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公開番号2025011404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113499
出願日2023-07-11
発明の名称情報処理方法および情報処理装置
出願人ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06T 11/60 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像から道路グラフを作成する処理のスケーラビリティを向上可能な技術を提供する。
【解決手段】隣接する領域と一部が重なる複数の道路グラフを結合する情報処理方法であって、前記複数の道路グラフを取得する取得ステップと、複数の道路グラフをグループ分けし、グループ内の道路グラフのそれぞれにラベルを割り当てるラベリングステップと、一つのラベルを選択し、当該ラベルが割り当てられた第1の道路グラフと、前記第1の道路グラフと隣接する第2の道路グラフとを結合する処理を、並列に実行する結合ステップと、を含み、前記複数の道路グラフの全てが結合されるまで、異なるラベルを選択して前記結合ステップを繰り返す、ことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
隣接する領域と一部が重なる複数の道路グラフを結合する情報処理方法であって、
前記複数の道路グラフを取得する取得ステップと、
複数の道路グラフをグループ分けし、グループ内の道路グラフのそれぞれにラベルを割り当てるラベリングステップと、
一つのラベルを選択し、当該ラベルが割り当てられた第1の道路グラフと、前記第1の道路グラフと隣接する第2の道路グラフとを結合する処理を、並列に実行する結合ステップと、
を含み、
前記複数の道路グラフの全てが結合されるまで、異なるラベルを選択して前記結合ステップを繰り返す、
ことを特徴とする情報処理方法。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記ラベリングステップでは、前記グループのそれぞれが3×3の9つの道路グラフを含むように前記複数の道路グラフをグループ分けし、グループ内での位置に基づいてグループ内の道路グラフのそれぞれにラベルを割り当て、
前記結合ステップでは、前記第1の道路グラフと前記第1の道路グラフの8近傍の前記第2の道路グラフとの9つの道路グラフを結合する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記結合ステップの繰り返しは、3×3の9つの道路グラフのうちいずれかの道路グラフに対応する第1のラベルを選択して行う処理と、前記第1のラベルの道路グラフとは第1の方向の位置および第2の方向の位置がともに異なるいずれかの道路グラフに対応する第2のラベルを選択して行う処理と、である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
第1の方向および第2の方向に並んでおり、隣接する領域と一部が重なる複数の道路グラフを結合する情報処理方法であって、
相互排他的かつ網羅的に、かつ、グループの形状が同じになるようにグループ分けされた複数の第1のグループの道路グラフに対して、グループ内の道路グラフを結合する結合処理を、各グループについて並列に実行する第1の結合ステップと、
相互排他的かつ網羅的に、かつ、グループの形状が同じになるようにグループ分けされた複数の第2のグループの道路グラフに対して、グループ内の道路グラフを結合する結合処理を、各グループについて並列に実行する第2の結合ステップと、
を含み、
前記第1のグループと前記第2のグループの形状は同じであり、第1のグループの境界値と第2のグループの境界位置は、前記第1の方向および前記第2の方向のそれぞれについて異なっている、
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項5】
プロセッサと記憶装置とを備える情報処理装置であって、
前記記憶装置は、前記プロセッサによって実行されたときに前記プロセッサに、請求項1または4に記載の情報処理方法の各ステップを実行させる、プログラムを記憶している、
ことを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される地図タイル作成システムは、領域をサブ領域に分割し、分割されたサブ領域の境界線に影響を受けないように道路または鉄道路線に対する名前を使用し、最終的な地図を生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-168961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の態様の一つは、画像から道路グラフを作成する処理のスケーラビリティを向上可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、隣接する領域と一部が重なる複数の道路グラフを結合する情報処理方法であって、前記複数の道路グラフを取得する取得ステップと、複数の道路グラフをグループ分けし、グループ内の道路グラフのそれぞれにラベルを割り当てるラベリングステップと、一つのラベルを選択し、当該ラベルが割り当てられた第1の道路グラフと、前記第1の道路グラフと隣接する第2の道路グラフとを結合する処理を、並列に実行する結合ステップと、を含み、前記複数の道路グラフの全てが結合されるまで、異なるラベルを選択して前記結合ステップを繰り返す、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示の態様によれば、画像から道路グラフを作成する処理のスケーラビリティを向上可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
道路グラフ作成装置(情報処理装置)を説明する図。
道路グラフを結合する際に維持するエッジを選択する選択処理を説明する図。
道路グラフを結合する際のマージ処理を説明する図。
マージ処理の具体例を説明する図。
道路グラフの結合処理を並列実行するための処理を説明する図。
道路グラフの結合処理を並列実行する処理の一例を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
衛星画像や空撮画像などの道路を撮影した画像を元に、道路グラフの作成が行われている。数百kmあるいはそれ以上の広い範囲の道路グラフを作成したいという要求があるが、計算上の制約から小さいサイズの画像から道路グラフを作成し、これら複数の道路グラフを結合して広い範囲の道路グラフを作成する必要がある。そこで、道路グラフの結合処理を、精度良くまた効率的に行うことが求められる。
【0009】
(全体構成)
図1(A)は、一実施形態における道路グラフ作成装置(情報処理装置)100の構成を示す図である。道路グラフ作成装置100は、プロセッサ110とメモリ120を備える。メモリ120は、プロセッサ110を画像入力部111、ROI入力部112、ROI分割部113、画像抽出部114、道路グラフ抽出部115、および結合部116として機能させるためのコンピュータプログラムを非一時的に格納する。結合部116は選択部117とマージ部118をサブ機能部として有する。
【0010】
図1(B)は、衛星画像や空撮画像などの道路画像から道路グラフを作成する処理を説明する図である。図1(B)を参照しながら道路グラフ作成装置100の各機能部の概略を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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