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公開番号2025015162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118364
出願日2023-07-20
発明の名称回転機器
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類F04D 29/58 20060101AFI20250123BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】冷却性能を向上させながら、製造が容易な回転機器を提供する。
【解決手段】回転機器は、シャフトと、前記シャフトに固定されたインペラと、前記インペラを回転させるモータと、前記インペラと前記モータを収容するケーシングと、を備える。前記ケーシングは、流体の吸込口と吐出口とを有する。前記インペラの径方向において、前記ケーシングとヒートシンクが隣接している。前記ヒートシンクは、前記吐出口に隣接する第1部分と、前記吐出口の内部に配置された第2部分と、を有する。前記第1部分にはヒートパイプが接触している。前記インペラの軸方向において、前記第2部分は、前記ケーシングと接触している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトに固定されたインペラと、
前記インペラを回転させるモータと、
前記インペラと前記モータを収容するケーシングと、を備え、
前記ケーシングは、流体の吸込口と吐出口とを有し、
前記インペラの径方向において、前記ケーシングとヒートシンクが隣接しており、
前記ヒートシンクは、前記吐出口に隣接する第1部分と、前記吐出口の内部に配置された第2部分と、を有し、
前記第1部分にはヒートパイプが接触しており、
前記インペラの軸方向において、前記第2部分は、前記ケーシングと接触している、
回転機器。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記インペラは、軸芯を中心に回転する複数の羽根を有し、
前記複数の羽根の前記軸方向の寸法よりも、前記第2部分の前記軸方向の寸法の方が大きい、
請求項1に記載の回転機器。
【請求項3】
前記第2部分の前記軸方向の寸法は、前記第1部分の前記軸方向の寸法よりも小さく、
前記第2部分の軸方向の一方を向く第1面と前記第1部分の軸方向一方を向く第1面との境界には段部が形成され、前記第2部分の軸方向の他方を向く第2面と前記第1部分の軸方向の他方を向く第2面との境界には段部が形成される、
請求項1または2に記載の回転機器。
【請求項4】
前記ケーシングは、上側ケーシングと下側ケーシングを有しており、
前記第1面は、前記上側ケーシングと当接し、
前記第2面は、前記下側ケーシングと当接する、
請求項3に記載の回転機器。
【請求項5】
前記ヒートパイプは、前記第1部分の前記軸方向の一方を向く前記第1面に配置され、
前記ケーシングにおける前記上側ケーシングは、前記第2部分の前記軸方向の一方を向く前記第1面に配置される、
請求項4に記載の回転機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子計算機の中には、筐体と、筐体内に実装される発熱体と、筐体内に配置される冷却ファンと、冷却ファンに対向し、筐体内に配置される放熱フィンと、放熱フィンを発熱体に対して熱的に接続する伝熱部材と、を備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-187120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ファン(回転機器)の製造を容易にする点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、冷却性能を向上させながら、製造が容易な回転機器を提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る回転機器は、シャフトと、前記シャフトに固定されたインペラと、前記インペラを回転させるモータと、前記インペラと前記モータを収容するケーシングと、を備える。前記ケーシングは、流体の吸込口と吐出口とを有する。前記インペラの径方向において、前記ケーシングとヒートシンクが隣接している。前記ヒートシンクは、前記吐出口に隣接する第1部分と、前記吐出口の内部に配置された第2部分と、を有する。前記第1部分にはヒートパイプが接触している。前記インペラの軸方向において、前記第2部分は、前記ケーシングと接触している。
【0007】
本発明に係る回転機器の一態様によれば、冷却性能を向上させながら、回転機器の製造を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る回転機器を示す斜視図である。
図2は、図1に示す回転機器の本体における一部の断面図である。
図3は、図2に示す本体の分解斜視図である。
図4は、図2に示す本体が備えるインペラの斜視図である。
図5は、図2に示す本体の断面図である。
図6は、図2に示す本体が備えるヒートシンクの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、回転機器であるファン1の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係る回転機器(ファン1)を示す斜視図である。図2は、図1に示すファン1の本体Mにおける一部の断面図である。図3は、図2に示す本体Mの分解斜視図である。図4は、図2に示す本体Mが備えるインペラ4の斜視図である。図5は、図2に示す本体Mの断面図である。図6は、図2に示す本体Mが備えるヒートシンク6の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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