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公開番号2025012616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115586
出願日2023-07-14
発明の名称処理装置および処理方法
出願人ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング,ROBERT BOSCH GMBH
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 33/497 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約【課題】運転者の呼気中の特定成分の検出における同乗者による成り代わりを抑制する。
【解決手段】処理装置17は、車両1の運転者2の呼気中の特定成分の検出に関する処理を行う処理装置17であって、特定成分を検出する検出処理を行う第1処理部と、検出処理における検出結果を出力する出力処理を行う第2処理部と、を備え、第2処理部は、車両1の同乗者3の呼吸タイミングに基づいて、出力処理を禁止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両(1)の運転者(2)の呼気中の特定成分の検出に関する処理を行う処理装置(17)であって、
前記特定成分を検出する検出処理を行う第1処理部(17b)と、
前記検出処理における検出結果を出力する出力処理を行う第2処理部(17c)と、
を備え、
前記第2処理部(17c)は、前記車両(1)の同乗者(3)の呼吸タイミングに基づいて、前記出力処理を禁止する、
処理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記第2処理部(17c)は、前記検出処理の実行中に前記同乗者(3)が息を吐いている時間に基づいて、前記出力処理を禁止する、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記第2処理部(17c)は、前記検出処理の実行中に前記同乗者(3)が息を吐いている時間のうち、前記運転者(2)が息を吐いている時間と重複する時間に基づいて、前記出力処理を禁止する、
請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記第1処理部(17b)は、前記同乗者(3)の呼吸タイミングに基づいて、前記検出処理の開始タイミングを決定する、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項5】
前記第1処理部(17b)は、前記同乗者(3)が息を吐き始めた時点から現時点までの経過時間に基づいて、前記検出処理の開始タイミングを決定する、
請求項4に記載の処理装置。
【請求項6】
前記第1処理部(17b)は、現時点から前記同乗者(3)が次に息を吸い始める時点までの予測時間に基づいて、前記検出処理の開始タイミングを決定する、
請求項4に記載の処理装置。
【請求項7】
前記第1処理部(17b)は、前記検出処理の開始タイミングを決定する前に、息を吸い始めることを促す指示を前記運転者(2)に対して報知する、
請求項4に記載の処理装置。
【請求項8】
前記第1処理部(17b)は、前記出力処理が禁止された場合、前記検出処理を再度行う、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項9】
前記第2処理部(17c)は、前記検出処理が所定回数行われ、いずれの前記検出処理に対しても前記出力処理を禁止した場合、前記検出処理が正常に行われなかった旨を前記運転者(2)に対して報知する、
請求項8に記載の処理装置。
【請求項10】
前記特定成分は、アルコールである、
請求項1~9のいずれか一項に記載の処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置および処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両の運転における安全性を確保する目的で、車両の運転者の呼気中のアルコール等の特定成分の検出を行うための技術が提案されている。このような技術として、例えば、特許文献1に開示されているように、運転者の呼気中の特定成分の検出における同乗者による成り代わりを抑制するための技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-201700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、運転者の呼気中の特定成分の検出における同乗者による成り代わりを抑制するためのいくつかの技術が提案されている。しかしながら、運転者の呼気中の特定成分の検出における同乗者による成り代わりをより効果的に抑制するための新たな提案が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、このような課題に鑑み、運転者の呼気中の特定成分の検出における同乗者による成り代わりを抑制することが可能な処理装置および処理方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、処理装置は、車両の運転者の呼気中の特定成分の検出に関する処理を行う処理装置であって、特定成分を検出する検出処理を行う第1処理部と、検出処理における検出結果を出力する出力処理を行う第2処理部と、を備え、第2処理部は、車両の同乗者の呼吸タイミングに基づいて、出力処理を禁止する。
【0007】
上記課題を解決するために、処理方法は、車両の運転者の呼気中の特定成分の検出に関する処理を行う処理方法であって、処理装置の第1処理部が、特定成分を検出する検出処理を行い、処理装置の第2処理部が、検出処理における検出結果を出力する出力処理を行い、第2処理部は、車両の同乗者の呼吸タイミングに基づいて、出力処理を禁止する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、運転者の呼気中の特定成分の検出における同乗者による成り代わりを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る車両の概略構成を示す模式図である。
本発明の実施形態に係る処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る処理装置が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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