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公開番号
2025015366
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023128882
出願日
2023-07-20
発明の名称
ロールシートホルダー
出願人
有限会社プラド
代理人
主分類
A47K
10/34 20060101AFI20250123BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】小型化できない、未使用ロールの替え作業が手間取ったり不完全となったりする、意図しない極端に短い引き出し量でシートが切断されてしまう、といった課題を解決したロールシートホルダーを提供する。
【解決手段】本発明のロールシートホルダー1は、ロール芯の内周面と接触する軸部3と、軸部3に一体的に設けられた板体4と、板体4に形成された螺旋溝4Aと、板体4の螺旋溝4Aに案内される移動杆5と、移動杆5に設けられ、螺旋溝4Aに嵌合する嵌合部5Aと、移動杆5の一部と当接する当接部4Bと、を有する。
【効果】シートの引き出しによって案内溝により案内されて移動した移動杆が、当接部に当接するとロールシート回転が禁止され、シートがそこで切断される。シートの切断後、改めてシートを引き出すには「手間」を要するので、意図しない又はいたずらによる引き出しを確実に抑制できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ロールシートにおけるロール芯内に挿入され、該ロール芯の内周面と接触する軸部と、この軸部の挿入側と反対側の端部に一体的に設けられた板体と、この板体の面に形成された螺旋溝と、前記板体の前記螺旋溝が形成された側に設けられた移動杆と、この移動杆に設けられ、前記螺旋溝に嵌合する嵌合部と、前記移動杆の一部と当接する当接部と、を有したロールシートホルダー。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記ロールシートのシートの引き出しにより付勢力を蓄積し、シートが切断されると蓄積された付勢力を解放して前記移動杆を移動前の位置に戻すばねを設けた請求項1記載のロールシートホルダー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばトイレットペーパーなどのように、巻物状に巻かれたシートを引き出して使用する際に、使用感を損なうことなく、意図しない又は無制限な引き出しを防止することができるロールシートホルダーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
巻物状に巻かれたシート(以下、本願では「ロールシート」という)として、代表的なものとしてはいわゆるトイレットペーパーがあるが、こうしたロールシートは、ロール終端まで際限なく自分の好みの長さでシートを引き出すことができる。
【0003】
昨今のトイレットペーパーには、周方向の所定長さ単位でその幅方向にミシン目が形成されており、所定の周方向長さで容易にしかも直線状に切断できるように工夫されている。しかしミシン目は周方向長さにおける目安という位置づけに過ぎず、やはりロール終端まで際限なく引き出すことができてしまう。
【0004】
そこで、従来、例えば特許文献1,2には、トイレットペーパーにおけるロール終端まで際限なく引き出すことを防止する技術が提案されている。特許文献1(特開2002-336159号公報)には、トイレットペーパーの引き出しにより一方向へ回転するトイレットペーパーへ圧接する摩擦ロールと、摩擦ロールの駆動力で回転する一方向回転プレートと、一方向回転プレートのギヤ軸に軸支される反転プレートと、一方向回転プレート及び反転プレートの円周の一部に設けた係止段部に係脱自在に係止するストッパー爪片と、一方向回転プレートと反転プレートを同一方向へ回転させる同時回転用ボスと、同時回転用ボスに係脱自在に係止する反転用爪片と、反転用爪片が係止して反転プレートを反転させ摩擦ロールの回転を抑止する反転開始位置決め爪と、前記ギヤ軸に軸支され且つ、回転内輪に固定外輪を、その周面間に隙間を設けて被せると共に、隙間に粘稠性液体を封入した減速装置とから構成されたトイレットペーパーの適量供給装置(ロールシートホルダー)が提案されている。
【0005】
特許文献2(特開2022-104119号公報)には、長尺状の本体部と、前記本体部の一端部に設けられ、当該一端部から所定方向に差し出された第一の杆部と、前記本体部における、前記一端部を基準にして他端部側に設けられ、前記第一の杆部と同じ側、かつ平行に差し出された第二の杆部と、前記第一の杆部と前記第二の杆部とのうち少なくともいずれか一方を前記本体部の長尺方向に沿って移動自在とする移動機構と、前記第一の杆部と前記第二の杆部とのうち、前記移動機構により移動自在な杆部を他方の杆部に接近させる挟圧手段と、を備え、前記第一の杆部及び前記第二の杆部のうち少なくともいずれか一方が、前記トイレットペーパーの空隙状の芯部に差し入れられ、他方が当該トイレットペーパーの外周部に当接して、前記挟圧手段により当該トイレットペーパーが厚み方向に前記第一の杆部と前記第二の杆部とによって挟圧された構成のトイレットペーパーの引き出し防止具(ロールシートホルダー)が提案されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1,2における構成では、いずれもシートが巻装されたロール外周面に常に該ロールの使用に連動して回転するローラ(以下、「連動ローラ」という)が当接しているから、例えば、シートの引き出し初期のロール巻装径から引き出し終期のロール巻装径まで、つまり大径から小径に至る連動ローラの移動ストロークを確保するために構造を大きくしなければならない(小型化できない)といった問題がある。
【0007】
また、特許文献1,2は、使用済みロールを取り外して、未使用ロールを付け替えるには連動ローラを初期のロール巻装径(大径)位置に退避させる必要があるが、このとき、連動ローラの小径方向への押圧が未使用ロールを付け替える際の抵抗となって付け替え作業が手間取ったり、不完全となったりしていた。
【0008】
さらに、特許文献1,2は、連動ローラとロール最外周にあるシートとの摩擦、上記連動ローラの小径方向への押圧、さらにはシートのミシン目、これらのバランスが悪いと意図しない極端に短い引き出し量で(ミシン目により)シートが切断されてしまうといった問題があると共にバランス調整が困難であるほか、連動ローラとロール最外周にあるシートとが直接接触しているので、昨今の敏感となった衛生管理上、好ましくないという不具合も生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2002-336159号公報
特開2022-104119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
解決しようとする問題は、シートが巻装されたロール外周面に常に該ロールの使用に連動して回転する連動ローラが当接している従来構成は、構造を小型化できない、また、未使用ロールを付け替える際に付け替え作業が手間取ったり、不完全となったりする、さらに、意図しない極端に短い引き出し量で(ミシン目により)シートが切断されてしまう、また、衛生管理上、好ましくない、といった点である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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