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公開番号
2025015809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024202670,2023220137
出願日
2024-11-20,2021-02-08
発明の名称
支援装置、支援システム、支援方法及びプログラム
出願人
東日本メディコム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250123BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】薬剤師の業務をより適切に支援すること。
【解決手段】支援サーバ30は、対象情報取得部254と、指導内容推論部256と、候補情報生成部257と、を備える。対象情報取得部254は、患者に対する薬学的な指導において考慮の対象となる対象情報を取得する。指導内容推論部256は、対象情報取得部254が取得した対象情報に基づいて、患者に対する薬学的な指導の指導内容を推論する。候補情報生成部257は、指導内容推論部256が推論した指導内容に基づいて、患者に対する薬学的な指導の薬歴に含ませる候補となる候補情報を生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象となる対象情報を取得する対象情報取得手段と、
前記対象情報取得手段が取得した対象情報に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導の指導内容を推論する指導内容推論手段と、
前記指導内容推論手段が推論した指導内容に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導の薬歴に含ませる候補となる候補情報を生成する候補情報生成手段と、
を備えることを特徴とする支援装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記候補情報生成手段が生成した候補情報を、前記患者に対する薬学的な指導の管理者に対して提示するための制御を行う提示制御手段と、
前記候補情報の提示を受けた前記管理者が承認した前記候補情報を、前記患者に対する薬学的な指導の薬歴の登録対象とする薬歴登録手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
【請求項3】
前記候補情報は、少なくとも前記患者に対する薬学的な指導に対応する服薬指導文を含み、
前記管理者による承認は、前記候補情報に含まれる服薬指導文からの、承認対象とする服薬指導文の選択を伴うことを特徴とする請求項2に記載の支援装置。
【請求項4】
前記提示制御手段は、前記候補情報を提示するための制御において、前記管理者が前記候補情報を承認する際に留意するべき内容が含まれる場合は、当該候補情報を、他の候補情報とは異なる態様で提示するための制御を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の支援装置。
【請求項5】
前記提示制御手段は、前記候補情報を提示するための制御において、複数の前記患者に対する薬学的な指導それぞれに対応する、複数の候補情報それぞれを提示するための制御を行い、
前記薬歴登録手段は、前記複数の候補情報の提示を受けた前記管理者が一括承認した前記複数の候補情報のそれぞれを、前記患者に対する薬学的な指導の薬歴の登録対象とする、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の支援装置。
【請求項6】
前記指導内容推論手段は、前記候補情報の提示を受けた前記管理者の指示に基づいて、前記指導内容を推論する基準を変更する、
ことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の支援装置。
【請求項7】
前記対象情報取得手段は、前記患者に対する薬学的な指導の診療報酬に関する情報をさらに取得し、
前記指導内容推論手段は、前記対象情報取得手段が取得した対象情報に加えて、対象情報取得手段が取得した前記診療報酬に関する情報にも基づいて、前記患者に対する薬学的な指導における指導内容を推論する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の支援装置。
【請求項8】
前記対象情報取得手段によって取得された前記対象情報から、予め設定された抽出条件に基づいて特徴量を抽出する特徴量抽出手段をさらに備え、
前記指導内容推論手段は、少なくとも前記対象情報から抽出された前記特徴量に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導における指導内容を推論する、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の支援装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載の支援装置と、複数の薬局それぞれに対応した複数の薬局装置とを備えた支援システムであって、
前記支援装置と前記複数の薬局装置とは、少なくとも前記患者に対する薬学的な指導の薬歴を含む情報を、共通の仕様に準拠して共有することを特徴とする支援システム。
【請求項10】
情報処理装置が実行する支援方法であって、
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象となる対象情報を取得する対象情報取得ステップと、
前記対象情報取得ステップが取得した対象情報に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導の指導内容を推論する指導内容推論ステップと、
前記指導内容推論ステップが推論した指導内容に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導の薬歴に含ませる候補となる候補情報を生成する候補情報生成ステップと、
を含むことを特徴とする支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支援装置、支援システム、支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、薬局における薬剤師の業務を支援する情報処理技術が知られている。
例えば、特許文献1には、患者の薬歴のデータをデータベースによって管理し、患者に対する調剤業務を行う際に、データベースを参照して、薬歴等に基づく服薬指導を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-122253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、データベースを適切に運用するためには、薬剤師が、実際に行った服薬指導の内容に基づいた薬歴に関するデータを、逐次データベースに入力する必要がある。この薬歴に関するデータの入力作業は煩雑であり、薬剤師にとってみれば多大な労力を要する。そこで、このような労力を軽減するために、薬剤師の業務をより適切に支援することが望まれる。
【0005】
本発明の課題は、薬剤師の業務をより適切に支援することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様の支援装置は、
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象となる対象情報を取得する対象情報取得手段と、
前記対象情報取得手段が取得した対象情報に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導の指導内容を推論する指導内容推論手段と、
前記指導内容推論手段が推論した指導内容に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導の薬歴に含ませる候補となる候補情報を生成する候補情報生成手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、薬剤師の業務をより適切に支援することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る支援システムが、患者に対する薬学的な指導(服薬指導)における薬歴(服薬指導歴)へのデータ登録を支援する処理の概要を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る支援システム1のシステム構成を示す図である。
各装置を構成する情報処理装置800のハードウェア構成を示す図である。
端末装置10の機能的構成を示すブロック図である。
服薬指導選択画面の一例を示す模式図である。
アンケート表示画面の一例を示す模式図である。
問診表示画面の一例を示す模式図である。
服薬指導選択画面の一例を示す模式図である。
承認受付画面の一例を示す模式図である。
承認受付画面の他の例を示す模式図である。
薬局用コンピュータ20の機能的構成を示すブロック図である。
支援サーバ30の機能的構成を示すブロック図である。
候補情報DB277に記憶されている候補情報に関するデータのうち、服薬指導文に関するデータを示す模式図である。
端末装置10が実行する対象情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
薬局用コンピュータ20が実行する情報管理処理の流れを示すフローチャートである。
支援サーバ30が実行する薬歴登録支援処理の流れを示すフローチャートである。
薬歴登録支援機能を備えるスタンドアローン型の情報処理装置800の機能的構成を示すブロック図である。
支援サーバ30が実行する薬歴登録支援処理の変形例における流れを示すフローチャートである。
端末装置10や支援サーバ30において表示される服薬指導選択画面60の一例を示す模式図である。
端末装置10や支援サーバ30において表示される指導ホーム画面70の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
[処理概要]
図1は、本発明の実施形態に係る支援システムが、患者に対する薬学的な指導(服薬指導)における薬歴(服薬指導歴)へのデータ登録を支援する処理の概要を示す模式図である。
図1に示すように、支援システムは、薬局に来局した患者に対して発行された処方箋のデータ、及び患者が回答したアンケート結果のデータといった、服薬指導において考慮の対象となる情報(以下、「対象情報」と称する。)を基に、AI(Artificial Intelligence)によって服薬指導内容を推論する。また、支援システムは、推論した服薬指導内容を基に、薬歴に含ませる候補となる候補情報(例えば、推論した服薬指導内容に対応する服薬指導文)を生成する。さらに、支援システムは、生成した候補情報を、服薬指導の管理者である薬剤師に対して提示(例えば、表示や音の出力)する。そして、支援システムは、薬剤師から候補情報の登録についての承認を受け付け、承認された候補情報を薬歴に登録する。
(【0011】以降は省略されています)
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