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公開番号2025013846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024180526,2023095239
出願日2024-10-16,2020-10-14
発明の名称3D NAND及び他の用途のためのモリブデン充填
出願人ラム リサーチ コーポレーション,LAM RESEARCH CORPORATION
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類H10D 64/01 20250101AFI20250121BHJP()
要約【課題】各々が、少なくとも1つの開口部と、少なくとも1つの開口部を通って流体的にアクセス可能な内部領域とを有する1つ以上のフィーチャを有する基板を提供する方法を提供する。
【解決手段】フィーチャをモリブデン(Mo)で充填する方法は、開口部および内部を有するフィーチャに第1のMo層を堆積する工程と、開口部付近の領域が内部の領域に対して優先的に処理されるように、第1の層を非共形に処理する工程と、を含む。いくつかの実施形態では、処理された第1の層の上に第2のMo層が堆積される。フィーチャをMoで充填する方法の実施形態は、共形充填と非共形充填との間で移行するようにMo前駆体流束を制御する工程を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
方法であって、
1つ以上のフィーチャを有する基板を提供する工程であって、前記1つ以上のフィーチャの各々は、少なくとも1つの開口部と、前記少なくとも1つの開口部を通じて流体的にアクセス可能な内部領域とを有する、工程と、
前記1つ以上のフィーチャにモリブデンの第1の層を堆積する工程と、
前記第1の層を非共形に処理する工程であって、前記処理は、前記1つ以上のフィーチャの前記少なくとも1の開口部付近の前記第1の層の部分に、前記フィーチャの前記内部領域よりも深い前記第1の層の部分に対して優先的に施される、工程と、
を含む、方法。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記第1の層を非共形に処理する工程は、前記第1の層を非共形に抑制する工程を含む、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、
前記第1の層を非共形に処理する工程は、前記第1の層を非共形にエッチングする工程を含む、方法。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の方法であって、
前記第1の層を処理する工程は、モリブデンの前記第1の層を堆積する間に実施される、方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法であって、
モリブデン前駆体の流束または集結が、前記1つ以上のフィーチャの前記少なくとも1つの開口部寄りになるような条件下で、前記1つ以上のフィーチャを前記前駆体に曝露する工程を含む、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、
前記モリブデン前駆体は、モリブデンオキシハライドである、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法であって、
前記モリブデンオキシハライドは、エッチング反応により、前記1つ以上のフィーチャの前記1つ以上の開口部付近で前記内部領域よりも低い成長速度を有する、方法。
【請求項8】
請求項6に記載の方法であって、
前記モリブデンオキシハライドは、抑制処理により、前記1つ以上のフィーチャの前記1つ以上の開口部付近で前記内部領域よりも低い成長速度を有する、方法。
【請求項9】
請求項2または請求項3に記載の方法であって、
前記第1の層を処理する工程は、モリブデンの前記第1の層が堆積した後に実施される、方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法であって、
前記第1の層を処理する工程は、前記第1の層を抑制化学物質に曝露する工程を含む、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
[参照による援用]
本願の一部として、本明細書と同時にPCT出願書が提出される。同時に出願されたPCT出願書に認められる利益または優先権を本願が主張する各出願は、その全てが全ての目的のために参照により本明細書に援用される。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
タングステン含有材料を含む材料の堆積は、多くの半導体製造プロセスの不可欠な部分である。これらの材料は、水平配線、隣り合う金属層間のビア、および金属層とデバイスとの間のコンタクトに用いられてよい。堆積の例では、タングステン層は、窒化チタン(TiN)バリア層上に堆積して、WF
6
を用いるCVDプロセスによってTin/W二重層を形成してよい。しかし、デバイスが小型化し、業界内ではより複雑なパターニング法が用いられるため、タングステン薄膜の堆積は課題になっている。フィーチャサイズおよび膜厚の継続的な減少は、TiN/W積層膜に様々な課題をもたらす。それらは、薄膜の高抵抗およびTiNバリア特性の劣化を含む。3D NAND構造などの複雑な高アスペクト比構造における堆積は、特に難しい。
【0003】
本明細書に記載の背景技術は、本開示の内容を一般的に提示するためである。現在名前が挙げられている発明者の発明は、本背景技術欄、および出願時の先行技術に該当しない説明の態様において記載される範囲で、本開示に対する先行技術として明示的にも黙示的にも認められない。
【発明の概要】
【0004】
本開示の一態様は方法に関し、この方法は、1つ以上のフィーチャを有する基板を提供する工程であって、1つ以上のフィーチャの各々は、少なくとも1つの開口部と、少なくとも1つの開口部を通って流体的にアクセス可能な内部領域とを有する、工程と、1つ以上のフィーチャにモリブデンの第1の層を堆積する工程と、1つ以上のフィーチャの少なくとも1つの開口部付近の第1の層の部分が、そのフィーチャの内部領域におけるより深い第1の層の部分に対して優先的に処理されるように、第1の層を非共形に処理する工程と、を含む。
【0005】
いくつかの実施形態では、第1の層を非共形に処理する工程は、第1の層を非共形に抑制する工程を含む。いくつかの実施形態では、第1の層を非共形に処理する工程は、第1の層を非共形にエッチングする工程を含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、モリブデンの第1の層を堆積する間に実施される。いくつかのかかる実施形態では、この方法は、前駆体の流束または集結が1つ以上のフィーチャの少なくとも1つの開口部付近になるような条件下で、1つ以上のフィーチャをモリブデン前駆体に曝露する工程を含む。いくつかのかかる実施形態では、モリブデン前駆体は、モリブデンオキシハライドである。いくつかのかかる実施形態では、モリブデンオキシハライドは、エッチング反応により、1つ以上のフィーチャの1つ以上の開口部付近では内部領域よりも低い成長速度を有する。いくつかのかかる実施形態では、モリブデンオキシハライドは、抑制処理により、1つ以上のフィーチャの1つ以上の開口部付近では内部領域よりもより低い成長速度を有する。
【0007】
いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、モリブデンの第1の層が堆積した後に実施される。
【0008】
いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、第1の層を抑制化学物質に曝露する工程を含む。いくつかの実施形態では、抑制化学物質は、窒素含有化学物質である。いくつかのかかる実施形態では、第1の層を処理する工程は、第1の層を窒素含有化学物質に曝露した後に、第1の層を水素ガスおよびモリブデン前駆体のいずれかまたは両方に曝露する工程を含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、第1の層をエッチング化学物質に曝露する工程を含む。いくつかのかかる実施形態では、エッチング化学物質はハロゲン含有化学物質である。いくつかのかかる実施形態では、第1の層は、第1の層をハロゲン含有化学物質に曝露した後に、基板を収容するチャンバをパージする工程を含む。
【0010】
いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、第1の層を窒素含有化合物に曝露する工程を含む。いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、第1の層をハロゲン含有化合物に曝露する工程を含む。いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、第1の層をアンモニアまたは三フッ化窒素に曝露する工程を含む。いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、非プラズマ熱プロセスである。いくつかの実施形態では、第1の層を処理する工程は、プラズマプロセスである。
(【0011】以降は省略されています)

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