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公開番号2025014710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117481
出願日2023-07-19
発明の名称搬送装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 5/06 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】追加の機構や部材を設けることなく、用紙を検出する検出部に付着した粉塵を低減または除去することができる搬送装置を提供する。
【解決手段】縦搬送ローラ23は、用紙Pを搬送する。レジストローラ31は、用紙Pの搬送方向における縦搬送ローラ23の下流側に配置され、用紙Pを搬送する。用紙センサ26は、縦搬送ローラ23とレジストローラ31との間に配置され、用紙Pを検出する。制御部は、レジストローラ31が用紙Pを保持した状態で、縦搬送ローラ23とレジストローラ31との間における用紙Pのたるみの形成および解除を行うことで、用紙センサ26に吹き付ける気流Fを発生させるよう縦搬送ローラ23およびレジストローラ31を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
用紙を搬送する第１搬送部と、
用紙の搬送方向における前記第１搬送部の下流側に配置され、用紙を搬送する第２搬送部と、
前記第１搬送部と前記第２搬送部との間に配置され、用紙を検出する検出部と、
前記第２搬送部が用紙を保持した状態で、前記第１搬送部と前記第２搬送部との間における用紙のたるみの形成および解除を行うことで、前記検出部に吹き付ける気流を発生させるよう前記第１搬送部および前記第２搬送部を制御する制御部と
を備えることを特徴とする搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、用紙を搬送する搬送装置に関する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
用紙を搬送しつつ、用紙に印刷を行う印刷装置が知られている。このような印刷装置において、用紙のジャムの検出等のため、用紙の搬送経路に沿って、用紙を検出するセンサ（検出部）が配置されている。
【０００３】
このような印刷装置において、用紙の搬送により発生した紙粉（粉塵）がセンサに付着して堆積することがある。そして、紙粉の堆積により、センサによる用紙の誤検出が発生することがある。このため、センサを定期的に清掃するなど、何らかの対策を行う必要がある。
【０００４】
これに対し、特許文献１には、予めセンサの清掃装置を機体内部に配置し、清掃時は清掃装置を移動させてセンサの清掃を実施する技術が開示されている。
【０００５】
また、特許文献２には、センサの光を透過するように用紙の搬送路のガイド板に設けられた穴を透明なフィルムで覆うことで、センサに紙粉が堆積しないようにする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特許第７１３４８０７号公報
特許第４７６６５２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、特許文献１の技術では、センサの清掃装置を機体内部に配置するため、機体の大型化や構成の複雑化を招く。
【０００８】
また、特許文献２の技術では、フィルムが汚れたり擦れたりして曇った場合には、機体を分解してフィルムを交換する必要がある。
【０００９】
このため、上述した特許文献１の技術における清掃装置や、特許文献２の技術におけるフィルム等の、追加の機構や部材を設けることなく、センサに付着した紙粉（粉塵）を低減または除去することができる技術が要望されていた。
【００１０】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、追加の機構や部材を設けることなく、用紙を検出する検出部に付着した粉塵を低減または除去することができる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
（【００１１】以降は省略されています）

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