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公開番号
2025011489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113633
出願日
2023-07-11
発明の名称
検査装置
出願人
日本精工株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61G
15/04 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】着座した状態の受診者に対して受診者の姿勢を調節する場合に受診者の身体的負担を抑制することができる検査装置を提供すること。
【解決手段】検査装置1は、第1基台10と、第1基台10に配置され、受診者Mが座る腰掛部20と、腰掛部20に座り且つ前屈した受診者Mの胸部が接触し、受診者Mの胸部内の画像に基づく診断に用いられる画像診断装置30が取り付けられる第1支持部40と、を備える。第1支持部40は、腰掛部20に座り且つ前屈した受診者Mの胸部が画像診断装置30に接触した接触状態である受診者Mの左胸部が受診者Mの右胸部より上下方向下側となる下方側に向けて、接触状態である受診者Mの上半身を下半身に対して旋回させる第1旋回部43を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基台と、
前記第1基台に配置され、受診者が座る腰掛部と、
前記腰掛部に座り且つ前屈した前記受診者の胸部が接触し、前記受診者の胸部内の画像に基づく診断に用いられる画像診断装置が取り付けられる第1支持部と、を備え、
前記第1支持部は、
前記腰掛部に座り且つ前屈した前記受診者の胸部が前記画像診断装置に接触した接触状態である前記受診者の左胸部が前記受診者の右胸部より上下方向下側となる下方側に向けて、前記接触状態である前記受診者の上半身を下半身に対して旋回させる第1旋回部を備える、
検査装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1支持部は、
前記第1基台に配置される第1支持体と、
前記画像診断装置が取り付けられる第2支持体と、をさらに備え、
前記第1旋回部は、前記下方側に向けて前記第2支持体を前記第1支持体に対して旋回可能に前記第1支持体と前記第2支持体とを接続する、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記接触状態である前記受診者を前記受診者の腰部を中心として前記下方側に向けて旋回させる第2旋回部をさらに備える、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
第2基台と、
前記第2基台に配置され、前記第1基台を支持する第2支持部と、をさらに備え、
前記第2支持部は、
前記第2基台に配置される第3支持体と、
前記第1基台に配置される第4支持体と、
前記第2旋回部と、を備え、
前記第2旋回部は、
前記下方側に向けて前記第4支持体を前記第3支持体に対して旋回可能に前記第3支持体と前記第4支持体とを接続する、
請求項3に記載の検査装置。
【請求項5】
前記接触状態である前記受診者の前屈の度合を調節する調節部をさらに備える、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項6】
前記第1旋回部は、
前記第1支持体および前記第2支持体の一方の支持体に配置され、前記第1旋回部の旋回方向に沿って延びる第1ガイドレールと、
前記第1支持体および前記第2支持体の他方の支持体に配置され、前記第1ガイドレールと嵌合する第1ガイドローラと、を備える、
請求項2に記載の検査装置。
【請求項7】
前記第1旋回部は、
前記第1支持体および前記第2支持体の一方の支持体に配置され、前記第1旋回部の旋回方向に沿って配置されている複数の第1貫通穴を有する第1板部材と、
前記第1支持体および前記第2支持体の他方の支持体に配置され、複数の前記第1貫通穴のうち1つの前記第1貫通穴と重なった状態で1つの前記第1貫通穴とともに軸部材が嵌まる第2貫通穴を有する第2板部材と、を備える、
請求項2に記載の検査装置。
【請求項8】
前記第2旋回部は、
前記第3支持体および前記第4支持体の一方の支持体に配置され、前記第2旋回部の旋回方向に沿って延びる第2ガイドレールと、
前記第3支持体および前記第4支持体の他方の支持体に配置され、前記第2ガイドレールと嵌合する第2ガイドローラと、を備える、
請求項4に記載の検査装置。
【請求項9】
前記第2旋回部は、
前記第3支持体および前記第4支持体の一方の支持体に配置され、前記第2旋回部の旋回方向に沿って配置されている複数の第3貫通穴を有する第3板部材と、
前記第3支持体および前記第4支持体の他方の支持体に配置され、複数の前記第3貫通穴のうち1つの前記第3貫通穴と重なった状態で1つの前記第3貫通穴とともに軸部材が嵌まる第4貫通穴を有する第4板部材と、を備える、
請求項4に記載の検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、検査装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、着座部および胸当て部を備える治療用椅子が開示されている。着座部および胸当て部は、互いに逆の斜め方向に移動することで、上下移動および水平移動して互いに近接および離反する。これにより、着座者の体格に関わらず最適な前傾姿勢が得られるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2857089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、医師の診察は、一般的には受診者が椅子に着座した状態で行われる。診察の結果、超音波検査などの検査が必要となった場合、受診者はベッドに横たわる。また、超音波検査を行う装置が診察室とは異なる部屋にある場合、受診者は、当該異なる部屋に移動する。このように、検査は、受診者が着座している椅子から移動して行われており、医師および受診者の双方に手間がかかっている。よって、検査は、受診者が椅子に座った状態のまま行われることが望ましい。
【0005】
受診者が椅子に座った状態で例えば超音波検査が行われる場合、例えば特許文献1の椅子の胸当て部に受診者の胸部が押し当てられた状態で、超音波検査装置の探触子(いわゆる超音波プローブ)を受診者に接触させることが考えられる。超音波検査装置において、例えば心臓の画像を鮮明な状態で取得するには、受診者の姿勢を適切な姿勢にする必要がある。しかしながら、当該適切な姿勢は、着座している受診者の上半身を下半身に対して傾斜させたりねじったりする必要があり、特許文献1の椅子の胸当て部に受診者の胸部を押し当てた状態では受診者の身体的負担が大きくなる可能性がある。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、着座した状態の受診者に対して受診者の姿勢を調節する場合に受診者の身体的負担を抑制することができる検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る検査装置は、第1基台と、前記第1基台に配置され、受診者が座る腰掛部と、前記腰掛部に座り且つ前屈した前記受診者の胸部が接触し、前記受診者の胸部内の画像に基づく診断に用いられる画像診断装置が取り付けられる第1支持部と、を備え、前記第1支持部は、前記腰掛部に座り且つ前屈した前記受診者の胸部が前記画像診断装置に接触した接触状態である前記受診者の左胸部が前記受診者の右胸部より上下方向下側となる下方側に向けて、前記接触状態である前記受診者の上半身を下半身に対して旋回させる第1旋回部を備える。
【0008】
これによれば、第1旋回部が接触状態である受診者の上半身を下半身に対して旋回させる。よって、着座した状態の受診者に対して受診者の姿勢を調節する場合に受診者の身体的負担を抑制することができる。また、受診者は、着座したまま検査を受けることができる。よって、受診者は、腰掛部に着座した状態で診察を受けることで、腰掛部から移動することなく検査を受けることができる。
【0009】
本開示の一態様に係る検査装置において、前記第1支持部は、前記第1基台に配置される第1支持体と、前記画像診断装置が取り付けられる第2支持体と、をさらに備え、前記第1旋回部は、前記下方側に向けて前記第2支持体を前記第1支持体に対して旋回可能に前記第1支持体と前記第2支持体とを接続する。
【0010】
これによれば、第1旋回部が第1支持体に対して第2支持体を旋回させることで、接触状態である受診者の上半身を下半身に対して容易に旋回させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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