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公開番号
2025014669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117422
出願日
2023-07-19
発明の名称
加熱調理器具及びその製造方法
出願人
オーエム産業株式会社
代理人
弁理士法人せとうち国際特許事務所
主分類
A47J
37/06 20060101AFI20250123BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】昇温速度が速く、消費電力も小さい加熱調理器具を提供する。
【解決手段】セラミックス基材の表面にめっき層からなる配線が形成されてなり、該配線に通電することによって前記セラミックス基材を加熱する加熱調理器具である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
セラミックス基材の表面にめっき層からなる配線が形成されてなり、該配線に通電することによって前記セラミックス基材を加熱する、加熱調理器具。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記めっき層がNi、P及びWを含有する、請求項1に記載の加熱調理器具。
【請求項3】
前記めっき層の表面に絶縁層が形成された、請求項1又は2に記載の加熱調理器具。
【請求項4】
前記配線が形成されたセラミックス基材を収容し、前記配線に給電する給電装置を有する筐体をさらに備えた、請求項1又は2に記載の加熱調理器具。
【請求項5】
無電解めっきを行うことにより、前記セラミックス基材の表面に前記めっき層を形成する、請求項1又は2に記載の加熱調理器具の製造方法。
【請求項6】
前記セラミックス基材の表面の一部の領域にパルスレーザーを照射することにより、前記領域の表面を粗化し、
前記無電解めっきを行うことにより、前記領域の表面に前記めっき層を形成する、請求項5に記載の加熱調理器具の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器具及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
調理用のホットプレートは手軽に使用できることから、家庭用で広く使用されている。従来の多くのホットプレートは、プレート本体と、棒状のヒーター部を備えた本体ケースとが、着脱可能に形成されたものであった。しかしながら、このようなホットプレートは、昇温速度が遅く、消費電力も大きかった。また、プレート本体と本体ケースとを合わせた厚みが厚くて嵩張るうえに重かった。さらに、ヒーター部に対して近い部分と遠い部分との間の温度差が大きいため、焼きムラや焦げ付きが生じ易かった。
【0003】
特許文献1には、表面プレート、その下面側に配置されたフィルムヒーター、及びその下面側に配置された裏面プレートを備えた調理用ホットプレートが記載されている。当該ホットプレートによれば、ダウンサイジング及び軽量化を図ることができるとともに、熱源であるフィルムヒーターから放散される輻射熱の有効利用もできると記載されている。しかしながら、当該ホットプレートは、昇温速度が遅く、消費電力も大きかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案第3233768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、昇温速度が速く、消費電力も小さい加熱調理器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、セラミックス基材の表面にめっき層からなる配線が形成されてなり、該配線に通電することによって前記セラミックス基材を加熱する加熱調理器具を提供することによって解決される。このとき、前記めっき層がNi、P及びWを含有することが好ましい。前記めっき層の表面に絶縁層が形成されていることも好ましい。前記加熱調理器具が、前記配線が形成されたセラミックス基材を収容し、前記配線に給電する給電装置を有する筐体をさらに備えたものであることも好ましい。
【0007】
上記課題は、無電解めっきを行うことにより、前記セラミックス基材の表面に前記めっき層を形成する前記加熱調理器具の製造方法を提供することによっても解決される。このとき、前記セラミックス基材の表面の一部の領域にパルスレーザーを照射することにより、前記領域の表面を粗化し、前記無電解めっきを行うことにより、前記領域の表面に前記めっき層を形成することが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の加熱調理器具は、昇温速度が速く、消費電力も小さい。本発明の製造方法によれば、このような加熱調理器具を簡便に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における、めっき層からなる配線が形成されたセラミックス基材下面の外観写真である。
実施例1における、給電装置にセラミックス基材が設置された加熱調理器具の外観写真である。
実施例1及び比較例1において、配線に通電した際のセラミックス基材の上側表面のサーモグラフィー画像である。
実施例1及び比較例1において、通電時間(横軸)に対して、セラミックス基材の上側表面(配線に対応する部分)の温度(縦軸)をプロットしたグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の加熱調理器具は、セラミックス基材の表面にめっき層からなる配線が形成されてなり、該配線に通電することによって前記セラミックス基材を加熱するものである。このような加熱調理器具は、昇温速度が速く、消費電力も小さい。
(【0011】以降は省略されています)
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