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公開番号2025016672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024192753,2023538321
出願日2024-11-01,2022-06-13
発明の名称ロータ及びモータ
出願人川崎重工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 1/276 20220101AFI20250128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータのトルクを確保しつつ、磁極部の不可逆減磁を生じ難くするロータを提供する。
【解決手段】ロータは、回転軸回りに回転するロータ本体2と、ロータ本体2に配列された複数の磁極部4とを備える。磁極部4は、第1磁石41と、回転軸を中心とする径方向において第1磁石41の内側に配置された第2磁石42とを含む。ロータ本体2には、第1磁石41が配置される第1配置孔21と、第2磁石42が配置される第2配置孔22とが形成されている。ロータ本体2は、第2配置孔22を分割する分割壁29を有する。第1配置孔21は、分割されていない1つの孔である。ロータ本体2の外周面のうち磁極部4のd軸との交点を基準点Pとしたとき、第1磁石41のうち基準点Pと分割壁29との間に位置する部分の磁化方向の寸法t1aは、第1磁石41のうち他の部分の磁化方向の寸法t1bよりも大きい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸回りに回転するロータ本体と、
前記ロータ本体において前記回転軸を中心とする周方向に配列され、前記周方向において交互に異なる磁極を形成する複数の磁極部とを備え、
前記磁極部は、第1磁石と、前記回転軸を中心とする径方向において前記第1磁石の内側に配置された第2磁石とを含み、
前記ロータ本体には、前記第1磁石が配置される第1配置孔と、前記第2磁石が配置される第2配置孔とが形成されており、
前記ロータ本体は、前記第2配置孔の前記第1磁石側に位置する部分と前記第2配置孔の前記第1磁石とは反対側に位置する部分とを連結して前記第2配置孔を分割する分割壁を有し、
前記第1配置孔は、分割されていない1つの孔であり、
前記ロータ本体の外周面のうち前記磁極部のd軸との交点を基準点としたとき、前記第1磁石のうち前記基準点と前記分割壁との間に位置する部分の磁化方向の寸法は、前記第1磁石のうち他の部分の磁化方向の寸法よりも大きいロータ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載のロータにおいて、
前記第1磁石のうち前記基準点と前記分割壁との間に位置する部分に、前記基準点の方又は前記分割壁の方へ突出した突部が形成されているロータ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のロータにおいて、
前記第1磁石は、前記回転軸に直交する断面において所定の第1基準線に沿って延びる形状をし、
前記第2磁石は、前記回転軸に直交する断面において所定の第2基準線に沿って延びる形状をし、
前記分割壁は、前記第2基準線の延びる方向において離間した第1分割壁及び第2分割壁を含み、
前記第1分割壁及び前記第2分割壁のそれぞれは、前記第2配置孔の前記第1磁石側に位置する部分と前記第2配置孔の前記第1磁石とは反対側に位置する部分とを連結し、
前記第1磁石のうち前記基準点と前記第1分割壁との間に位置する部分の磁化方向の寸法及び前記基準点と前記第2分割壁との間に位置する部分の磁化方向の寸法のそれぞれは、前記第1磁石のうち他の部分の磁化方向の寸法よりも大きいロータ。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のロータにおいて、
前記第2磁石の磁化方向の寸法の平均値は、前記第1磁石の磁化方向の寸法の平均値よりも大きいロータ。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のロータにおいて、
前記ロータ本体において前記第2磁石よりも径方向の内側又は前記周方向に隣り合う前記磁極部の互いの前記第2磁石の間に設けられ、前記分割壁を通過する磁束の量を増加させる補助磁石をさらに備えているロータ。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のロータと、
前記ロータを駆動するステータとを備えたモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、ロータ及びモータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータが開示されている。モータは、ロータと、ステータとを備えている。ロータは埋込磁石型であり、ロータコアと、ロータコアに設けられた複数の磁極部とを備えている。磁極部は、ロータコアの径方向に並ぶ2つ磁石を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-41530号公報
【発明の概要】
【0004】
ところで、特許文献1に開示されたロータにあっては、ステータにより形成される回転磁界等の反磁界に起因して、磁極部の不可逆減磁を起こす可能性が高い。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、モータのトルクを確保しつつ、磁極部の不可逆減磁を生じ難くすることにある。
【0006】
ここに開示されたロータは、回転軸回りに回転するロータ本体と、前記ロータ本体において前記回転軸を中心とする周方向に配列され、前記周方向において交互に異なる磁極を形成する複数の磁極部とを備え、前記磁極部は、第1磁石と、前記回転軸を中心とする径方向において前記第1磁石の内側に配置された第2磁石とを含み、前記ロータ本体には、前記第1磁石が配置される第1配置孔と、前記第2磁石が配置される第2配置孔とが形成されており、前記ロータ本体は、前記第2配置孔の前記第1磁石側に位置する部分と前記第2配置孔の前記第1磁石とは反対側に位置する部分とを連結して前記第2配置孔を分割する分割壁を有し、前記第1配置孔は、分割されていない1つの孔であり、前記ロータ本体の外周面のうち前記磁極部のd軸との交点を基準点としたとき、前記第1磁石のうち前記基準点と前記分割壁との間に位置する部分の磁化方向の寸法は、前記第1磁石のうちの他の部分の磁化方向の寸法よりも大きい。
【0007】
ここに開示されたモータは、前記ロータと、前記ロータを駆動するステータとを備えている。
【0008】
前記ロータは、モータのトルクを確保しつつ、磁極部の不可逆減磁を生じ難くすることができる。
【0009】
前記モータは、トルクを確保しつつ、磁極部の不可逆減磁を生じ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、モータの断面図である。
図2は、モータの拡大断面図である。
図3は、ロータの拡大断面図である。
図4は、ロータの拡大断面を示した説明図である。
図5は、変形例1のモータの拡大断面図である。
図6は、変形例2のモータの拡大断面図である。
図7は、変形例3のモータの拡大断面図である。
図8は、変形例4のモータの拡大断面図である。
図9は、変形例5のモータの拡大断面図である。
図10は、変形例6のモータの拡大断面図である。
図11は、変形例7のモータの拡大断面図である。
図12は、変形例8のモータの拡大断面図である。
図13は、変形例9のモータの拡大断面図である。
図14は、変形例10のモータの拡大断面図である。
図15は、変形例11のモータの拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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