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公開番号2025012963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116185
出願日2023-07-14
発明の名称自動ドレン排出装置
出願人株式会社フクハラ
代理人個人
主分類F04B 41/02 20060101AFI20250117BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】圧縮空気圧回路において、均等管を用いず、定期的な弁の開放を行わずに、確実に、ドレンを自動的に排出することが可能な自動ドレン排出装置を提供する。
【解決手段】ドレン排出弁部と、水位センサ部と、制御部とから成り、ドレン水を圧縮空気圧回路からドレン排出弁に導くドレン排出管のうち、圧縮空気圧回路の機器のドレン排出口とドレン排出弁との中点よりも、機器のドレン排出口寄りに水位センサがあり、制御部は、水位センサでの水位の検知に応じて、ドレン排出弁部を開閉する手段を採用する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
圧縮空気圧回路内のドレン水を排出する自動ドレン排出装置であって、
ドレン排出弁部と、水位センサ部と、制御部とから成り、
該ドレン水を該圧縮空気圧回路から該ドレン排出弁部に導くドレン排出管のうち、該圧縮空気圧回路の機器のドレン排出口と該ドレン排出弁部との中点よりも、機器の該ドレン排出口寄りに該水位センサ部があり、
該制御部は、該水位センサ部での水位の検知に応じて、該ドレン排出弁部を開閉することを特徴とする自動ドレン排出装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記圧縮空気圧回路の機器は、エアタンクであり、前記ドレン排出口は、該エアタンクの下部にあり、
前記ドレン排出管はエルボ管を含み、前記水位センサ部は、該エルボ管の端部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の自動ドレン排出装置。
【請求項3】
前記圧縮空気圧回路の機器は、エアタンクであり、前記ドレン排出口は、該エアタンクの下部にあり、
前記ドレン排出管はエルボ管を含み、前記水位センサ部は、前記ドレン排出口と該エルボ管の端部との間にあり、
前記水位センサ部は上下方向に相通していることを特徴とする請求項1に記載の自動ドレン排出装置。
【請求項4】
前記水位センサ部の検知方法は、抵抗式又は静電容量式であることを特徴とする請求項1に記載の自動ドレン排出装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記水位センサ部で水位を検知した後、水位を検知しなくなってから一定の期間、前記ドレン排出弁部の開放状態を維持することを特徴とする請求項1に記載の自動ドレン排出装置。
【請求項6】
前記水位センサ部は、センサ素子を持つ円筒状のセンサホルダと2つのブッシング部とセンサ保護カバーとから成り、
該センサホルダを2つの該ブッシング部で挟み込み、該センサホルダと該ブッシング部との間にはOリングがあり、
該センサホルダは、該ブッシング部に対して、設置時に、該円筒の軸を中心として回転可能であり、
該センサホルダは、2つの該ブッシング部を跨ぐように配置される該センサ保護カバーで覆われ、該ブッシング部と該センサ保護カバーによって、該センサホルダは、外気から遮断されており、
該センサ保護カバーは、防水性、遮光性を持つことを特徴とする請求項1に記載の自動ドレン排出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ドレン排出装置に関し、詳しくは、本体と分離した水位センサを持つ自動ドレン排出装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コンプレッサに構成されたエアタンク等に溜まったドレンを処理するための方法の一つとして、ドレンを自動的に排出する自動ドレン排出装置を用いる方法がある。
しかし、自動ドレン排出装置の設置状態によっては、水量を検出する部分に空気が残留してしまうという、所謂、エアバイディングが発生してしまい、ドレン排出がうまくいかないこともあった。
【0003】
エアバイディングを回避する方法として、均圧管を設置する方法や水量検知とは別に、定期的に、一定の時間、弁を開放し、空気だまりを解消する方法がある。
しかしながら、均等管の設置は手間がかかるし、一定時間の弁の開放は、無用に圧縮空気を排出することとなり、圧縮空気の利用効率を下げる結果となっていた。
そこで、自動ドレン排出装置について、均等管を用いず、定期的な弁の開放を行うことなく、確実に、ドレンを排出する技術が求められていた。
【0004】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、自動的にドレンを排出する装置(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、圧縮空気を作り出すエアコンプレッサと圧縮からドレンを発生させるエアタンクと圧縮空気によってドレンを送り出すドレン排出弁とドレンを清水にするドレン処理装置より構成されている自動ドレン排出装置において、発生したドレンをドレン排出弁から送り出すためのドレンセンサの情報を得られるように、エアタンクからドレン排出弁の間までの何れかの位置にドレンセンサを配設し、ドレンをドレン処理装置内で移動させるために一定の時間の間圧縮空気を引き続いて送り出す制御部を配設している。
しかしながら、ドレン排出のために、短時間ではあるが、定期的に、圧縮空気を排出しなければならず、圧縮空気の利用効率を下げるものとなっており、上記問題点の解決には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3498260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、圧縮空気圧回路において、均等管を用いず、定期的な弁の開放を行わずに、確実に、ドレンを自動的に排出することが可能な自動ドレン排出装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、ドレン排出弁部と、水位センサ部と、制御部とから成り、ドレン水を圧縮空気圧回路からドレン排出弁に導くドレン排出管のうち、圧縮空気圧回路の機器のドレン排出口とドレン排出弁との中点よりも、機器のドレン排出口寄りに水位センサがあり、制御部は、水位センサでの水位の検知に応じて、ドレン排出弁部を開閉する手段を採る。
【0008】
また、本発明は、圧縮空気圧回路の機器が、エアタンクであり、ドレン排出口は、エアタンクの下部にあり、ドレン排出管は、エルボ管を含み、水位センサ部は、エルボ管の端部に接続されている手段を採る。
【0009】
さらに、本発明は、圧縮空気圧回路の機器が、エアタンクであり、ドレン排出口は、エアタンクの下部にあり、ドレン排出管は、エルボ管を含み、水位センサ部は、ドレン排出口からエルボ管の端部との間にあり、水位センサ部は上下方向に相通している手段を採る。
【0010】
またさらに、本発明は、ドレン水位センサが、抵抗式又は静電容量式である手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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