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公開番号2025012614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115584
出願日2023-07-14
発明の名称処理装置および処理方法
出願人ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング,ROBERT BOSCH GMBH
代理人個人,個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】運転者の手の操作部に対する接触状態を適切に検出する。
【解決手段】処理装置16は、車両1の運転者2の状態の検出に関する処理を行う処理装置であって、運転者2の手3の位置に関する手位置情報、および、車両1の車室1a内の操作部の位置に関する操作部位置情報を取得する取得部と、運転者2の状態を検出する検出処理を行う処理部と、を備え、処理部は、検出処理において、手位置情報および操作部位置情報に基づいて、運転者2の手3の操作部に対する接触状態を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両(1)の運転者(2)の状態の検出に関する処理を行う処理装置(16)であって、
前記運転者(2)の手(3)の位置に関する手位置情報、および、前記車両(1)の車室(1a)内の操作部の位置に関する操作部位置情報を取得する取得部(16a)と、
前記運転者(2)の状態を検出する検出処理を行う処理部(16b)と、
を備え、
前記処理部(16b)は、前記検出処理において、前記手位置情報および前記操作部位置情報に基づいて、前記運転者(2)の前記手(3)の前記操作部に対する接触状態を検出する、
処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記操作部は、前記車両(1)のステアリングホイール(12)である、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記取得部(16a)は、
前記ステアリングホイール(12)の位置を調整する位置調整に関する位置調整情報を取得し、
前記位置調整情報に基づいて、前記操作部位置情報を取得する、
請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記車両(1)には、前記車室(1a)内の状態を検出し、前記位置調整が行われた場合に前記ステアリングホイール(12)と一体に移動する第1車室センサ(14)が設けられ、
前記取得部(16a)は、前記第1車室センサ(14)の検出結果に基づいて、前記位置調整情報を取得する、
請求項3に記載の処理装置。
【請求項5】
前記車両(1)には、前記車室(1a)内の状態を検出し、前記ステアリングホイール(12)の位置を調整する位置調整が行われた場合に前記ステアリングホイール(12)とは一体に移動しない第2車室センサ(15)が設けられ、
前記取得部(16a)は、前記第2車室センサ(15)の検出結果に基づいて、前記手位置情報を取得する、
請求項2に記載の処理装置。
【請求項6】
前記取得部(16a)は、前記運転者(2)の右手(3a)の位置に関する右手位置情報、および、前記運転者(2)の左手(3b)の位置に関する左手位置情報を前記手位置情報として取得し、
前記処理部(16b)は、前記検出処理において、前記右手位置情報、前記左手位置情報および前記操作部位置情報に基づいて、前記運転者(2)の前記右手(3a)の前記操作部に対する接触状態、および、前記運転者(2)の前記左手(3b)の前記操作部に対する接触状態をそれぞれ検出する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の処理装置。
【請求項7】
車両(1)の運転者(2)の状態の検出に関する処理を行う処理方法であって、
処理装置(16)の取得部(16a)が、前記運転者(2)の手(3)の位置に関する手位置情報、および、前記車両(1)の車室(1a)内の操作部の位置に関する操作部位置情報を取得し、
前記処理装置(16)の処理部(16b)が、前記運転者(2)の状態を検出する検出処理を行い、
前記処理部(16b)は、前記検出処理において、前記手位置情報および前記操作部位置情報に基づいて、前記運転者(2)の前記手(3)の前記操作部に対する接触状態を検出する、
処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置および処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両の車室内の状態を検出する技術が提案されている。このような技術として、例えば、特許文献1に開示されているように、ステアリングホイール等の操作部に対する運転者の手の接触状態を検出する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-069902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1に開示されている技術等では、ステアリングホイールに静電容量型の近接センサを設け、近接センサの静電容量の変化に基づいて、運転者の手のステアリングホイールに対する接触状態が検出される。しかしながら、このような技術では、運転者が手袋を着用している場合等において、運転者の手の操作部に対する接触状態を検出することが困難となり得る。
【0005】
そこで、本発明は、このような課題に鑑み、運転者の手の操作部に対する接触状態を適切に検出することが可能な処理装置および処理方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、処理装置は、車両の運転者の状態の検出に関する処理を行う処理装置であって、運転者の手の位置に関する手位置情報、および、車両の車室内の操作部の位置に関する操作部位置情報を取得する取得部と、運転者の状態を検出する検出処理を行う処理部と、を備え、処理部は、検出処理において、手位置情報および操作部位置情報に基づいて、運転者の手の操作部に対する接触状態を検出する。
【0007】
上記課題を解決するために、処理方法は、車両の運転者の状態の検出に関する処理を行う処理方法であって、処理装置の取得部が、運転者の手の位置に関する手位置情報、および、車両の車室内の操作部の位置に関する操作部位置情報を取得し、処理装置の処理部が、運転者の状態を検出する検出処理を行い、処理部は、検出処理において、手位置情報および操作部位置情報に基づいて、運転者の手の操作部に対する接触状態を検出する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、運転者の手の操作部に対する接触状態を適切に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る車両の概略構成を示す模式図である。
本発明の実施形態に係る処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る処理装置が行う全体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る処理装置が行う操作部位置情報の取得に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る処理装置が行う接触状態の検出に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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