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公開番号
2025012874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116039
出願日
2023-07-14
発明の名称
運転者監視装置、運転者監視方法及びプログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
,
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】運転者がドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話する行動を抑制する。
【解決手段】運転者監視装置20は、ドライバモニタカメラ3によって撮影された車両1の運転者の顔を含むドライバモニタカメラ画像を取得する取得部231と、取得部231によって取得されたドライバモニタカメラ画像に基づいて運転者がドライバモニタカメラ3の撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話しているか否かを推定する推定部233とを備え、推定部233は携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手がドライバモニタカメラ画像に含まれる状態が検出され次いで携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手がドライバモニタカメラ画像に含まれなくなった状態が検出されかつ通話の継続を示す運転者の特徴的な行為が検出された場合に運転者がドライバモニタカメラ3の撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話していると推定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ドライバモニタカメラによって撮影された車両の運転者の顔を含むドライバモニタカメラ画像を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記ドライバモニタカメラ画像に基づいて、運転者が、前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話しているか否かを推定する推定部とを備え、
前記推定部は、
携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれる状態が検出され、次いで、携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれなくなった状態が検出されかつ通話の継続を示す運転者の特徴的な行為が検出された場合に、
運転者が前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話していると推定する、運転者監視装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記通話の継続を示す運転者の特徴的な行為には、通話の継続を示す運転者の口の動き、携帯電話を持つ運転者の手を、ステアリングを把持する位置以外の位置まで移動させる行為及び運転者が手に持っている携帯電話をチラチラ見る行為の少なくともいずれかが含まれ、
前記推定部は、前記ドライバモニタカメラ画像と骨格検知とを用いることによって、携帯電話を持つ運転者の手を、前記ステアリングを把持する位置以外の位置まで移動させる行為が検出されたか否かを推定する機能を有する、請求項1に記載の運転者監視装置。
【請求項3】
携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれる状態が検出されたときと、携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれなくなった状態及び前記通話の継続を示す運転者の特徴的な行為が検出されたときとで異なる態様で警報を発報する警報部を備える、請求項1又は2に記載の運転者監視装置。
【請求項4】
運転者監視装置が、ドライバモニタカメラによって撮影された車両の運転者の顔を含むドライバモニタカメラ画像を取得する取得ステップと、
前記運転者監視装置が、前記取得ステップにおいて取得された前記ドライバモニタカメラ画像に基づいて、運転者が、前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話しているか否かを推定する推定ステップとを備え、
前記推定ステップでは、
携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれる状態が検出され、次いで、携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれなくなった状態が検出されかつ通話の継続を示す運転者の特徴的な行為が検出された場合に、
運転者が前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話していると推定される、運転者監視方法。
【請求項5】
プロセッサに、
ドライバモニタカメラによって撮影された車両の運転者の顔を含むドライバモニタカメラ画像を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された前記ドライバモニタカメラ画像に基づいて、運転者が、前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話しているか否かを推定する推定ステップとを実行させるためのプログラムであって、
前記推定ステップでは、
携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれる状態が検出され、次いで、携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれなくなった状態が検出されかつ通話の継続を示す運転者の特徴的な行為が検出された場合に、
運転者が前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話していると推定される、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、運転者監視装置、運転者監視方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転席の真正面に位置するカメラが運転者画像を撮影する旨、運転者画像から頭部姿勢情報、目部状態情報、口部状態情報等を得て、それらに基づいて運転者の注意散漫状態を検出して注意散漫動作(電話通話動作等)が発生したか否かを決定する(顔の局所領域(口部領域、目部領域等)、手部領域、動作関連物(携帯電話等)を含む動作目標枠を決定すること等を含む)旨等が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-527900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された技術では、運転者がカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話(つまり、運転者画像に含まれない携帯電話)を手に持って通話しているか否かを判定することができず、そのため、運転者がカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話する行動を抑制することができない。
【0005】
上述した点に鑑み、本開示は、運転者がドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話する行動を抑制することができる運転者監視装置、運転者監視方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、ドライバモニタカメラによって撮影された車両の運転者の顔を含むドライバモニタカメラ画像を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記ドライバモニタカメラ画像に基づいて、運転者が、前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話しているか否かを推定する推定部とを備え、前記推定部は、携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれる状態が検出され、次いで、携帯電話及び携帯電話を持つ運転者の手が前記ドライバモニタカメラ画像に含まれなくなった状態が検出されかつ通話の継続を示す運転者の特徴的な行為が検出された場合に、運転者が前記ドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話していると推定する、運転者監視装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、運転者がドライバモニタカメラの撮影範囲外に位置する携帯電話を手に持って通話する行動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の運転者監視装置20が適用された車両1の一例を示す図である。
図1に示す運転者監視装置20の具体的な構成の一例を示す図である。
図1に示すドライバモニタカメラ3の配置の一例を示す図である。
第1実施形態の運転者監視装置20における骨格検知の用い方を概念的に説明するための図である。
第1実施形態の運転者監視装置20によって実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本開示の運転者監視装置、運転者監視方法及びプログラムの実施形態について説明する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の運転者監視装置20が適用された車両1の一例を示す図である。図2は図1に示す運転者監視装置20の具体的な構成の一例を示す図である。図3は図1に示すドライバモニタカメラ3の配置の一例を示す図である。
図1~図3に示す例では、車両1が、車速センサ2と、ドライバモニタカメラ3と、HMI(Human Machine Interface)4と、GPS(Global Positioning System)ユニット5と、地図情報ユニット6と、車両制御装置10と、操舵アクチュエータ11と、制動アクチュエータ12と、駆動アクチュエータ13と、車内ネットワーク14と、運転者監視装置20とを備えている。図3に示すように、ドライバモニタカメラ3は、車両1の運転者の顔及び上半身の一部を撮像することができるように、車両1のステアリングコラム(図示せず)の上部に配置されている。他の例では、ドライバモニタカメラ3が車両1のセンタークラスタに配置されたり、ドライバモニタカメラ3が車両1のルームミラー、メータパネル、メータフード等に配置されたりしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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