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公開番号2025014977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117992
出願日2023-07-20
発明の名称太陽光発電設備メンテナンスシステム、太陽光発電設備メンテナンスプログラム及び太陽光発電設備メンテナンス方法
出願人株式会社DiO
代理人個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】太陽光発電システムの発電効率の低下を防止する。
【解決手段】太陽光発電設備メンテナンスシステム100において、サーバ200は、ソーラパネルブロックSの旧三次元モデルと、新たにフォトグラメトリで作成された同一のソーラパネルブロックの新三次元モデルとを比較し、同一でない部分を判定するためのソーラパネル比較判定部430と、ソーラパネル比較判定部430の判定に基づいて保険料を算出する保険料算出部440と、を含む。ソーラパネル比較判定部430は、旧三次元モデルと新三次元モデルとが一致しないと判定した場合、第2相違部分算出部431が、ソーラパネルブロックの全体に対する一致しない部分の面積の割合を算出する。保険料算出部440は、第2相違部分算出部431が算出した割合に基づいて保険料を算出する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
三次元モデルの対象物であるソーラパネルブロックの補修又は調整を判断するため、端末と通信可能なサーバとを含む太陽光発電設備メンテナンスシステムであって、
前記サーバが、
フォトグラメトリによって作成された前記三次元モデルを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されているソーラパネルブロックの旧三次元モデルと、新たにフォトグラメトリで作成された同一のソーラパネルブロックの新三次元モデルとを比較し、同一でない部分を判定するためのソーラパネル比較判定部と、
前記ソーラパネル比較判定部の判定に基づいて保険料を算出する保険料算出部と、を含み、
前記ソーラパネル比較判定部は、前記旧三次元モデルと、前記新三次元モデルとを比較し、一致しなかった部分又は一致する部分の全体に対する割合を算出する相違部分算出部を有し、
前記ソーラパネル比較判定部は、前記旧三次元モデルと、前記新三次元モデルとを比較し、一致しないと判定した場合、前記相違部分算出部は、前記ソーラパネルブロックの全体に対する一致しない部分又は一致する部分の面積の割合を算出し、
前記保険料算出部は、前記相違部分算出部が算出した割合に基づいて保険料を算出する太陽光発電設備メンテナンスシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記保険料算出部は、保険料率を決定する保険料率決定部を有し、
前記保険料率決定部は、前記相違部分算出部が算出した、ソーラパネルブロックの全体の面積に対する、旧三次元モデルと、新三次元モデルとの一致しない部分又は一致する部分の面積の割合に応じて保険料率を決定し、
前記保険料算出部は、前記保険料率決定部が決定した保険料率に基づいて保険料を算出する請求項1記載の太陽光発電設備メンテナンスシステム。
【請求項3】
三次元モデルの対象物であるソーラパネルブロックの補修又は調整を判断するため、端末と通信可能なサーバとを含む太陽光発電設備メンテナンスシステムであって、
前記サーバが、
フォトグラメトリによって作成された前記三次元モデルを記憶する記憶部と、
前記ソーラパネルブロックの平面性を判定するソーラパネル判定部と、
前記ソーラパネルブロックの理論上の発電量を算出する発電量算出部と、
前記ソーラパネル判定部が、前記ソーラパネルブロックが平面でないと判定した場合、前記発電量算出部により算出された理論上の発電量と、前記ソーラパネルブロックの実際の発電量とを比較し、理論上の発電量からの減少量を算出する減少量算出部と、
前記ソーラパネルブロックの調整又は交換が必要か否か判定するソーラパネル調整判定部と、
前記ソーラパネル調整判定部の判定に基づいて保険料を算出する保険料算出部と、を含み、
前記ソーラパネル調整判定部は、前記ソーラパネル判定部が判定した前記ソーラパネルブロックの平面性と、前記減少量算出部が算出した前記ソーラパネルブロックの発電量の減少量と、からソーラパネルブロックの調整又は交換を判定する太陽光発電設備メンテナンスシステム。
【請求項4】
前記ソーラパネル調整判定部の判定に基づいて保険料を算出する保険料算出部を含み、
前記ソーラパネル調整判定部は、前記ソーラパネルブロックが平面でない部分又は平面部分の全体に対する割合を算出する相違部分算出部を有し、
前記保険料算出部は、前記相違部分算出部によって算出された割合に応じて保険料を算出する請求項3記載の太陽光発電設備メンテナンスシステム。
【請求項5】
前記保険料算出部は、保険料率を決定する保険料率決定部を有し、
前記保険料率決定部は、前記相違部分算出部が算出した、前記ソーラパネルブロックの全体の面積に対する、前記ソーラパネルブロックが平面でない部分又は平面部分の面積の割合に応じて保険料率を決定し、
前記保険料算出部は、前記保険料率決定部が決定した保険料率に基づいて保険料を算出する請求項4記載の太陽光発電設備メンテナンスシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電設備メンテナンスシステム、太陽光発電設備メンテナンスプログラム及び太陽光発電設備メンテナンス方法に関する。
続きを表示(約 760 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ドローン(Drone)や無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)などの飛行体(以下、「飛行装置」と総称する。)が産業に利用されている。
【0003】
そして、特許文献1では、ドローンに搭載したカメラで撮影した画像から3次元画像を作成して表示することが開示されている。
【0004】
一方、2012年に固定価格買取(FIT)制度がスタートして以降、太陽光発電施設の普及が進み、10年が経過している。
【0005】
そして、特許文献2では、ソーラパネルごとの発電状況をユーザに通知することができる太陽光発電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-10630号公報
特開2023-74370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般的に、太陽光発電システム(太陽光発電設備)のソーラパネルは、山の斜面等に大規模に設置されていることが多い。
【0008】
そして、同一平面上に複数のソーラパネルが設置されており、その同一平面上のブロックが複数設置されている。
【0009】
太陽光発電施設については、通常、遠隔監視により発電量を日単位で管理しており、太陽光パネルの汚損・破損や関連機器の不具合解消のメンテナンスを実施している。
【0010】
しかしながら、山の斜面等のソーラパネルが設置されている地面は軟らかいことが多く、時間の経過と共に一部沈んでしまう場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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