TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114768
出願日
2023-07-12
発明の名称
印刷処理システム及び印刷処理プログラム
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の印刷装置の各々について同時に印刷ジョブを受信する印刷装置毎のセッションの上限数のみを考慮して複数の印刷ジョブを同時に送信する場合と比較して、印刷ジョブを効率的に印刷装置へ送信する。
【解決手段】情報処理装置10は、CPU11を備える。CPU11は、複数の印刷装置に対して同時に印刷ジョブを送信するセッションの上限数を表す第1セッション数、複数の印刷装置の各々について同時に印刷ジョブを受信する印刷装置毎のセッションの上限数を表す第2セッション数、及び、複数の印刷装置の各々が印刷ジョブの通信を行っている印刷装置毎のセッションの数を表す第3セッション数を取得し、第1セッション数、第2セッション数、及び第3セッション数に基づいて、送信準備が完了した複数の印刷ジョブの中から印刷ジョブを選択し、選択された印刷ジョブを複数の印刷装置の何れかの印刷装置に送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
複数の印刷装置に対して同時に印刷ジョブを送信するセッションの上限数を表す第1セッション数を取得し、
前記複数の印刷装置の各々について同時に印刷ジョブを受信する印刷装置毎のセッションの上限数を表す第2セッション数を取得し、
前記複数の印刷装置の各々が印刷ジョブの通信を行っている印刷装置毎のセッションの数を表す第3セッション数を取得し、
前記第1セッション数、前記第2セッション数、及び前記第3セッション数に基づいて、送信準備が完了した複数の印刷ジョブの中から印刷ジョブを選択し、
選択された前記印刷ジョブを前記複数の印刷装置の何れかの印刷装置に送信する、
印刷処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記複数の印刷装置の各々について印刷待ちの印刷ジョブの印刷が完了する見込みの時間である印刷完了見込時間を取得し、
前記第3セッション数が前記第2セッション数未満である印刷装置のうち前記印刷完了見込時間が最も短い印刷装置に優先的に印刷ジョブを送信する、
請求項1に記載の印刷処理システム。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記複数の印刷装置の各々についての前記印刷完了見込時間を、前記第3セッション数の増減に応じて更新する、
請求項2に記載の印刷処理システム。
【請求項4】
前記複数の印刷装置の各々の前記第3セッション数を合計したセッション数は、前記第1セッション数以下である、
請求項3に記載の印刷処理システム。
【請求項5】
前記プロセッサは、データサイズが最も小さいジョブである第1印刷ジョブを選択する、
請求項1に記載の印刷処理システム。
【請求項6】
前記複数の印刷ジョブの各々は、前記複数の印刷装置の何れかに予め対応付けられており、
前記プロセッサは、前記複数の印刷装置の各々について印刷待ちの印刷ジョブの印刷が完了する見込みの時間である印刷完了見込時間を取得し、
前記印刷完了見込時間が最も短い印刷装置に対応付けられた印刷ジョブのうちデータサイズが最も小さい前記第1印刷ジョブを、対応付けられた前記印刷装置に送信する、
請求項5に記載の印刷処理システム。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記第1印刷ジョブに対応付けられた前記印刷装置の前記印刷完了見込時間を取得し、
前記第1印刷ジョブを対応付けられた前記印刷装置で印刷する際の印刷完了見込時間を取得し、
対応付けられた前記印刷装置の前記印刷完了見込時間に、前記第1印刷ジョブの前記印刷完了見込時間を加算し、対応付けられた前記印刷装置の前記印刷完了見込時間を更新する、
請求項6に記載の印刷処理システム。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記印刷完了見込時間の更新後に前記複数の印刷装置の各々について前記印刷完了見込時間を取得し、
前記第3セッション数が前記第2セッション数未満である印刷装置のうち前記印刷完了見込時間が最も短い印刷装置に対して、対応付けられた印刷ジョブのうちデータサイズが最も小さい前記第1印刷ジョブを送信する、
請求項7に記載の印刷処理システム。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記印刷完了見込時間が最も短い印刷装置に対応付けられた印刷ジョブが存在しない場合、他の印刷装置に対応付けられ、かつ、データサイズが最も小さい前記第1印刷ジョブを送信する、
請求項8に記載の印刷処理システム。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記複数の印刷装置の各々のステータスを検知し、当該ステータスがエラーを示す印刷装置を、印刷ジョブの送信対象から除外する、
