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公開番号
2025015077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118184
出願日
2023-07-20
発明の名称
回転電機
出願人
株式会社TMEIC
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
9/06 20060101AFI20250123BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】外扇の構成を簡素化することができる新規な構成の回転電機を得る。
【解決手段】回転電機10の外扇22は、ベース101と、複数の羽根102と、を有し、シャフト14の回転方向に関わらずシャフト14と一体に回転することによって第1の方向Da1の反対方向Da2の気流を発生させる。ベース101は、回転中心軸Axまわりの環状であり第1の方向Da1に向かうにつれて直径が小さくなる外周面101aを有し、シャフト14に結合されている。複数の羽根102は、それぞれがベース101の外周面101aから突出し、回転中心軸Axの周方向に間隔をあけて並べられ、ベース101だけで互いに接続されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に収容され、前記筐体に固定されたステータと、
前記筐体に収容され、前記ステータに対して回転中心軸まわりに回転可能なロータと、
一部が前記筐体に収容され、前記ロータと結合され前記ロータと一体に前記回転中心軸まわりに回転可能なシャフトと、
前記筐体に対して前記回転中心軸の軸方向のうちの第1の方向側の前記筐体の外部で前記シャフトに結合された外扇と、
前記外扇を覆い、前記外扇が配置された空間と当該空間の外部とを連通する孔が設けられた外扇カバーと、
を備え、
前記外扇は、
前記回転中心軸まわりの環状であり前記第1の方向に向かうにつれて直径が小さくなる外周面を有し、前記シャフトに結合されたベースと、
それぞれが前記外周面から突出し、前記回転中心軸の周方向に間隔をあけて並べられ、前記ベースだけで互いに接続された複数の羽根と、
を有し、
前記シャフトの回転方向に関わらず前記シャフトと一体に回転することによって前記第1の方向の反対方向の気流を発生させる、
回転電機。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記羽根は、平板状である、
請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
前記羽根は、三角形の板状である、
請求項1に記載の回転電機。
【請求項4】
前記外扇カバー内に設けられ、前記外扇よりも前記第1の方向に位置し、前記外扇カバーから前記回転中心軸に向けて突出した、前記回転中心軸まわりの環状の壁を備えた、
請求項1に記載の回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筐体の外部でシャフトに結合された外扇ファンと、外扇ファンを覆う外扇ファンとを備え、外扇ファンによって発生させた気流によって筐体ひいては筐体の内部を冷却する回転電機が知られている。この種の外扇として、シャフトに結合されたベースと、ベースから突出した複数の羽根と、複数の羽根の先端部を接続した円環状のシュラウドとを有したものがある。すなわち、複数の羽根が、ベースとシュラウドとによって互いに接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-187129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の外扇は、シュラウドが設けられているため、構成が複雑であるという問題がある。
【0005】
本発明が解決する課題の一つは、外扇の構成を簡素化することができる新規な構成の回転電機を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの実施形態に係る回転電機は、筐体と、前記筐体に収容され、前記筐体に固定されたステータと、前記筐体に収容され、前記ステータに対して回転中心軸まわりに回転可能なロータと、一部が前記筐体に収容され、前記ロータと結合され前記ロータと一体に前記回転中心軸まわりに回転可能なシャフトと、前記筐体に対して前記回転中心軸の軸方向のうちの第1の方向側の前記筐体の外部で前記シャフトに結合された外扇と、前記外扇を覆い、前記外扇が配置された空間と当該空間の外部とを連通する孔が設けられた外扇カバーと、を備え、前記外扇は、前記回転中心軸まわりの環状であり前記第1の方向に向かうにつれて直径が小さくなる外周面を有し、前記シャフトに結合されたベースと、それぞれが前記外周面から突出し、前記回転中心軸の周方向に間隔をあけて並べられ、前記ベースだけで互いに接続された複数の羽根と、を有し、前記シャフトの回転方向に関わらず前記シャフトと一体に回転することによって前記第1の方向の反対方向の気流を発生させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、例えば、外扇の構成を簡素化することができる新規な構成の回転電機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態の回転電機を概略的に示す断面図である。
図2は、第1の実施形態の回転電機の軸受ブラケットと外扇とを示す斜視図である。
図3は、第1の実施形態の回転電機の一部を概略的に示す断面図である。
図4は、第2の実施形態の回転電機の一部を概略的に示す断面図である。
図5は、第3の実施形態の回転電機の一部を概略的に示す断面図である。
図6は、第2および第3の実施形態のシミュレーション結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
【0010】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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