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公開番号
2025014638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117352
出願日
2023-07-19
発明の名称
車輪止めドローン、車輪止め方法、及び車輪止めドローンを備えた車両システム
出願人
三菱ロジスネクスト株式会社
代理人
個人
主分類
B64U
60/20 20230101AFI20250123BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】運転者が手動で車輪止めを設置及び解除する必要がないようにすること。
【解決手段】車輪止めドローン1は、車両13の車輪135,138に当接されて車輪135,138の転動を止めるための当接面2aを有する車輪止め部2と、飛行するための複数の回転翼4と、回転翼4を駆動するためのバッテリ7と、を備える。車輪止めドローン1は、さらに、飛行を制御するための飛行制御部6を備え、飛行制御部6は、車両13が駐車している路面Rの傾斜方向に基づいて、車両13の車輪135,138の転動を止める設置位置13bの低位置側13b1に飛行するよう制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車輪に当接されて前記車輪の転動を止めるための当接面を有する車輪止め部と、
飛行するための複数の回転翼と、
前記回転翼を駆動するためのバッテリと、
飛行を制御するための飛行制御部と、を備え、
前記飛行制御部は、前記車両が駐車している路面の傾斜方向に基づいて、前記車両の車輪の転動を止める設置位置の低位置側に飛行するよう制御する
ことを特徴とする車輪止めドローン。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記路面の傾斜方向は、前記車輪止めドローン又は前記車両に設けられた傾斜センサによって検知されるよう構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車輪止めドローン。
【請求項3】
前記飛行制御部は、前記車両に対して旋回不能な前記車輪の設置位置に飛行するよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の車輪止めドローン。
【請求項4】
前記飛行制御部は、前記車両における左右両方の前記車輪の設置位置に飛行するよう制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の車輪止めドローン。
【請求項5】
前記各回転翼は、前記車輪止めドローンの両側部側かつ前記当接面の後部側に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の車輪止めドローン。
【請求項6】
前記車輪止めドローンは、前記車輪止めドローンが飛行した飛行経路を記憶するための記憶部を備え、前記記憶部に記憶された前記飛行経路に沿って飛行するよう構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の車輪止めドローン。
【請求項7】
前記記憶部は、前記車輪止めドローンが待機する待機位置と、前記車輪の転動を止める前記設定位置との間を前記飛行経路として記憶するよう構成される
ことを特徴とする請求項6に記載の車輪止めドローン。
【請求項8】
前記車両は、前記車両の駆動部の起動及び停止を検知するための検知部と、前記検知部からの検知信号を送信するための無線通信部と、を備え、
前記車輪止めドローンは、前記検知信号を受信するための無線通信部を備え、
前記飛行制御部は、前記検知信号に基づいて前記飛行経路に沿って飛行するよう制御する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の車輪止めドローン。
【請求項9】
前記車両は、前記車両の駐車ブレーキ部の作動及び解除を検知するための検知部と、前記検知部からの検知信号を送信するための無線通信部と、を備え、
前記車輪止めドローンは、前記検知信号を受信するための無線通信部を備え、
前記飛行制御部は、前記検知信号に基づいて前記飛行経路に沿って飛行するよう制御する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の車輪止めドローン。
【請求項10】
車両の車輪に当接されて前記車輪の転動を止めるための当接面を有する車輪止め部と、
飛行するための複数の回転翼と、
前記回転翼を駆動するためのバッテリと、を備える車輪止めドローンを準備するステップと、
前記車両が駐車している路面の傾斜方向に基づいて、前記車両の車輪の転動を止める設置位置の低位置側に前記車輪止めドローンを飛行するステップと、を含む
ことを特徴とする車輪止め方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フォークリフト、貨物トラック等の車両が駐車している間、車両が無人状態で動き出すことを防止するための車輪止めドローン、車輪止め方法、及び車輪止めドローンを備えた車両システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
フォークリフト、貨物トラック等の車両は、車体重量が大きいため、運転者は、車両を駐車するときに、駐車ブレーキ(サイドブレーキ)を作動して、車両が動かないよう停止するようにしている。しかし、特に、傾斜した路面で車両を駐車する場合、運転者が、駐車ブレーキを作動し忘れたときや、駐車ブレーキを確実に作動していなかったときに、車両が無人状態で動き出してしまうおそれがある。そこで、運転者は、駐車ブレーキの他に、車両の車輪に車輪止め(タイヤストッパ)を設置して、車両が無人状態で動き出さないようにしている。
【0003】
運転者は、車輪止めを手動で車両の車輪に設置するので、傾斜した路面に車両を駐車した場合に、運転者が車輪止めを準備している間に車両が動き出すおそれがある。特に、運転者が車輪止めを車輪に設置しているときに車両が動き出すと、運転者の手等が車輪に挟まるおそれがある。
【0004】
また、運転者が手動で車輪止めを車両の車輪に設置するので、運転者が車輪止めの設置を忘れることがある。また、運転者が車両を駆動する場合、運転者が手動で車輪止めを車輪から移動して解除することで車両が移動できるようになっているが、運転者が車輪止めの解除を忘れることがある。
【0005】
特に、傾斜した路面で車両を駐車した場合、運転者が車輪止めの設置を忘れると、車両が動き出すおそれがある。また、運転者が車両を移動する場合に、運転者が車輪止めの解除を忘れると、車両が車輪止めに乗り上げて転倒するおそれがある。
【0006】
そのため、例えば、特許文献1及び2では、車輪止めの設置及び解除を運転者に報知するように構成された装置が開示されている。しかし、従来の車輪止めでは、運転者が手動で車輪止めを車両の車輪に対して設置及び解除しなければならず、運転者に報知された場合であっても、車輪止めを設置及び解除し忘れるおそれがある。
【0007】
また、特に、傾斜した路面で車両を駐車した場合に、適切な車輪に対して車輪止めを設置しなければ、路面の傾斜によって、車両が動き出すおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平7-277159号公報
特開2005-199731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、運転者が手動で車輪止めを設置及び解除する必要がなく、かつ、傾斜した路面で車両を確実に動き出さないようにすることができる車輪止めドローン、車輪止め方法、及び車輪止めドローンを備えた車両システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る車輪止めドローンは、
車両の車輪に当接されて車輪の転動を止めるための当接面を有する車輪止め部と、
飛行するための複数の回転翼と、
回転翼を駆動するためのバッテリと、
飛行を制御するための飛行制御部と、を備え、
飛行制御部は、車両が駐車している路面の傾斜方向に基づいて、車両の車輪の転動を止める設置位置の低位置側に飛行するよう制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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