請求項1に記載の印刷処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷処理システム及び印刷処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、プリンタの状態に基づいてセッション数を変更することにより、印刷処理を高速化しつつサーバの負荷を低減する情報処理端末が記載されている。この情報処理端末は、第1のセッション数でサーバから画像データを受信する受信手段と、プリンタの状態を取得する取得手段と、を有する。この受信手段は、プリンタの状態に基づいてセッション数を前記第1のセッション数から第2のセッション数に変更して、第2のセッション数でサーバから画像データを受信し、この情報処理端末はさらに、画像データを印刷データに変換して、印刷データをプリンタに送信する送信手段を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-033765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、情報処理装置から複数の印刷装置の各々に印刷ジョブを送信して印刷ジョブを処理する印刷処理システムがある。この種のシステムでは、複数の印刷装置の各々について同時に印刷ジョブを受信する印刷装置毎のセッションの上限数を設けて、この受信側の上限数の範囲で送信準備が完了した順に印刷ジョブを送信する場合がある。
【0005】
しかしながら、情報処理装置が複数の印刷装置に対して同時に印刷ジョブを送信するセッションの上限数、つまり、送信側の上限数は考慮されていない。例えば、送信セッションが多すぎると、通信の負荷などを理由として、印刷ジョブの送信又は受信に失敗することがあり、印刷ジョブが効率的に印刷装置へ送信されない場合がある。
【0006】
本開示は、複数の印刷装置の各々について同時に印刷ジョブを受信する印刷装置毎のセッションの上限数のみを考慮して複数の印刷ジョブを同時に送信する場合と比較して、印刷ジョブを効率的に印刷装置へ送信することができる印刷処理システム及び印刷処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、第1態様に係る印刷処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサが、複数の印刷装置に対して同時に印刷ジョブを送信するセッションの上限数を表す第1セッション数を取得し、前記複数の印刷装置の各々について同時に印刷ジョブを受信する印刷装置毎のセッションの上限数を表す第2セッション数を取得し、前記複数の印刷装置の各々が印刷ジョブの通信を行っている印刷装置毎のセッションの数を表す第3セッション数を取得し、前記第1セッション数、前記第2セッション数、及び前記第3セッション数に基づいて、送信準備が完了した複数の印刷ジョブの中から印刷ジョブを選択し、選択された前記印刷ジョブを前記複数の印刷装置の何れかの印刷装置に送信する。
【0008】
また、第2態様に係る印刷処理システムは、第1態様に係る印刷処理システムにおいて、前記プロセッサが、前記複数の印刷装置の各々について印刷待ちの印刷ジョブの印刷が完了する見込みの時間である印刷完了見込時間を取得し、前記第3セッション数が前記第2セッション数未満である印刷装置のうち前記印刷完了見込時間が最も短い印刷装置に優先的に印刷ジョブを送信する。
【0009】
また、第3態様に係る印刷処理システムは、第2態様に係る印刷処理システムにおいて、前記プロセッサが、前記複数の印刷装置の各々についての前記印刷完了見込時間を、前記第3セッション数の増減に応じて更新する。
【0010】
また、第4態様に係る印刷処理システムは、第3態様に係る印刷処理システムにおいて、前記複数の印刷装置の各々の前記第3セッション数を合計したセッション数が、前記第1セッション数以下である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
情報提示方法
12日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
アカウントマップ
5日前
個人
RFタグ読取装置
29日前
個人
プログラム
4日前
個人
自動精算システム
20日前
個人
プログラム
11日前
個人
売買システム
26日前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
発想支援方法及びシステム
15日前
個人
市場受発注システム
18日前
個人
分類処理プログラム及び方法
15日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
28日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
28日前
個人
学習装置及び推論装置
4日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
富士通株式会社
金融システム
12日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
株式会社プレニーズ
仲介システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
無線通信装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
1か月前
村田機械株式会社
人員配置システム
15日前
個人
情報処理装置およびプログラム
1か月前
個人
販売支援システム
20日前
富士通株式会社
情報処理プログラム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報通知方法
18日前
トヨタ自動車株式会社
作業管理装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
記号識別方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る