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公開番号
2025013419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024191839,2021564161
出願日
2024-10-31,2020-04-28
発明の名称
酸素化芳香族アミンおよび酸化防止剤としての使用
出願人
エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C10L
1/223 20060101AFI20250117BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】酸化防止剤としての酸素化芳香族アミンの組成物および使用の提供。
【解決手段】酸化防止剤として有用なアミノフェノール、フェニル-p-フェニレンジアミン、およびジアミノベンゼンベースの化合物などの酸素化芳香族アミンを含む化合物、組成物、ならびに方法が記載されている。酸素化芳香族アミンは、1つもしくは2つの炭素含有基に結合している窒素を有する二級および/または三級アミン基を含み、炭素含有基は、一つ又は複数の炭素原子によって窒素から分離されたヒドロキシル基および/またはエーテル基を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
有機化合物の酸化を抑制するための方法であって、前記方法は、
有機化合物を含む組成物に式Iの化合物を添加することを含み、前記式Iの化合物が、以下のとおりであり、
JPEG
2025013419000014.jpg
58
42
式中、-R
1
、-R
2
、-R
3
、-R
4
、および-R
5
が、-H、-OH、アルキル、アリール、アルキルアリール、およびアリールアルキル、ならびに-NR
8
R
9
から独立して選択され、R
8
およびR
9
が、-H、アルキル、アリール、アルキルアリール、およびアリールアルキル、ならびに本明細書に記載されるようなR
6
/R
7
から独立して選択されるか、または-R
1
、-R
2
、-R
3
、-R
4
、および-R
5
の任意の2つの隣接する基が、一つ又は複数の環構造を形成し、
R
6
およびR
7
の一方または両方が、(i)一つ又は複数の炭素原子によってN原子から分離された一つ又は複数のヒドロキシル基を含む炭素含有基であり、R
6
またはR
7
が(I)ではない場合、それは、-H、アルキル、アリール、アルキルアリール、およびアリールアルキルから選択され、
前記式Iの化合物が、前記組成物中の前記有機化合物の酸化を抑制する、方法。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記有機化合物が、エチレン性不飽和基を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記有機化合物が、燃料組成物または潤滑剤組成物中に存在する、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記燃料組成物が、ガソリンまたはガソリンブレンドを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ガソリンまたはガソリンブレンドが、熱分解ガソリン、熱分解ガソリンの精製製品、エタノールなどのアルコール、またはそれらの組み合わせを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
エチレン性不飽和基を含む有機化合物が、オレフィンまたはアルケンである、請求項2~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記式1の化合物が、1ppm~5000ppmの範囲の量で前記組成物中に存在する、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記式1の化合物が、10ppm~2500ppmの範囲の量で前記組成物中に存在する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記式1の化合物が、50ppm~1500ppmの範囲の量で前記組成物中に存在する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記有機化合物が、ゴム組成物、プラスチック組成物、または接着剤組成物中に存在する、請求項1または2に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年4月29日に出願された米国仮特許出願シリアル番号第62/840,133号の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
本発明は、酸化防止剤としての酸素化芳香族アミンの組成物および使用を対象にする。
【背景技術】
【0003】
酸化防止剤は、様々な種類の組成物および産業で使用されている。例えば、酸化防止剤は、石油およびガス産業で得られる組成物の化学酸化を抑制するために使用される。酸化防止剤はまた、食品保存料としても重要な役割を果たしており、食品の特性を維持するために様々な食品組成物に添加されることがよくある。
【0004】
炭化水素含有組成物は、酸化防止剤の使用から利益を得ることができる。油脂では、酸化防止剤は、酸化反応を抑制することができ、さもなければ、そのような油脂の化学的性質に望ましくない影響を与える可能性がある。食料品では、食用油脂の酸化が不快な臭いおよび味を引き起こし、食品の腐敗を引き起こす可能性がある。酸化は、炭化水素の酸化につながる酸素および日光への曝露によって引き起こされる可能性がある。
【0005】
酸化防止剤はまた、ガソリンおよびガソリン/エタノールブレンドなどの燃料、ならびに潤滑剤に添加されて、その中の炭化水素の酸化を防ぐ。ガソリン燃料は、熱、酸素、紫外線などの条件に曝されると簡単に酸化する可能性がある。酸化生成物は、燃料内にガムまたは沈殿物を生じさせ、それによって内燃機関の詰まりおよび腐食などの問題を引き起こす。酸化防止剤は、ガソリン中の化合物の重合を防ぐことができ、さもなければ、内燃機関に損傷を与える可能性のある残留物につながる。
【0006】
プラスチック、ゴム、および接着剤の組成物はまた、ポリマーの酸化的損傷を防ぐための酸化防止剤の添加から利益を得ることができ、さもなければ、組成物の柔軟性および強度の損失がもたらされる。ポリマー組成物への酸化的損傷は、しばしば、酸素および/またはUV放射に曝される材料表面に亀裂をもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
いくつかの従来の酸化防止剤は、酸化防止剤活性を提供するために、高濃度で使用する必要があり、酸化中に形成される過酸化物の制御が不十分であり、燃料の色劣化を止める効果が不十分である。したがって、燃料内の沈降およびガム形成を低減または排除し、同時に、内燃機関の腐食または詰まりを低減または排除する、改善された酸化安定性を有するガソリンまたはガソリンおよびエタノールのブレンド組成物が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
現在の開示は、アミノフェノール、n-フェニル-p-フェニレンジアミン、およびジアミノベンゼンベースの化合物などの酸素化芳香族アミン化合物、ならびに有機化合物の酸化を防止するために、その化合物(すなわち、酸化防止剤として)を含むか、または利用する組成物ならびに方法を対象にする。
【0009】
本発明は、本開示の方法で使用される式Iの化合物を提供し、式Iの化合物は、以下のとおりであり、
JPEG
2025013419000002.jpg
58
57
式中、-R
1
、-R
2
、-R
3
、-R
4
、および-R
5
は、-H、-OH、アルキル、アリール、アルキルアリール、およびアリールアルキル、ならびに-NR
8
R
9
から独立して選択され、R
8
およびR9は、-H、アルキル、アリール、アルキルアリール、およびアリールアルキル、ならびに本明細書に記載されるようなR
6
/R
7
から独立して選択されるか、または-R
1
、-R
2
、-R
3
、-R
4
、および-R
5
の任意の2つの隣接する基が、一つ又は複数の環構造を形成し、R
6
およびR7の一方または両方は、(i)一つ又は複数の炭素原子によってN原子から分離された一つ又は複数のヒドロキシル基を含む炭素含有基であり、R
6
またはR
7
が(i)でない場合、それは、-H、アルキル、アリール、アルキルアリール、およびアリールアルキルから選択される。
【0010】
実施形態では、-R
1
、-R
2
、-R
3
、-R
4
、および-R
5
のうちの少なくとも1つが、-OHであり、好ましくは-R
3
が、-OHである。いくつかの実施形態では、-OHではないそれらの-R
1
、-R
2
、-R
3
、-R
4
、および-R
5
が、-Hであり、本開示のアミノフェノールを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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