプリ
衣服
1か月前
山田辰株式会社
作業服
8日前
株式会社アイリス
膝サポータ
1か月前
個人
女性用インナー
16日前
山真製鋸株式会社
冷却衣服
1か月前
山真製鋸株式会社
首冷却具
22日前
アーリアフレスカ株式会社
マスク
1日前
田村装備開発株式会社
護身用着衣
1か月前
イイダ靴下株式会社
下半身用衣服
16日前
イワツキ株式会社
医療用ガウン
1か月前
デサントジャパン株式会社
衣服
8日前
株式会社サンエス
冷却衣服
29日前
東洋紡エムシー株式会社
防護材料および防護衣
1か月前
有限会社OPTI
衣類
22日前
有限会社OPTI
衣類
22日前
株式会社ワコール
衣料用部材
1日前
ミドリ安全株式会社
被服
23日前
個人
ヘアエクステンション装着セット
16日前
キム,チョルホ
メガネ曇り防止マスク
1か月前
株式会社マキタ
衣服
1か月前
デサントジャパン株式会社
衣服のポケット
29日前
株式会社カネカ
人工毛髪及び人工毛髪の製造方法
2日前
デサントジャパン株式会社
運動用上衣の肩紐
9日前
続きを見る
他の特許を見る