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公開番号
2025012100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114676
出願日
2023-07-12
発明の名称
生産計画システム及び生産計画方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】生産ライン全体としての生産効率の向上や設備エネルギー消費の低減を図った生産計画が策定できるようにする。
【解決手段】仕掛置き場を挟んで前後に工程を有する生産ラインで製品の生産を行う計画を行うようにした生産計画システムに適用される。生産計画システムは、製品を構成する部品の情報を格納した部品情報記憶部121aと、仕掛置き場のサイズの情報を格納した仕掛置き場情報記憶部121cと、仕掛置き場に部品を配置する配置計画を含む生産計画を立案する生産計画立案部144と、生産計画立案部144が作成した配置計画から部品の配置及び取り出しに順序拘束が発生する部品をグループ化する部品グループ抽出部142と、部品グループ抽出部142が抽出した部品グループに基づき部品を取り付ける生産順序を計画する生産順序計画部143と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
仕掛置き場を挟んで前後に工程を有する生産ラインで製品の生産を行う計画を行う生産計画システムであって、
前記製品を構成する部品の情報を格納した部品情報記憶部と、
前記仕掛置き場のサイズの情報を格納した仕掛置き場情報記憶部と、
前記仕掛置き場に部品を配置する配置計画を含む生産計画を立案する生産計画立案部と、
前記生産計画立案部が作成した配置計画から、部品の配置及び取り出しに順序拘束が発生する部品をグループ化する部品グループ抽出部と、
前記部品グループ抽出部が抽出した部品グループに基づき部品を取り付ける生産順序を計画する生産順序計画部と、を備える
生産計画システム。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
さらに、前記生産順序計画部が計画した生産順序による生産を実行した際の生産効率及び/又は環境負荷を評価する生産計画評価部を備える
請求項1に記載の生産計画システム。
【請求項3】
前記生産計画立案部は、部品グループ数が最大となるように仕掛配置を計画する
請求項2に記載の生産計画システム。
【請求項4】
さらに、前記生産順序計画部が計画した部品グループと順序を作業者に提示する作業指示案生成部を備える
請求項3に記載の生産計画システム。
【請求項5】
前記生産計画評価部は、前記生産順序計画部が計画した生産順序による生産時の各工程における電力、製造時間、材料使用率の内の少なくとも1つを用いて生産効率及び/又は環境負荷を評価する
請求項4に記載の生産計画システム。
【請求項6】
仕掛置き場を挟んで前後に工程を有する生産ラインで製品の生産を行う計画を行う生産計画方法であって、
前記製品を構成する部品の情報を格納する部品情報記憶処理と、
前記仕掛置き場のサイズの情報を格納する仕掛置き場情報記憶処理と、
前記仕掛置き場に部品を配置する配置計画を含む生産計画を立案する生産計画立案処理と、
前記生産計画立案処理により作成した配置計画から、部品の配置及び取り出しに順序拘束が発生する部品をグループ化する部品グループ抽出処理と、
前記部品グループ抽出処理により抽出した部品グループに基づき部品の生産順序を計画する生産順序計画処理と、を含む
生産計画方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生産計画システム及び生産計画方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
各種機器を生産する際には、生産効率の向上や設備エネルギー消費の低減が求められている。具体的には、生産時の設備消費エネルギーを予測すると共に、作業者のノウハウを反映した生産設備の効率向上が図れる適正な計画の立案が望まれている。
例えば、板金を曲げ加工する場合に、曲げる長さや角度に応じて金型を変更する必要がある。しかし、金型を変更すると、金型段取り時間や段取りに伴う設備アイドル時間が、生産性やエネルギー消費量の観点で問題になる。
【0003】
特許文献1には、複数種類の部品を含む部品群を管理する場合に、部品ごとに部品優先度を付与し、各部品を組み合わせたときに、所定の指標値の範囲に入るように部品の組合せを決定する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-22306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術によると、複数種類の部品を含む部品群を管理する場合に、部品優先度などに基づいて生産を管理することができる。しかしながら、単に部品そのものの優先度だけで組み合わせを決定するようにした場合、部品の配置や取り出し時の前後関係が発生する部品を適切にグループ化することができない。そのため、生産効率の向上や設備エネルギー消費の低減を図る上で、最適な生産管理を行うことができないという問題がある。すなわち、部品そのものの優先順位から生産計画を決めたとしても、実際には部品を取り出す際に、他の物との依存関係に応じて、部品を保管する倉庫や仕掛置き場などにおける配置が適切でないと、生産効率の向上を図ることができない。
【0006】
また、多品種少量生産を行う場合であって、かつ工程ごとに段取り条件が異なる生産ラインを想定した場合には、1つ1つの製品の製造工程を最適化しても、仕掛の並べ替えや工程での段取り替えによって設備アイドル時間が増加するため、生産ライン全体としての生産性の向上やエネルギー消費量の最適化を図ることが困難である。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑み、生産ライン全体としての生産効率の向上や設備エネルギー消費の低減を図ることが可能な生産計画システム及び生産計画方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、例えば請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、生産計画システムとして、仕掛置き場を挟んで前後に工程を有する生産ラインで製品の生産を行う計画を行うようにしたものに適用され、製品を構成する部品の情報を格納した部品情報記憶部と、仕掛置き場のサイズの情報を格納した仕掛置き場情報記憶部と、仕掛置き場に部品を配置する配置計画を含む生産計画を立案する生産計画立案部と、生産計画立案部が作成した配置計画から部品の配置及び取り出しに順序拘束が発生する部品をグループ化する部品グループ抽出部と、部品グループ抽出部が抽出した部品グループに基づき部品を取り付ける生産順序を計画する生産順序計画部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、仕掛置き場の配置に起因する加工順序拘束条件をできる限り小さくすることで、効率的で環境負荷の低い加工順序を実現し、生産ライン全体の生産効率を向上させると共に、エネルギー消費削減を実現することが可能になる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施の形態例による生産計画システムの例を構成図である。
本発明の一実施の形態例による生産計画システムによる生産計画処理の流れの例を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態例による製造工程の概要を示す図である。
本発明の一実施の形態例による生産計画システムで生産計画の立案時の例(案1,案2)を示す図である。
本発明の一実施の形態例による生産計画システムで生産計画を立案したときの評価例を示す図である。
本発明の一実施の形態例による生産計画システムの出力画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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