TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025016687
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024193284,2021034620
出願日
2024-11-01,2021-03-04
発明の名称
媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
出願人
株式会社PFU
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
7/12 20060101AFI20250128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】媒体の搬送異常が発生したか否かをより精度良く判定することが可能な媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】媒体搬送装置は、媒体を搬送する搬送部と、重なり検出センサと、重なり検出センサの検出出力に基づいて、搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、重なり検出部の検出結果に基づいて、重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出する算出部と、重なり検出長さに基づいて、重送が発生したか否かを判定する重送判定部と、重送判定部の判定結果に基づいて、重送による異常処理を実行する制御部と、を有し、算出部は、重なり検出長さを算出する上で、一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内の場合、当該一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所とは連続していると判断する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を搬送する搬送部と、
重なり検出センサと、
前記重なり検出センサの検出出力に基づいて、前記搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、
前記重なり検出部の検出結果に基づいて、前記重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出する算出部と、
前記重なり検出長さに基づいて、異常処理を実行する制御部と、
を有し、
前記算出部は、前記重なり検出長さを算出する上で、第1の重なり検出箇所と第2の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内である場合は、前記第1の重なり検出箇所と前記第2の重なり検出箇所の間に重なりが発生していないと判定された箇所が存在する場合であっても、前記第1の重なり検出箇所と前記第2の重なり検出箇所とは連続していると判断する、ことを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記算出部は、媒体の搬送方向に沿って、媒体の搬送方向と直交する方向に沿って、又は、媒体の搬送方向及び媒体の搬送方向と直交する方向の両方向に沿って、前記重なり検出長さを算出する、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記重なり検出長さが複数算出された場合、複数の当該重なり検出長さの平均値、最大値、最小値、又は、中央値に基づいて異常処理を実行する、請求項1又は2に記載の媒体搬送装置。
【請求項4】
前記重なり検出センサは、媒体を透過した超音波の透過強度を検出する超音波センサであり、
前記重なり検出部は、前記超音波センサが検出した透過強度と所定の閾値とを比較して前記重なり検出箇所を検出する、請求項1~3の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
【請求項5】
前記重なり検出センサは、媒体が搬送される搬送方向と直交する方向に沿って複数配置されている、請求項1~4の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
【請求項6】
前記重なり検出部は、所定の周期で、前記重なり検出箇所が存在するか否かを検出する、請求項1~5の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
【請求項7】
前記重なり検出長さに基づいて、重送が発生したか否かを判定する重送判定部をさらに有し、
前記制御部は、前記重送判定部の判定結果に基づいて、重送による異常処理を実行する、請求項1~6の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
【請求項8】
媒体を搬送する搬送部と、重なり検出センサと、前記重なり検出センサの検出出力に基づいて、前記搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、を有する媒体搬送装置の制御方法であって、
前記重なり検出部の検出結果に基づいて、前記重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出し、
前記重なり検出長さに基づいて、異常処理を実行することを含み、
前記重なり検出長さを算出する上で、第1の重なり検出箇所と第2の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内である場合は、前記第1の重なり検出箇所と前記第2の重なり検出箇所の間に重なりが発生していないと判定された箇所が存在する場合であっても、前記第1の重なり検出箇所と前記第2の重なり検出箇所とは連続していると判断する、
ことを特徴とする媒体搬送装置の制御方法。
【請求項9】
媒体を搬送する搬送部と、重なり検出センサと、前記重なり検出センサの検出出力に基づいて、前記搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、
前記重なり検出部の検出結果に基づいて、前記重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出し、
前記重なり検出長さに基づいて、異常処理を実行することを前記媒体搬送装置に実行させ、
前記重なり検出長さを算出する上で、第1の重なり検出箇所と第2の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内である場合は、前記第1の重なり検出箇所と前記第2の重なり検出箇所の間に重なりが発生していないと判定された箇所が存在する場合であっても、前記第1の重なり検出箇所と前記第2の重なり検出箇所とは連続していると判断する、
