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公開番号
2025005370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2024016156
出願日
2024-02-06
発明の名称
液圧駆動システム
出願人
株式会社不二越
代理人
個人
,
個人
主分類
F04B
49/10 20060101AFI20250108BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】液圧アクチュエータと液圧ポンプにより形成される閉回路の異常を判定することができる液圧駆動システムを提供することを目的とする。
【解決手段】液圧アクチュエータ2を駆動するための液圧駆動システム3であって、モータ12と、液圧アクチュエータ2と閉回路が形成され、モータ12により回転駆動されて液圧アクチュエータ2へ液圧を供給する液圧ポンプ11と、液圧によって移動する液圧アクチュエータ2のロッド5の位置を検出する位置センサ13と、所定時刻における液圧ポンプ11の回転数の積算値と、位置センサ13で検出された所定時刻に対応する位置としてのストローク量とに基づいて、閉回路における異常判定を行う制御装置15とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液圧アクチュエータを駆動するための液圧駆動システムであって、
モータと、
前記液圧アクチュエータと閉回路が形成され、前記モータにより回転駆動されて前記液圧アクチュエータへ液圧を供給する液圧ポンプと、
前記液圧によって移動する前記液圧アクチュエータの可動部の位置を検出する位置センサと、
所定時刻における前記液圧ポンプの回転数の積算値と、前記位置センサで検出された前記所定時刻に対応する前記位置とに基づいて、前記閉回路における異常判定を行う制御装置と、
を備える液圧駆動システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記所定時刻を複数含む対象期間内の前記回転数の積算値と、前記対象期間内の前記位置とを等しい前記所定時刻同士で複数比較することにより異常判定を行う、
請求項1に記載の液圧駆動システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記閉回路が正常状態である場合に対応して設定された前記回転数の積算値と前記位置との2つのパラメータの対応関係を用い、前記閉回路に対して異常判定を行う場合、一方の前記パラメータを、前記対応関係を用いて補正して他方の前記パラメータに対応する対応パラメータへ変換し、前記他方の前記パラメータと前記対応パラメータの差分に基づいて異常判定を行う、
請求項1または2に記載の液圧駆動システム。
【請求項4】
前記対応関係として、前記一方の前記パラメータと、前記他方の前記パラメータとが一次関数で対応付けられている関係を用いる、
請求項3に記載の液圧駆動システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記差分が閾値以上である場合に異常と判定する、
請求項3に記載の液圧駆動システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記対象期間における前記差分の積算値が閾値以上である場合に異常と判定する、
請求項2を引用する請求項3に記載の液圧駆動システム。
【請求項7】
前記液圧ポンプは、ポンプ容量が可変であり、
前記制御装置は、前記液圧ポンプにおける前記ポンプ容量を推定し、推定した前記ポンプ容量に基づいて、前記一方の前記パラメータを、前記他方の前記パラメータへ変換する、
請求項3に記載の液圧駆動システム。
【請求項8】
前記液圧ポンプは、斜板の傾斜角により前記ポンプ容量が可変である斜板式であり、
前記制御装置は、前記傾斜角の調整に関する荷重により、前記ポンプ容量を推定する、
請求項7に記載の液圧駆動システム。
【請求項9】
前記傾斜角は、前記荷重が大きいほど小さくなり、
前記制御装置は、前記荷重が大きいほど前記ポンプ容量を小さい値として推定する、
請求項8に記載の液圧駆動システム。
【請求項10】
前記液圧ポンプは、比例弁から供給される液圧により斜板の傾斜角が調整され、前記傾斜角により前記ポンプ容量が可変である斜板式であり、
前記制御装置は、前記比例弁の入力電流により前記ポンプ容量を推定する、
請求項7に記載の液圧駆動システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液圧駆動システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
液圧ポンプから吐出した作動液を液圧アクチュエータへ供給することで、液圧アクチュエータが動作する。これによって、液圧アクチュエータに所望の動作を行わせる。
【0003】
例えば特許文献1は、両方回転可能で2つのポートを有する液圧ポンプを用い、この2つのポートのそれぞれを液圧アクチュエータのロッド側とヘッド側へ接続して閉回路を形成する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-71169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のように液圧アクチュエータと液圧ポンプにより閉回路が形成される構成においては、例えば回路内にエアが混入する異常や、摩耗によりポンプ効率が低下する異常などが発生する場合がある。
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、液圧アクチュエータと液圧ポンプにより形成される閉回路の異常を判定することができる液圧駆動システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る液圧駆動システムは、液圧アクチュエータを駆動するための液圧駆動システムであって、モータと、前記液圧アクチュエータと閉回路が形成され、前記モータにより回転駆動されて前記液圧アクチュエータへ液圧を供給する液圧ポンプと、前記液圧によって移動する前記液圧アクチュエータの可動部の位置を検出する位置センサと、所定時刻における前記液圧ポンプの回転数の積算値と、前記位置センサで検出された前記所定時刻に対応する前記位置とに基づいて、前記閉回路における異常判定を行う制御装置と、を備える。
【0008】
また、前記制御装置は、前記所定時刻を複数含む対象期間内の前記回転数の積算値と、前記対象期間内の前記位置とを等しい前記所定時刻同士で複数比較することにより異常判定を行う。
【0009】
また、前記制御装置は、前記閉回路が正常状態である場合に対応して設定された前記回転数の積算値と前記位置との2つのパラメータの対応関係を用い、前記閉回路に対して異常判定を行う場合、一方の前記パラメータを、前記対応関係を用いて補正して他方の前記パラメータに対応する対応パラメータへ変換し、前記他方の前記パラメータと前記対応パラメータの差分に基づいて異常判定を行う。
【0010】
また、前記対応関係として、前記一方の前記パラメータと、前記他方の前記パラメータとが一次関数で対応付けられている関係を用いる。
(【0011】以降は省略されています)
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