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公開番号
2025021404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2024025302
出願日
2024-02-22
発明の名称
運動用上衣の肩紐
出願人
デサントジャパン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
7/00 20060101AFI20250205BHJP(衣類)
要約
【課題】肩紐によって身頃を適切に引き上げつつ、着用者の肩にかかる着圧を分散させることができる運動用上衣の肩紐を提供する。
【解決手段】競泳用水着1の肩紐31,41は、30%伸長時の伸長側応力が7.7N以上28N以下に設定されている肩紐31,41であって、肩紐31,41は、競泳用水着1の胴部2の前側および後ろ側に接続されると共に、肩紐31,41の幅方向の中心線を含む位置で中心線に沿って長手方向に延びる開口部35,45を有し、肩紐31,41の長手方向において、開口部35,45は、肩紐のうち開口されていない非開口部よりも長く、開口部35,45を挟んで幅方向内側に位置する内側部分と、外側に位置する外側部分とのそれぞれの幅は、肩紐31,41の幅の1/3以上1/2以下に設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
30%伸長時の伸長側応力が7.7N以上28N以下に設定されている肩紐であって、
前記肩紐は、競泳用水着の胴部の前側および後ろ側に接続されると共に、前記肩紐の幅方向の中心線を含む位置で前記中心線に沿って長手方向に延びる開口部を有し、
前記肩紐の長手方向において、前記開口部は、前記肩紐のうち開口されていない非開口部よりも長く、
前記開口部を挟んで幅方向内側に位置する内側部分と、外側に位置する外側部分とのそれぞれの幅は、前記肩紐の幅の1/3以上1/2以下に設定されている
運動用上衣の肩紐。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記肩紐の長手方向の長さに対する前記開口部が設けられている部分の長さは、50%以上93%以下に設定されている
請求項1に記載の運動用上衣の肩紐。
【請求項3】
前記開口部は、前記運動用上衣を平置き状態で、着用者の肩の頂部に対応する位置に設けられている
請求項1又は2に記載の運動用上衣の肩紐。
【請求項4】
前記開口部は、前記肩紐の長手方向に沿って断続的に設けられている
請求項1又は請求項2に記載の運動用上衣の肩紐。
【請求項5】
前記肩紐は、長手方向に延びるベース生地部と、前記ベース生地部に一体的に設けられていると共に前記ベース生地部に対向するように折り返された一対の折返片部とを有し、
前記ベース生地部と前記一対の折返片部との間で、少なくとも前記開口部の長手方向の開口端部に対応する位置に芯材が配置されている
請求項1又は請求項2に記載の運動用上衣の肩紐。
【請求項6】
前記肩紐の幅に対する前記芯材の幅は、45%以上98%以下に設定されている
請求項5に記載の運動用上衣の肩紐。
【請求項7】
前記開口部は、スリットで構成されている
請求項1又は請求項2に記載の運動用上衣の肩紐。
【請求項8】
前記開口部は、溶着された溶着断面を有する
請求項1又は請求項2に記載の運動用上衣の肩紐。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運動用上衣の肩紐に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、衣類のずり下がり防止のために衣料を保持する肩紐において、肩紐の幅方向中央よりも片側に偏在させて設けられた複数の穴を有する衣料用の肩紐が開示されている。これにより、肩紐の幅方向の中央よりも内側の緊締力(引張応力)を外側よりも低くすることで、肩紐の幅方向内側に位置する部分の着圧を低減させ、着用者の肩にかかる着圧の分散が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-138303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、運動用上衣としての競泳用水着は、一般的な水着ないし衣料よりも着圧が高いため、肩紐によって肩にかかる着圧も高まる傾向にある。したがって、特許文献1のように、肩紐の長さ方向に複数の穴を設けるだけでは、競泳用水着の肩紐の着圧を低減するための十分な効果が得られにくい。
【0005】
また、特許文献1のように肩紐の引張応力を落とすことは、肩紐による競泳用水着の胴部のずり下がりを防止するための引き上げ効果が低下する。そのため、大きな流水抵抗の要因となる首回りからの水の侵入を防ぐための肩紐による競泳用水着の胴部の引き上げ効果が得られにくい場合がある。
【0006】
本発明は、肩紐によって運動用上衣の胴部を適切に引き上げつつ、着用者の肩にかかる着圧を分散させることができる運動用上衣の肩紐を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
30%伸長時の伸長側応力が7.7N以上28N以下に設定されている肩紐であって、
前記肩紐は、運動用上衣の胴部の前側および後ろ側に接続されると共に、前記肩紐の幅方向の中心線を含む位置で前記中心線に沿って長手方向に延びる開口部を有し、
前記肩紐の長手方向において、前記開口部は、前記肩紐のうち開口されていない非開口部よりも長く、
前記開口部を挟んで幅方向内側に位置する内側部分と、外側に位置する外側部分とのそれぞれの幅は、前記肩紐の幅の1/3以上1/2以下に設定されている
運動用上衣の肩紐を提供する。
【0008】
本発明によれば、開口部が設けられている部分における肩紐は、所定の長さで幅方向の内側部分と外側部分とに分けられるので、非開口部に比べて、肩紐によって肩にかかっていた所定の着圧を、肩紐の内側部分と外側部分とに分散させやすい。また、内側部分と外側部分の幅が適切に設定されているので、肩紐全体の引張応力の低下も抑制できる。これにより、肩紐によって胴部を適切に引き上げつつ、着用者の肩にかかる着圧を分散させることができる。内側部分と外側部分の幅が肩紐の幅の1/3未満の場合、内側部分と外側部分の幅が狭くなりすぎて、面圧が高まりやすく、また、切れやすくなる等の製造上の不具合が生じる場合がある。内側部分と外側部分の幅が肩紐の幅の1/2を超過すると、内側部分と外側部分とが重複することになる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、肩紐によって胴部を適切に引き上げつつ、着用者の肩にかかる着圧を分散させることができる運動用上衣の肩紐を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る肩紐を備えた競泳用水着の正面図。
本発明に係る肩紐を備えた競泳用水着の背面図。
左肩紐の展開図。
右肩紐の展開図。
図3における矢印Vで示す部分を拡大して一部を断面表示した部分拡大図。
裏返した状態の競泳用水着の肩紐周辺部分を模式的に示す拡大背面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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