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公開番号
2025015255
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118553
出願日
2023-07-20
発明の名称
表示装置及び表示装置の製造方法
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
59/122 20230101AFI20250123BHJP()
要約
【課題】 表示品位の低下を抑制する。
【解決手段】 一実施形態によれば、表示装置は、基板と、前記基板の上方に配置された絶縁層と、前記絶縁層の上に配置され、互いに離れている第1下電極及び第2下電極と、前記第1下電極及び第2下電極の上に配置された第1共通層と、前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第1下電極に重畳する第1発光層と、前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第2下電極に重畳し、前記第1発光層から離れており、前記第1発光層とは異なる材料で形成されている第2発光層と、前記第1発光層と前記第2発光層との間の前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第1発光層及び前記第2発光層をそれぞれ囲むバリア層と、前記第1発光層、前記第2発光層、及び、前記バリア層の上に配置された第2共通層と、前記第2共通層の上に配置された上電極と、を備えている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置された絶縁層と、
前記絶縁層の上に配置され、互いに離れている第1下電極及び第2下電極と、
前記第1下電極及び第2下電極の上に配置された第1共通層と、
前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第1下電極に重畳する第1発光層と、
前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第2下電極に重畳し、前記第1発光層から離れており、前記第1発光層とは異なる材料で形成されている第2発光層と、
前記第1発光層と前記第2発光層との間の前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第1発光層及び前記第2発光層をそれぞれ囲むバリア層と、
前記第1発光層、前記第2発光層、及び、前記バリア層の上に配置された第2共通層と、
前記第2共通層の上に配置された上電極と、
を備える表示装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記バリア層は、量子ドットを含む材料で形成されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記バリア層は、間接遷移材料を含む材料で形成されている、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記間接遷移材料は、シリコンを含む、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記バリア層の正孔注入障壁は、前記第1発光層及び前記第2発光層のそれぞれの正孔注入障壁よりも大きい、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記バリア層の厚さは、前記第1発光層及び前記第2発光層のそれぞれの厚さと同等である、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1共通層は、正孔注入層、正孔輸送層、及び、電子ブロック層を含み、
前記第2共通層は、正孔ブロック層、電子輸送層、及び、電子注入層を含む、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
さらに、前記絶縁層の上に配置され、平面視において前記第1下電極に重畳する第1開口と、前記第2下電極に重畳する第2開口とを有するリブを備え、
前記第1共通層は、前記リブの上に配置され、
前記バリア層は、前記リブの直上に位置している、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
平面視において、前記第1開口の面積は、前記第2開口の面積と異なる、
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1発光層は、赤色又は緑色の光を放つ材料で形成され、
前記第2発光層は、青色の光を放つ材料で形成される、
請求項8に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)や、量子ドット発光ダイオード(QLED)などを適用した表示装置が提案されている。これらの表示素子は、複数の画素に亘って形成される共通層を備えている。共通層は、正孔輸送層などの機能層を含む。
【0003】
しかしながら、互いに異なる色に発光する表示素子が隣接する表示装置の構成においては、発光した表示素子から隣接する表示素子に、共通層を介してキャリア(例えば正孔)が流れることがある。これにより、意図しない隣接の表示素子が発光するのに起因して、表示装置における表示品位の低下を招くおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-12366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置及び表示装置の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態によれば、表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された絶縁層と、前記絶縁層の上に配置され、互いに離れている第1下電極及び第2下電極と、前記第1下電極及び第2下電極の上に配置された第1共通層と、前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第1下電極に重畳する第1発光層と、前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第2下電極に重畳し、前記第1発光層から離れており、前記第1発光層とは異なる材料で形成されている第2発光層と、前記第1発光層と前記第2発光層との間の前記第1共通層の上に配置され、平面視において前記第1発光層及び前記第2発光層をそれぞれ囲むバリア層と、前記第1発光層、前記第2発光層、及び、前記バリア層の上に配置された第2共通層と、前記第2共通層の上に配置された上電極と、を備えている。
【0007】
一実施形態によれば、表示装置の製造方法は、
基板の上方に絶縁層を形成し、前記絶縁層の上に、互いに離れた第1下電極及び第2下電極を形成し、前記絶縁層の上に、平面視において前記第1下電極に重畳する第1開口と、前記第2下電極に重畳する第2開口とを形成するリブを形成し、前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記リブの上に第1共通層を形成し、前記第1共通層の上に、平面視において前記第1下電極に重畳する第1発光層を形成し、前記第1共通層の上に、平面視において前記第2下電極に重畳し、前記第1発光層から離れ、前記第1発光層とは異なる材料で第2発光層を形成し、前記第1発光層と前記第2発光層との間の前記第1共通層の上に位置し、平面視において前記第1発光層及び前記第2発光層をそれぞれ囲むバリア層を形成し、前記第1発光層、前記第2発光層、及び、前記バリア層の上に第2共通層を形成し、前記第2共通層の上に上電極を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、表示装置の構成例を示す概略的な平面図である。
図2は、副画素のレイアウトの一例を示す図である。
図3は、図2のA-A線に沿う表示装置の概略的な断面図である。
図4は、表示素子の構成の一例を示す図である。
図5は、図3のB部の概略的な拡大図である。
図6は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図7は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図8は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図9は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図10は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図11は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図12は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図13は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図14は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図15は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図16は、表示装置の製造方法を説明するための図である。
図17は、表示装置の他の構成例を示す概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向Xと称し、Y軸に沿った方向を第2方向Yと称し、Z軸に沿った方向を第3方向Zと称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
(【0011】以降は省略されています)
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