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公開番号
2025017193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120150
出願日
2023-07-24
発明の名称
撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250129BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ある認識対象の認識処理を行った後に、他の認識対象の認識処理を迅速に行うことができるようにする。
【解決手段】撮像装置は、第1の領域を撮影可能な第1の撮像部と、撮影方向を変更制御することにより前記第1の領域を含む第2の領域を撮影可能な第2の撮像部と、前記第1の撮像部により取得された第1の画像内から検出対象を検出する検出手段と、前記第2の撮像部の撮影方向を変更することにより、前記第2の撮像部が前記検出手段により検出された検出対象を追尾するように前記第2の撮像部を制御する制御手段と、前記第2の撮像部により取得された第2の画像内において第1の認識対象の認識処理を行う第1の認識手段と、前記第1の認識対象の認識処理の結果に応じて、認識対象を前記第1の認識対象から第2の認識対象に切り替え、前記第2の画像内において前記第1の認識対象とは異なる前記第2の認識対象の認識処理を行う第2の認識手段を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の領域を撮影可能な第1の撮像部と、
撮影方向を変更制御することにより前記第1の領域を含む第2の領域を撮影可能な第2の撮像部と、
前記第1の撮像部により取得された第1の画像内から検出対象を検出する検出手段と、
前記第2の撮像部の撮影方向を変更することにより、前記第2の撮像部が前記検出手段により検出された検出対象を追尾するように前記第2の撮像部を制御する制御手段と、
前記第2の撮像部により取得された第2の画像内において第1の認識対象の認識処理を行う第1の認識手段と、
前記第1の認識対象の認識処理の結果に応じて、認識対象を前記第1の認識対象から第2の認識対象に切り替え、前記第2の画像内において前記第1の認識対象とは異なる前記第2の認識対象の認識処理を行う第2の認識手段と
を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1の認識手段は、前記第1の認識対象に関する情報と記憶部に記憶されている情報とを照合し、
前記第2の認識手段は、前記第1の認識手段の照合の結果に応じて、認識対象を前記第1の認識対象から第2の認識対象に切り替え、前記第2の画像内において前記第2の認識対象の認識処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第2の認識手段は、前記第2の認識対象に関する情報と記憶部に記憶されている情報とを照合し、
前記制御手段は、前記第2の認識手段の照合の結果に応じて、前記追尾を継続又は終了するように前記第2の撮像部を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の認識手段は、前記第1の認識対象に関する情報と記憶部に記憶されている情報とを照合し、
前記第2の認識手段は、前記第1の認識手段の照合の結果に応じて、認識対象を前記第1の認識対象から第2の認識対象に切り替え、前記第2の画像内において前記第2の認識対象の認識処理を行い、前記第2の認識対象に関する情報と記憶部に記憶されている情報とを照合し、
前記制御手段は、前記第2の認識手段の照合の結果に応じて、前記追尾を継続又は終了するように前記第2の撮像部を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の認識対象と前記第2の認識対象は、それぞれ、車両のナンバー、又は、人物あることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記検出対象は、車両であり、
前記第1の認識対象は、車両のナンバーであり、
前記第1の認識手段は、前記ナンバーが登録ナンバーであるか否かを照合し、
前記第2の認識手段は、前記ナンバーが登録ナンバーである場合、又は、前記ナンバーを認識できない場合、認識対象を前記ナンバーから第2の認識対象に切り替え、前記第2の画像内において前記第2の認識対象の認識処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1の認識手段は、ナンバープレート領域において前記ナンバーの認識処理を行い、前記ナンバープレート領域で前記ナンバーを認識できない場合には、前記ナンバープレート領域よりも広い領域で前記ナンバーの認識処理を行い、
前記第2の認識手段は、前記広い領域でも前記ナンバーを認識できない場合、認識対象を前記ナンバーから第2の認識対象に切り替え、前記第2の画像内において前記第2の認識対象の認識処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の認識対象は、人物であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第2の認識手段は、車両のフロントガラス領域又は車両の扉の出入口の領域において前記人物の認識処理を行うことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第2の認識手段は、前記人物が記憶部に記憶されている登録人物であるか否かを照合し、
前記制御手段は、前記人物が登録人物である場合には、前記追尾を終了し、前記人物が登録人物でない場合には、前記追尾を継続するように前記第2の撮像部を制御することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インターネットやイントラネットの普及と、高速化によって、ネットワークを利用した動画像や音声の配信が行われている。また、その技術を利用し、撮影した映像や音声を蓄積サーバに保存し管理を行うネットワークカメラも普及しつつある。
【0003】
ネットワークカメラの中には、広い範囲を撮影可能とする広角レンズを利用して撮影する固定画角カメラ(以下、広域カメラ)で広域監視を行い、撮影範囲内で発生している事象を把握するカメラが知られている。
【0004】
また、パンニング(水平方向)やチルティング(垂直方向)、ズーミングなどの駆動機能を備え、狭角で且つ詳細な画像を撮影するネットワークカメラ(以下、PTZカメラ)もある。特にパンニングに関しては、360°回転して撮影することが可能なものもあり、詳細に撮影できる箇所が広いカメラも知られている。そして、これらの異なる用途で用いられる2種類のカメラを一体化させた装置も知られている。
【0005】
以降、パンニング、チルティング、ズーミングは、それぞれ、単に、パン、チルト、ズームと称する。広域カメラとPTZカメラを一体にした撮像装置では、広域カメラにて広範囲の撮影を行い、注意すべき領域を発見したら、PTZカメラにて詳細を撮影する使用が考えられる。
【0006】
また、ネットワークカメラでは、撮影している撮影画像をフレーム間で比較して、動きや変化のある領域を検出する動体検出機能や、検出した動きに合わせて被写体が撮影画角の中心となるようカメラを制御する追跡機能などが知られている。さらに、データベースとして保存されている情報と、検出した被写体の特徴点を解析した結果を比較して認識作業を行う認識機能も知られている。
【0007】
特許文献1には、広範囲を撮影できる広域カメラで動体を検出し、検出した被写体をPTZカメラによって対象被写体であるかを認識する認識処理を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-186727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術では、広域カメラでの検出結果を用いて、PTZカメラで認識処理を行っているが、さらに別の認識処理を行いたい場合への対応には至っていない。そのため、PTZカメラでさらに別の認識処理を行うためには、設定をし直す必要があり、時間がかかってしまう。
【0010】
本開示の目的は、ある認識対象の認識処理を行った後に、他の認識対象の認識処理を迅速に行うことができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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