TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114755
出願日
2023-07-12
発明の名称
オゾン発生用放電管
出願人
個人
代理人
弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類
C01B
13/11 20060101AFI20250117BHJP(無機化学)
要約
【課題】石英三重管構造のオゾン発生用放電管において、三重管の一部が破損した場合であっても、部品の置換が可能となり、メンテナンスが容易となるオゾン発生用放電管を提供する。
【解決手段】オゾン発生用放電管1は、電圧を空隙部に負荷してオゾンを発生させる無声放電式のオゾン発生用放電管1であって、軸心を共通として配置された内側石英管2、中央石英管3、及び外側管4を少なくとも有し、中央石英管3と外側管4との間隙に外側冷却水通路22を設け、中央石英管3と内側石英管2との間隙に、オゾン発生用気体通路25を設け、内側石英管2の内部空間2b内に、内側冷却水通路21を設け、内側石英管2、中央石英管3、及び外側管4の両端部を固定するキャップ部材5を設け、内側石英管2の内部空間2b内に、軸心を共通として配置されたシャフト部材6を設け、シャフト部材6の両端に、キャップ部材5を固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電圧を空隙部に負荷してオゾンを発生させる無声放電式のオゾン発生用放電管であって、
軸心を共通として配置された内側石英管、中央石英管、及び外側管を少なくとも有し、
前記中央石英管と前記外側管との間隙に外側冷却水通路を設け、前記中央石英管と前記内側石英管との間隙に、オゾン発生用気体通路を設け、前記内側石英管の内部空間に、内側冷却水通路を設け、
前記内側石英管、中央石英管、及び外側管の両端部を固定するキャップ部材を設け、
前記内側石英管の内部空間に、軸心を共通として配置されたシャフト部材を設け、
前記シャフト部材の両端に、前記キャップ部材を固定する
ことを特徴とする、オゾン発生用放電管。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記シャフト部材の内部に、内部冷却水通路が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のオゾン発生用放電管。
【請求項3】
前記シャフト部材は、通電性及び耐腐食性を備えた素材で形成され、その側面に前記内部冷却水通路と連通する冷却水通水孔が設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載のオゾン発生用放電管。
【請求項4】
前記キャップ部材は、絶縁性及び耐腐食性を備えた部材で形成される、
ことを特徴とする請求項3に記載のオゾン発生用放電管。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オゾン発生用放電管の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、内面水冷、外面空冷の石英三重管構造と同様の規模でより多くのオゾンを発生可能な両面水冷の石英製放電管の技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来の石英三重管構造の放電管において、冷却は内側及び外側ともに水冷式とすることを特徴とする。特に高電圧側の冷却水は絶縁性の配管を通じて供給、排出することを特徴としている。すなわち、外側管と中央石英管の間の間隙に冷却水を流通させ、且つ内側石英管の内部に冷却水を流通させ、双方の冷却水の間に交流高電圧を負荷し、内側石英管と中央石英管との間の間隙に交流高電界を形成し、無声放電を発生させることによってオゾンを発生させるものである(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開第2009-91209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の石英三重管構造においては、外側管の内部に中央石英管を貫通させて、中央石英管の内部に内側石英管を貫通させて、三重管を形成する。この際、石英管同士は両端部において溶接される。
【0006】
石英管は、硬いが壊れやすい硬脆材料で形成されているため、加工が困難であり、また、メンテナンス時に破損する可能性がある。また、石英管同士が両端部において溶接されているため、例えば、外側管が破損した場合であっても、石英三重管全体が使用できなくなっていた。
【0007】
そこで、本発明はかかる課題に鑑み、石英三重管構造のオゾン発生用放電管において、三重管の一部が破損した場合であっても、部品の置換が可能となり、メンテナンスが容易となるオゾン発生用放電管を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
即ち、本発明においては、電圧を空隙部に負荷してオゾンを発生させる無声放電式のオゾン発生用放電管であって、
軸心を共通として配置された内側石英管、中央石英管、及び外側管を少なくとも有し、
前記中央石英管と前記外側管との間隙に外側冷却水通路を設け、前記中央石英管と前記内側石英管との間隙に、オゾン発生用気体通路を設け、前記内側石英管の内部空間に、内側冷却水通路を設け、
前記内側石英管、中央石英管、及び外側管の両端部を固定するキャップ部材を設け、
前記内側石英管の内部空間に、軸心を共通として配置されたシャフト部材を設け、
前記シャフト部材の両端に、前記キャップ部材を固定するものである。
【0010】
また、本発明においては、前記シャフト部材の内部に、内部冷却水通路が設けられるものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三菱重工業株式会社
水素製造装置
9日前
三菱重工業株式会社
水素製造装置
9日前
古河ケミカルズ株式会社
酸化銅の製造方法
10日前
三桜工業株式会社
水素発生装置及び水素発生方法
6日前
三菱ケミカル株式会社
ゼオライトの製造方法
6日前
三菱ケミカル株式会社
ゼオライトの製造方法
6日前
個人
オゾン発生用放電管
2日前
日本特殊陶業株式会社
多孔体
9日前
三菱ケミカル株式会社
球状ゼオライトの製造方法
9日前
株式会社トクヤマ
球状表面処理シリカエアロゲル及びその製造方法
18日前
株式会社神戸製鋼所
多孔質炭素の製造方法
6日前
住友電気工業株式会社
ゲルマニウムの回収方法
6日前
ティエムファクトリ株式会社
エアロゲルおよびその製造方法
17日前
デクセリアルズ株式会社
シリカエアロゲル分散物、シート、膜
2日前
国立大学法人電気通信大学
窒素化グラファン
11日前
明智セラミックス株式会社
活性炭の処理方法および蓄電デバイス
17日前
古河ケミカルズ株式会社
塩基性炭酸銅の製造方法および酸化銅の製造方法
10日前
株式会社アドマテックス
一酸化ケイ素の製造方法
17日前
株式会社TBM
炭酸カルシウム粒子の製造方法
2日前
小池酸素工業株式会社
ヘリウムガス回収精製装置
11日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
半導体カーボンナノチューブを備える積層体
17日前
東急ジオックス株式会社
発熱塗料の製造方法
9日前
キヤノン株式会社
水素発生装置及び情報管理システム
10日前
株式会社TBM
チューブ状炭酸カルシウムの製造方法
2日前
日本ゼオン株式会社
カーボンナノチューブ分散液の製造方法
17日前
株式会社MARUWA
窒化アルミニウム粉末及びその改質方法並びに高分子成形体
2日前
住友金属鉱山株式会社
ニッケル硫化物原料の処理方法、並びに硫黄回収方法
2日前
学校法人神奈川大学
酸水酸化物及びそれからなる蛍光発光体並びにそれらの製造方法
18日前
三菱重工業株式会社
水素製造装置、水素製造方法、および水素製造プログラム
9日前
三井化学株式会社
水素の製造方法、光触媒及び光触媒の製造方法
6日前
東ソー・シリカ株式会社
加工されたもみ殻灰およびその製造方法
9日前
東ソー株式会社
疎水性ゼオライト、及びその製造方法
17日前
一般財団法人電力中央研究所
燃焼プロセスにおける反応性窒素の回収システム、発電設備
2日前
ジカンテクノ株式会社
シリカの製造方法
4日前
DIC株式会社
シリコン粒子、シリコン含有活物質、二次電池用負極活物質、負極および二次電池
6日前
個人
抗バイオフィルム剤、組成物及び医療用機器並びに抗バイオフィルム剤に依る菌付着防止方法
6日前
続きを見る
他の特許を見る