ことを特徴とする媒体搬送装置の制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムに関し、特に、媒体の重送が発生したか否かを判定する媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、スキャナ等の媒体搬送装置は、複数の媒体が重なって搬送される重送が発生したか否かを検出し、重送が発生した際には媒体の搬送を自動的に停止する機能を有している。
【0003】
例えば、搬送されるシートの複数の箇所において受信した超音波信号の信号強度の集合からばらつきを表す指標を算出し、この指標が所定の設定値(閾値)より大きい場合にシートが重送されていると判定する重送検知装置が開示されている(特許文献1を参照)。
【0004】
また、搬送手段により搬送されるシートに向けて信号を発信する発信手段と、シートを透過した信号を受信して、受信した信号の強度に応じた出力信号を出力する受信手段とを有する、シート給送装置が開示されている(特許文献2を参照)。このシート給送装置は、積載手段に積載されたシートが特定の種類であるときに、1枚のシートに対して取得する複数の出力信号の所定の値及びばらつき幅に応じて、搬送手段により搬送されるシートの重送を検知する。更に、原稿1枚毎において、重送を判定する長さが所定の長さよりも短い場合は、重送検出を禁止することで、貼付物がある原稿に対する誤検知を防止する重送検知装置が開示されている(特許文献3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-147659号公報
特開2018-95424号公報
特開平07-291485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
媒体搬送装置では、媒体の重送が発生したか否かをより精度良く判定できることが望まれている。
【0007】
本発明の目的は、媒体の重送が発生したか否かをより精度良く判定することが可能な媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面に係る媒体搬送装置は、媒体を搬送する搬送部と、重なり検出センサと、重なり検出センサの検出出力に基づいて、搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、重なり検出部の検出結果に基づいて、重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出する算出部と、重なり検出長さに基づいて、重送が発生したか否かを判定する重送判定部と、重送判定部の判定結果に基づいて、重送による異常処理を実行する制御部と、を有し、算出部は、重なり検出長さを算出する上で、一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内の場合、当該一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所とは連続していると判断する。
【0009】
また、本発明の一側面に係る制御方法は、媒体を搬送する搬送部と、重なり検出センサと、重なり検出センサの検出出力に基づいて、搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、を有する媒体搬送装置の制御方法であって、重なり検出部の検出結果に基づいて、重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出し、重なり検出長さに基づいて、重送が発生したか否かを判定し、重送が発生したか否かの判定結果に基づいて、重送による異常処理を実行することを含み、重なり検出長さを算出する上で、一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内の場合、当該一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所とは連続していると判断する。
【0010】
また、本発明の一側面に係る制御プログラムは、媒体を搬送する搬送部と、重なり検出センサと、重なり検出センサの検出出力に基づいて、搬送部によって搬送される媒体について、媒体上で重なりが発生していると見なせる重なり検出箇所を検出する重なり検出部と、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、重なり検出部の検出結果に基づいて、重なり検出箇所が連続している重なり検出長さを算出し、重なり検出長さに基づいて、重送が発生したか否かを判定し、重送が発生したか否かの判定結果に基づいて、重送による異常処理を実行することを媒体搬送装置に実行させ、重なり検出長さを算出する上で、一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所との間の距離が所定距離以内の場合、当該一つの重なり検出箇所と他の重なり検出箇所とは連続していると判断する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社PFU
媒体搬送装置
24日前
株式会社PFU
媒体搬送装置
3日前
株式会社PFU
媒体排出装置
4日前
株式会社PFU
媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
6日前
個人
箱
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
容器
24日前
個人
物品収納具
7か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
パウチ補助具
3か月前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
開封用カッター
10か月前
個人
圧縮収納袋
4か月前
株式会社和気
包装用箱
11日前
個人
ゴミ処理機
18日前
株式会社新弘
容器
3か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
三甲株式会社
蓋体
26日前
個人
粘着テープ剥がし具
5か月前
個人
包装箱
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
6か月前
個人
塗料容器用蓋
4か月前
個人
チャック付き保存袋
9か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
株式会社デュプロ
包装装置
3か月前
株式会社シプソル
梱包装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る