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公開番号
2025009652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023151181
出願日
2023-09-19
発明の名称
燃料組成物
出願人
株式会社ブルーオーシャン産業
,
BLUE OCEAN INDUSTRY, INC.
代理人
個人
主分類
C10L
5/44 20060101AFI20250109BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】燃料組成物が開示される。
【解決手段】一実施例による燃料組成物は、ホッパー内にある原資材を第1上昇コンベヤーベルトに投下させる工程と、第1上昇コンベヤーベルトに投下された原資材を上昇させながら原資材から金属成分を1次除去する工程と、金属成分が1次除去された原資材を第2上昇コンベヤーベルトに向けて投下させる工程と、金属成分が1次除去された原資材が第2上昇コンベヤーベルトに到逹する前に、フィルターで異物を除去する工程と、異物が除去された原資材を上昇させながら原資材から金属成分を2次除去する工程とにより取得したパームカーネルシェルと、アルミノ珪酸塩とを含み、アルミノ珪酸塩中の二酸化珪素の含有量を酸化アルミニウムの含有量で割った比が0.78~1.58であり、パームカーネルシェル100重量部当たりアルミノ珪酸塩3~5重量部がパームカーネルシェルと混合される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ホッパー内にある原資材を第1上昇コンベヤーベルトに投下させる工程と、前記第1上昇コンベヤーベルトに投下された前記原資材を上昇させながら前記原資材から金属成分を1次除去する工程と、金属成分が1次除去された原資材を第2上昇コンベヤーベルトに向けて投下させる工程と、前記金属成分が1次除去された原資材が前記第2上昇コンベヤーベルトに到逹する前に、フィルターで異物を除去する工程と、異物が除去された原資材を上昇させながら前記原資材から金属成分を2次除去する工程とによって取得したパームカーネルシェルと、
アルミノ珪酸塩と、を含み、
前記アルミノ珪酸塩に含まれた二酸化珪素の含有量を前記アルミノ珪酸塩に含まれた酸化アルミニウムの含有量で割った比が0.78~1.58であり、
前記パームカーネルシェル100重量部当たり前記アルミノ珪酸塩3~5重量部が前記パームカーネルシェルと混合されたことを特徴とする、燃料組成物。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記アルミノ珪酸塩は、国際標準化機構ISO 9277:2010規定によって測定された比表面積が100~180m
2
/gであることを特徴とする、請求項1に記載の燃料組成物。
【請求項3】
前記アルミノ珪酸塩は、400℃から800℃まで昇温するとき、重量減少率が5%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の燃料組成物。
【請求項4】
前記パームカーネルシェルが第3上昇コンベヤーベルト上で移動するとき、前記アルミノ珪酸塩が前記パームカーネルシェル上に撒布されて前記パームカーネルシェルと混合されることを特徴とする、請求項1に記載の燃料組成物。
【請求項5】
前記パームカーネルシェルが洗浄された直後、前記パームカーネルシェルを前記アルミノ珪酸塩と混合して乾燥する工程によって前記パームカーネルシェルの表面に前記アルミノ珪酸塩が付着することを特徴とする、請求項1に記載の燃料組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は燃料組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、パーム油を製造する過程で多量のパーム副産物が発生することになる。パーム油抽出工程中に発生する皮副産物をパームカーネルシェル(PKS;Palm Kernel Shell)という。
【0003】
このようなパームカーネルシェルは大部分焼却するか埋め込んで来たが、最近には廃棄物であるパームカーネルシェルを燃料として再活用するための研究が引き続いて行われている。これに関連して、韓国登録特許第10-1566489号公報には、PKSを可動燃料として使用する流動層ボイラー制御システムに対する技術が提示されている。
【0004】
ところが、パーム農場でパーム果実を栽培するとき、収穫量を増大させるために種々の肥料を多量に使用することにより、パームカーネルシェルにはカリウム(K)、ナトリウム(N)などのようなアルカリ成分が多量含有されていることがある。
【0005】
パームカーネルシェルがボイラー内で燃焼すると、パームカーネルシェルに含有されていたアルカリ成分(例えば、K
2
O、Na
2
O)が放出されながら不均一燃焼を引き起こすだけでなく、燃焼炉(furnace)内にあったアッシュ(ash)と反応してボイラーの内壁をコーティングさせ、よってボイラーの内壁を含む金属表面を腐食させるおそれがあった。
【0006】
また、パームカーネルシェル内に含有されていた低融点の無機物がパームカーネルシェルの燃焼過程中に融けて流動しながらボイラーの内壁及び熱交換部などに付着してスラギング及びファウリング現象を引き起こすと、ボイラーの熱効率が著しく低下し、燃焼炉内での流動パターンに邪魔になり、さらにボイラーの内壁を深刻に損傷させる問題を引き起こすため、従来の問題点を改善した新技術の開発が望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の技術的思想は上述した問題点を解決するためのものであり、これまでは焼却するか廃棄していたパームカーネルシェルを燃料として再活用することができる技術を提供することに目的がある。
【0008】
また、本開示の技術的思想は、パームカーネルシェルの燃焼の際、パームカーネルシェル内に存在していた特定の成分によるボイラーの内部の熱的不均衡、スラギング、ファウリング現象及び腐食問題を改善することができる技術を提供することに他の目的がある。
【0009】
本開示が解決しようとする課題は前述した課題に限定されず、言及しなかった他の技術的課題は後述する内容から本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解可能であろう。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的を達成するために、本発明の一実施形態として、燃料組成物は、ホッパー内にある原資材を第1上昇コンベヤーベルトに投下させる工程と、前記第1上昇コンベヤーベルトに投下された前記原資材を上昇させながら前記原資材から金属成分を1次除去する工程と、金属成分が1次除去された原資材を第2上昇コンベヤーベルトに向けて投下させる工程と、前記金属成分が1次除去された原資材が前記第2上昇コンベヤーベルトに到逹する前に、フィルターで異物を除去する工程と、異物が除去された原資材を上昇させながら前記原資材から金属成分を2次除去する工程とによって取得したパームカーネルシェルと、アルミノ珪酸塩と、を含み、前記アルミノ珪酸塩に含まれた二酸化珪素の含有量を前記アルミノ珪酸塩に含まれた酸化アルミニウムの含有量で割った比が0.78~1.58であり、前記パームカーネルシェル100重量部当たり前記アルミノ珪酸塩3~5重量部が前記パームカーネルシェルと混合される。
(【0011】以降は省略されています)
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