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公開番号2025013688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024198147,2023133148
出願日2024-11-13,2019-03-29
発明の名称プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラム
出願人サトーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類G06K 7/015 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】最適なアンテナ位置を、より効率的に特定するプリンタを提供する。
【解決手段】RFIDを有する印字媒体に印字を行なうプリンタであって、RFIDと通信を行なう通信部と、印字媒体の面方向にRFIDに対する通信部の位置を所定の間隔で移動させ、RFIDとの通信可能な位置を探索する探索部と、を備える。探索部は、通信部の位置を第1の間隔で移動させながら、通信部とRFIDとの通信の成否を判定する第1のモードと、通信部の位置を、第1の間隔よりも狭い第2の間隔で移動させながら、通信部とRFIDとの通信の成否を判定する第2のモードと、を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
RFIDを有する印字媒体に印字を行なうプリンタであって、
前記RFIDと通信を行なう通信部と、
前記RFIDと前記通信部との相対位置を変化させながら通信の成否を判定し、当該通信の成否に基づいて、前記RFIDと前記通信部との通信位置を特定する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記RFIDと前記通信部との相対位置を第1の間隔で変化させながら前記通信部と前記RFIDとの通信を行い、当該通信が成功したと判定した複数の前記相対位置における電波強度を特定し、当該複数の前記相対位置における前記電波強度に基づいて、前記RFIDと前記通信部との最適な通信位置を特定する第1のモードと、
前記RFIDと前記通信部との相対位置を、前記第1の間隔よりも狭い第2の間隔で変化させながら、前記通信部と前記RFIDとの通信を行い、当該通信が成功したと判定した複数の相対位置における電波強度を特定し、当該複数の前記相対位置における前記電波強度に基づいて、前記RFIDと前記通信部との最適な通信位置を特定する第2のモードと、
を有し、
前記第1のモードと前記第2のモードとを選択させるための選択キーを備える、
プリンタ。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
RFIDを有する印字媒体に印字を行なうプリンタであって、
前記RFIDと通信を行なう通信部と、
前記RFIDと前記通信部との相対位置を変化させながら通信の成否を判定し、当該通信の成否に基づいて、前記RFIDと前記通信部との通信位置を特定する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記RFIDと前記通信部との相対位置を変化させながら、前記通信部と前記RFIDとの通信を行い、当該通信が成功したと判定した複数の前記相対位置における電波強度を特定し、当該複数の前記相対位置における前記電波強度に基づいて、前記RFIDと前記通信部との最適な通信位置を特定する第1のモードと、
前記RFIDと前記通信部との相対位置を変化させながら、前記通信部と前記RFIDとの通信を行い、当該通信が成功したと判定した複数の前記相対位置における電波強度を特定し、当該複数の前記相対位置における前記電波強度に基づいて、前記RFIDと前記通信部との最適な通信位置を特定する第2のモードと、を有し、
前記第1のモードと前記第2のモードとを選択させるための選択キーを備え、
前記第2のモードにおいて、前記相対位置を変化させながら前記RFIDと前記通信部との通信を行う位置の数は、前記第1のモードにおいて、前記相対位置を変化させながら前記RFIDと前記通信部との通信を行う位置の数よりも多い、
プリンタ。
【請求項3】
請求項1に記載のプリンタであって、
前記第2のモードにおいて、前記相対位置を変化させながら前記RFIDと前記通信部との通信を行う位置の数は、前記第1のモードにおいて、前記相対位置を変化させながら前記RFIDと前記通信部との通信を行う位置の数よりも多い、
プリンタ 。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のプリンタであって、
前記制御部は、
前記第1のモード又は前記第2のモードにおいて前記RFIDと前記通信部との最適な通信位置の特定を開始させるための新規探索キーと、
以前に特定され、記憶された前記RFIDと前記通信部との通信位置を読み出して再利用させる過去履歴情報キーと、
を備え、
前記新規探索キーには、前記選択キーが備えられる、
プリンタ。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のプリンタであって、
前記制御部は、
前記第1のモードでは、前記第2のモードよりも短時間で前記RFIDと前記通信部との最適な通信位置を特定する、
プリンタ。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のプリンタであって、
前記通信部は、前記RFIDに対する位置が移動可能に構成される、
プリンタ。
【請求項7】
請求項6に記載のプリンタであって、
前記通信部は、前記印字媒体の搬送方向であるX軸方向に沿って移動可能に構成される、
プリンタ。
【請求項8】
請求項6に記載のプリンタであって、
前記通信部は、前記印字媒体の搬送方向と直交する方向であるY軸方向に沿って移動可能に構成される、
プリンタ。
【請求項9】
請求項6に記載のプリンタであって、
前記通信部は、前記印字媒体の搬送方向であるX軸方向、及び、前記印字媒体の搬送方向と直交する方向であるY軸方向に沿って移動可能に構成される、
プリンタ。
【請求項10】
請求項9に記載のプリンタであって、
前記通信部は、前記X軸方向及び前記Y軸方向に沿って、渦巻きを描くように移動可能に構成される、
プリンタ 。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、プリンタの制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
識別情報が書き込まれたICチップから非接触通信によって情報を送受信するRFID(Radio Frequency Identification)技術が種々の分野に適用されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、RFID素子に非接触で情報を書き込むと共にRFID素子が内蔵されたラベル紙に印字を行うプリンタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-296669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、RFIDとの通信が成功した最初の位置と最後の位置とに基づいてアンテナ位置を特定するため、最適なアンテナ位置を効率的に特定できない場合があった。
【0005】
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、最適なアンテナ位置を、より効率的に特定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によれば、RFIDを有する印字媒体に印字を行なうプリンタであって、RFIDと通信を行なう通信部と、印字媒体の面方向にRFIDに対する通信部の位置を所定の間隔で移動させ、RFIDとの通信可能な位置を探索する探索部と、を備える。探索部は、通信部の位置を第1の間隔で移動させながら、通信部とRFIDとの通信の成否を判定する第1のモードと、通信部の位置を、第1の間隔よりも狭い第2の間隔で移動させながら、通信部とRFIDとの通信の成否を判定する第2のモードと、を有し、第1のモードと第2のモードとを選択させるための選択キーを備えるプリンタが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様に係るプリンタによれば、最適なアンテナ位置を、より効率的に特定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るプリンタの概略構成図である。
本発明の実施形態に係るプリンタの制御ブロック図である。
印字媒体の平面図である。
可動機構の概略説明図である。
コントローラにより実行される処理のフローチャートである。
メニュー画面の説明図である。
最良点探索処理のフローチャートである。
開始画面の説明図である。
探索結果表示画面の説明図である。
探索処理のフローチャートである。
クイックモードにおける探索点の説明図である。
詳細モードにおける探索点の説明図である。
詳細モードにおける探索点の別の例の説明図である。
詳細モードにおける探索点の別の例の説明図である。
最良点決定処理のフローチャートである。
注目点における成否情報の取得を示す説明図である。
最良点決定処理の別の実施形態のフローチャートである。
別の実施形態における成功点群を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面に従って本発明の実施形態のプリンタ1について詳説する。図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ1の概略構成図である。
【0010】
プリンタ1は、インクリボンRを熱してインクリボンRのインクを印字媒体Mに転写することで印字を行う熱転写方式のものである。印字媒体Mは、例えば、帯状の台紙に複数のラベルが所定の間隔で連続して仮着され、ロール状に巻回された連続体MLとして構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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