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公開番号
2025012001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114507
出願日
2023-07-12
発明の名称
蓋付ティーバッグ及び茶飲料の抽出方法
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
A47J
31/06 20060101AFI20250117BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】ティーカップ装着時において茶葉を内包する袋体内部に茶葉が上下運動するための十分なスペースを確保することが可能な蓋付ティーバッグ及びこれに関連する技術の提供。
【解決手段】蓋付ティーバッグ1は、蓋部材3と、蓋部材3の裏面32に接続部材7を介して設けられる袋体5とを備える。蓋部材3は、ティーカップの開口全域を閉塞するためのシート状の部材である。袋体5は、茶飲料の茶葉を内包する透水性の部材である。蓋部材3は、袋体5を挟持するように折り畳まれた閉状態ST3と、閉状態ST3から展開されて平面状に延在する開状態ST1とを切り替え可能に構成されている。袋体5は、蓋部材3が閉状態ST3から開状態ST1に切り替えられると、蓋部材3の開閉方向に広がって内部空間SPの体積が閉状態ST3よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
蓋付ティーバッグであって、
ティーカップの開口全域を閉塞するためのシート状の蓋部材と、
前記蓋部材の裏面に直接または間接的に設けられ、茶飲料の茶葉を内包する透水性の袋体と、
を備え、
前記蓋部材は、前記袋体を挟持するように折り畳まれた閉状態と、前記閉状態から展開されて平面状に延在する開状態とを切り替え可能に構成されており、
前記袋体は、前記蓋部材が前記閉状態から前記開状態に切り替えられると、前記蓋部材の開閉方向に広がって内部空間の体積が前記閉状態よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする蓋付ティーバッグ。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記蓋部材の裏面と前記袋体の外周面とを接続する接続部材を更に備え、
前記接続部材のうち前記蓋部材の裏面に接続される第一接続部は、前記閉状態において前記袋体に接近する一方、前記開状態において前記袋体から離間し、
前記接続部材のうち前記袋体の外周面に接続される第二接続部は、前記第一接続部が前記袋体から離間する側に移動し、もって前記内部空間の体積が前記閉状態よりも大きくなることを特徴とする請求項1に記載の蓋付ティーバッグ。
【請求項3】
蓋付ティーバッグであって、
ティーカップの開口全域を閉塞するためのシート状の蓋部材と、
前記蓋部材の裏面に直接または間接的に設けられ、茶飲料の茶葉を内包する透水性の袋体と、
を備え、
前記蓋部材は、前記袋体を挟持するように折り畳まれた閉状態と、前記閉状態から展開されて平面状に延在する開状態とを切り替え可能に構成されており、
前記袋体は、前記蓋部材が前記閉状態から前記開状態に切り替えられると、前記蓋部材の開閉方向に広がって内部空間の体積が前記閉状態よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする蓋付ティーバッグを用いた茶飲料の抽出方法であって、
前記ティーカップにお湯を注ぐ工程と、
前記閉状態にある前記蓋部材を広げて前記開状態に切り替える工程と、
前記蓋部材を前記ティーカップの口縁に載置し、前記蓋部材の裏面に設けられた前記袋体をお湯に浸ける工程と、
からなる茶飲料の抽出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋付ティーバッグ及びこれに関連する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ティーカップ開口を覆う蓋を備えたティーバッグが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のティーバッグ(1)は、カップ(3)の開口部(3a)の全域を覆うためのシート状の蓋部材(5)と、蓋部材(5)の裏面に設けられ、透水性材料により構成され茶飲料の茶葉(M)を内包する袋体(7)とを備えている(特許文献1の図2参照)。袋体(7)の一部は、蓋部材(5)の裏面に熱融着されている。そのため、蓋部材(5)の面内方向が水平になるように蓋部材(5)を配置すると、蓋部材(5)の裏面から袋体(7)が垂れ下がる。これにより、袋体(7)をカップ(3)に注がれたお湯に浸けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-144565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、紅茶などの茶飲料の茶葉にお湯を注ぐと、熱対流に伴うジャンピングが発生する。ジャンピングの原理としては、茶葉に湯を注ぐと、軽い茶葉が浮き上がった後、茶葉がお湯を吸って重さが生じて沈む。この後、お湯の中の酸素が茶葉に付着することで茶葉が再度浮上した後、茶葉に付着した酸素が弾け、重みで再度下部に沈む。これを繰り返すことで、茶葉の上下運動、すなわち、ジャンピングが発生する。このようなジャンピングが発生することで、茶飲料本来の香りや旨味が引き出される。
【0005】
上述したジャンピングにおいて、茶葉を効率よく上下運動させるためには、茶葉が比較的自由に上下運動可能なスペース(移動空間)を確保しなければならない。ただ、特許文献1に記載の袋体(7)を含むエンベロープ型のティーバッグは、茶葉が上下運動するのに十分なスペースを内部に確保することが困難であり、ひいては、ジャンピングが発生し難いという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、ティーカップ装着時において茶葉を内包する袋体内部に茶葉が上下運動するための十分なスペースを確保することが可能な蓋付ティーバッグ及びこれに関連する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、蓋付ティーバッグであって、ティーカップの開口全域を閉塞するためのシート状の蓋部材と、前記蓋部材の裏面に直接または間接的に設けられ、茶飲料の茶葉を内包する透水性の袋体と、を備え、前記蓋部材は、前記袋体を挟持するように折り畳まれた閉状態と、前記閉状態から展開されて平面状に延在する開状態とを切り替え可能に構成されており、前記袋体は、前記蓋部材が前記閉状態から前記開状態に切り替えられると、前記蓋部材の開閉方向に広がって内部空間の体積が前記閉状態よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする蓋付ティーバッグを提供している。
【0008】
ここで、前記蓋部材の裏面と前記袋体の外周面とを接続する接続部材を更に備え、前記接続部材のうち前記蓋部材の裏面に接続される第一接続部は、前記閉状態において前記袋体に接近する一方、前記開状態において前記袋体から離間し、前記接続部材のうち前記袋体の外周面に接続される第二接続部は、前記第一接続部が前記袋体から離間する側に移動し、もって前記内部空間の体積が前記閉状態よりも大きくなるのが好ましい。
【0009】
また、本発明は、蓋付ティーバッグであって、ティーカップの開口全域を閉塞するためのシート状の蓋部材と、前記蓋部材の裏面に直接または間接的に設けられ、茶飲料の茶葉を内包する透水性の袋体と、を備え、前記蓋部材は、前記袋体を挟持するように折り畳まれた閉状態と、前記閉状態から展開されて平面状に延在する開状態とを切り替え可能に構成されており、前記袋体は、前記蓋部材が前記閉状態から前記開状態に切り替えられると、前記蓋部材の開閉方向に広がって内部空間の体積が前記閉状態よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする蓋付ティーバッグを用いた茶飲料の抽出方法であって、前記ティーカップにお湯を注ぐ工程と、前記閉状態にある前記蓋部材を広げて前記開状態に切り替える工程と、前記蓋部材を前記ティーカップの口縁に載置し、前記蓋部材の裏面に設けられた前記袋体をお湯に浸ける工程とからなる茶飲料の抽出方法を更に提供している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の蓋付ティーバッグ及び茶飲料の抽出方法によれば、蓋部材が閉状態から開状態に切り替えられると、袋体が蓋部材の開閉方向に広がって当該袋体の内部空間の体積が大きくなるように構成されている。そのため、ティーカップ装着時において茶葉を内包する袋体内部に茶葉が上下運動するための十分なスペースを確保することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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