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公開番号
2025013656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024197077,2023204339
出願日
2024-11-12,2019-11-29
発明の名称
ガス配送処理方法、システム、プログラム、サーバー装置および記録媒体
出願人
パーパス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ガス供給先の残ガス量を正確に把握するとともに、計画的なガス容器の配送処理を実現する。
【解決手段】指針情報取得部がガス供給先(10)の指針情報を取得する工程と、算出期間(設定日数x)のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出する工程と、ガス使用情報およびガス供給先のガス容量情報を利用し、ガス切れ予測日(tx)を算出する工程と、ガス切れ予測日および配送条件情報により配送区分および配送予定日を設定する工程と、ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、算出期間内における日ごとのガス使用量とガス供給先の下限ガス使用量閾値とを対比し、算出期間内に下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出する工程と、異常と判断されたガス供給先に対し、新たなガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算し、配送区分を調整する工程とを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
指針情報取得部がガス供給先の指針情報を取得する工程と、
設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出する工程と、
前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出する工程と、
前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定する工程と、
前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出する工程と、
異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整する工程と、
を含むことを特徴とするガス配送処理方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記ガス供給先のガス使用量履歴により前記下限ガス使用量閾値を変動させる工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のガス配送処理方法。
【請求項3】
ガス供給先の指針情報を取得する指針情報取得部と、
設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出し、前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出し、前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定し、前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出し、異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整するサーバー装置と、
を含むことを特徴とするガス配送処理システム。
【請求項4】
前記サーバー装置は、前記ガス供給先のガス使用量履歴により前記下限ガス使用量閾値を変動させることを特徴とする請求項3に記載のガス配送処理システム。
【請求項5】
コンピュータにより実現させるためのプログラムであって、ガス供給先の指針情報を取得する機能と、
設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出する機能と、
前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出する機能と、
前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定する機能と、
前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出する機能と、
異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整する機能と、
を前記コンピュータにより実現させるためのプログラム。
【請求項6】
さらに、前記下限ガス使用量閾値をガス供給先のガス使用量履歴により変動させる機能を前記コンピュータにより実現させるための請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
ガス供給先の指針情報を取得する指針情報取得部と、
設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出し、前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出し、前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定し、前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出し、異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整する処理部と、
を含むことを特徴とするサーバー装置。
【請求項8】
前記処理部は、前記ガス供給先のガス使用量履歴により前記下限ガス使用量閾値を変動させることを特徴とする請求項7に記載のサーバー装置。
【請求項9】
コンピュータにより実現させるためのプログラムを格納した記録媒体であって、
ガス供給先の指針情報を取得する機能と、
設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出する機能と、
前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出する機能と、
前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定する機能と、
前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出する機能と、
異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整する機能と、
を前記コンピュータにより実現させるためのプログラムを格納した記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はたとえば、LPG(Liquefied Petroleum Gas:液化石油ガス)など、ガス供給先のガスメーターの指針情報を用いた配送予測とともに、ガスの異常使用による配送予測を調整したガス配送処理技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
LPGは、一般に、ガス事業者からガス供給先にボンベで配送される。ガス使用量は、ガスメーターから得られる指針情報によって管理される。ガス事業者は、たとえば1月に1回のように定期検針業務によって得られた指針値を利用し、ガス料金を算出するとともに、次回のガス容器の配送計画を策定している。この配送計画では、たとえば過去のガス使用量と今年のガス使用量とから1日あたりのガス使用量を予測する手法がとられている。
従来、ガスメーターの検針処理は、たとえば1月に1回などのペースで行われていた。ガス事業者は、少ない検針情報に基づき、ガス利用者側でガス切れを発生させないように配送計画を設定する必要があった。ガスの使用量は、ガス利用者側の生活状態などにより一定ではなく、また気候の変動などの要因が大きく影響するため、予想したガス使用量に対して誤差が生じる。このため、ガス事業者では、予測の誤差を考慮して、ガス容器内の残ガス量の閾値を高く設定して配送計画を策定することで、ガス切れを発生させないようにしていた。
【0003】
このようなガス使用量の予測に関し、ガスメーターから指針情報を受け、各指針情報を比較してガス使用量を算出するとともに、指針情報の検針日よりも所定期間前における複数のガス使用量の比較に基づいて過去のガス使用量の変化率を算出し、この変化率に応じてガス使用量を変更し、変更後のガス使用量を将来のガス使用量として予測することが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-254414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ガスの検針において、ガスメーターに給電するバッテリーや通信技術の改良により、多頻度で検針処理が行えるため、ガス使用量や現在の残ガス量を容易に把握することが可能となっている。
しかしながら、ガス配送処理では、たとえば多頻度で行われた検針処理に合わせてガス切れ時期の予測処理を行うのでは、処理能力に対する負荷の増大、データの保存容量の増大に繋がる。また、検針頻度に対して一律に予測処理の実行回数を減らして算出処理の負荷を軽減した場合、ガス使用量の変動に追従した精緻なガス容器の配送計画を策定することができないことになる。
一方、ガス容器の配送処理として、たとえばガス切れの予測処理を行わずに多頻度で検針した検針値に基づいてガス容器の配送指示を出力する手法をとった場合、ガス事業者は、突発的な配送件数の増加や、逆に配送指示が出ない期間が続くなどの状態に対応することとになるため、計画的なガス容器の配送処理が行えず、作業者の負担増加に繋がるという課題がある。
斯かる課題について、特許文献1には開示も示唆もなく、特許文献1に開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、ガス供給先の残ガス量を正確に把握するとともに、計画的なガス容器の配送処理を実現することにある。
また本発明の他の目的は、多頻度でのガス検針処理を行いつつ、ガス配送予測処理の負荷軽減を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明のガス配送処理方法の一側面によれば、指針情報取得部がガス供給先の指針情報を取得する工程と、設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出する工程と、前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出する工程と、前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定する工程と、前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出する工程と、異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整する工程とを含む。
【0008】
このガス配送処理方法において、前記ガス供給先のガス使用量履歴により前記下限ガス使用量閾値を変動させる工程を含んでもよい。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明のガス配送処理システムの一側面によれば、ガス供給先の指針情報を取得する指針情報取得部と、設定された算出期間のガス使用量の傾向を表すガス使用情報を算出し、前記ガス使用情報および前記ガス供給先のガス容量情報を利用して、ガス切れ予測日を算出し、前記ガス切れ予測日および配送条件情報により、配送区分および配送予定日を設定し、前記ガス使用量の下限を表す下限ガス使用量閾値を設定し、前記指針情報に基づいて取得した前記算出期間内における日ごとのガス使用量と前記ガス供給先の前記下限ガス使用量閾値とを対比して、前記算出期間内に前記下限ガス使用量閾値を下回る日が含まれている場合にガス使用量が異常と判断し、新たにガス使用情報を算出し、異常と判断された前記ガス供給先に対し、新たに算出した前記ガス使用情報によりガス切れ予測日を再計算して、前記配送区分を調整するサーバー装置とを含む。
【0010】
この配送処理システムにおいて、前記サーバー装置は、前記ガス供給先のガス使用量履歴により前記下限ガス使用量閾値を変動させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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