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公開番号
2025011297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024184417,2022540895
出願日
2024-10-18,2020-12-28
発明の名称
RFID装置
出願人
エイヴェリー デニソン リテール インフォメーション サービシズ リミテッド ライアビリティ カンパニー
,
AVERY DENNISON RETAIL INFORMATION SERVICES LLC
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06K
19/077 20060101AFI20250116BHJP(計算;計数)
要約
【課題】外部刺激またはイベントに露出された後に性能を変更できるRFID装置を提供する。
【解決手段】RFID装置100は、RFIDチップ110、イベントまたはその他の刺激に露出されるとき、第1動作条件と第2動作条件との間で移動する多数の導電性材料で形成された第1導電性構造体120及び第2導電性構造体130を含む。第2導電性構造体は、初期に第1動作条件で第1導電性構造体に動作可能に結合されるが、イベントに露出された後、第1導電性構造体が変更されてRFID装置の挙動を変更させる。RFID装置は、衣服または織物のような基材に付着される。前記イベントは、洗浄、ストレッチング、加熱またはRFID装置の電気信号に露出のような、単一又は複数の発生イベントである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の導電性構造体と、
第1の動作状態において前記第1の導電性構造体に動作可能に結合された第2の導電性構造体と、
前記第2の導電性構造体に動作可能に結合されたRFIDチップと、
基材と
を備え、
第2の導電性構造体は前記基材に縫着され、第1の導電性構造体は前記基材の表面に取り付けられ、
前記第1の導電性構造体は導電性インクの一対の印刷領域を備え、
前記第2の導電性構造体はワイヤを備え、
前記第2の導電性構造体の前記ワイヤは、前記導電性インクの一対の印刷領域の一部と重なることによって前記第1の導電性構造体の一対の印刷領域に導電的に結合されるRFID装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記第1の導電性構造体は第1の導電性材料から製造され、前記第2の導電性構造体は異なる導電性材料から製造される、請求項1に記載のRFID装置。
【請求項3】
前記第1の導電性構造体は第1の構成を有し、前記第2の導電性構造体は異なる構成を有する、請求項1に記載のRFID装置。
【請求項4】
前記第1の導電性構造体はシャント素子を備えることを特徴とする請求項1記載のRFID装置。
【請求項5】
イベントへの露出により、前記RFID装置が第1の動作状態から第2の動作状態に変化する、請求項1に記載のRFID装置。
【請求項6】
前記第1の動作状態から前記第2の動作状態への変化は可逆的である、請求項5に記載のRFID装置。
【請求項7】
前記第1の動作状態から前記第2の動作状態への変更は永続的である、請求項6に記載のRFID装置。
【請求項8】
前記イベントは、洗浄、伸張、加熱、電気信号の受信のうち少なくとも一つを含む請求項5に記載のRFID装置。
【請求項9】
前記第1の導電性構造体の除去時に前記RFID装置の性能レベルが変化する、請求項1に記載のRFID装置。
【請求項10】
前記第1の導電性構造体が水溶性である、請求項1に記載のRFID装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は2019年12月30日付で出願された米国仮特許出願第62/954,965号の優先権を主張し、その全体の内容はこの明細書に参照として含まれる。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
本発明は一般的に複数の導体を有する無線周波数識別(RFID)装置及びその製造方法に関する。より具体的には、複数のアンテナは外部からかけられたイベントに応答してRFID装置の性能を変更するために組成及び/または構造が変わることができる。よって、本明細書はこれについて具体的に言及する。しかし、本発明の様態は他の類似の用途、装置及び製造方法にも同様に適用されることができることを理解しなければならない。
【0003】
一般的に説明すれば、RFIDは電磁エネルギーを使って応答装置(RFID「タグ」またはトランスポンダーと知られている)がそのものを識別し、場合によってはタグに保存された追加の情報及び/またはデータを提供するように刺激することである。RFIDタグ及び/またはラベルは典型的にアンテナとアナログ及び/またはデジタル電子装置との組合せを含み、これは、例えば一般的に「チップ」と言う半導体装置、通信電子装置、データメモリ、及び制御ロジッグを含むことができる。典型的なRFIDタグアンテナに電気的に接続されたマイクロプロセッサを有し、インタロゲータ(interrogator)とも言うリーダーから受信した無線周波数インタロゲーション信号に応じてチップメモリに保存された情報を提供するトランスポンダーとして機能する。リーダー/インタロゲータは順にRFID装置からの電波をコンピュータが使うことができる形態に変換する。パッシブRFID装置の場合、インタロゲーション信号のエネルギーはRFIDタグ装置を動作するのに必要なエネルギーも提供する。
【0004】
RFIDタグは、製品、装備、人間、車両、機械、家畜などのように使用者が後で識別及び/または追跡することを願うどの物体または物品にも組み込まれるか付着されることができる。一部の場合では、RFIDタグは、クリップ、接着剤、テープまたはその他の手段によって物品の外部に付着されることができ、他の場合では、RFIDタグは包装に含まれるように物品内に挿入されることができるか、または物品または複数の物品の容器内に位置する。
【0005】
RFIDタグは典型的に固有識別番号を有するように製造され、これは一般的にチェック数字(digit)が添付された数バイトの単純な一連番号である。この識別番号は通常製造過程でRFIDタグに統合される。使用者はこの一連番号/識別番号を変更することができなく、製造業者は各RFIDタグの一連番号が一回のみ使われるので固有であることを保障する。このような読み出し専用RFIDタグは通常識別及び/または追跡すべき物品に永久的に付着され、一旦付着されれば、タグの一連番号はコンピュータデータベースのホスト物品と連関づけられる。在庫を追跡するか管理するのに使うとき、マイクロプロセッサは在庫に係わる固有識別データをRFIDタグに保存し、運営者は外部の受信機/リーダーを使って保存されたデータを検索して在庫を処理するか追跡することができる。
【0006】
RFID装置の製造に係わる一つの困難は、RFID装置を損傷させずにRFID装置にある程度の柔軟性及び耐久性を付与する必要があるということである。歴史的に、RFID装置とともに使われるアンテナ構造は導電性材料(例えば、銅、銀またはアルミニウム)から形成され、多様な構造に構成され、これはキャリアなどの物体に印刷されるか配置されることにより形成されることができる。不幸にも、このようなRFIDアンテナ構造は歴史的に屈曲力(flex force)を受けるときに常に特別に柔軟であるか耐久性を有するものではなかった。したがって、耐久性及び柔軟性の両者を有するRFIDアンテナ構造を提供することも有利であり、一つ以上の導体構成を有する多様な相異なる導電性材料から形成されたRFIDアンテナ構造も外部イベントの適用の際にRFID装置が異なる性能を発揮するようにするであろう。
【0007】
したがって、屈曲力に露出されるとき、比較的柔軟で耐久的なRFID装置及びRFIDアンテナに対する必要性を当該技術分野で長年にわたって感じてきた。また、RFID装置がRFID装置の性能を永久的にまたは可逆的に変更するように複数の導体を有するRFID装置に対する必要性を当該技術分野で長年にわたって感じてきた。
【0008】
したがって、本発明は、組み合わせられたとき、RFID装置の性能を変化させることができる一つより多くのRFIDアンテナ構造を有するRFID装置を開示する。より具体的には、RFID装置は一つより多くの材料を含み、これらに限定されないが、洗浄、ストレッチング、加熱または受信された電気信号に対する露出などの外部刺激またはイベントに露出された後にRFID装置の性能を変更する多重RFIDアンテナ構造を含む。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
以下、開示の発明のいくつかの様態に対する基本的な理解を提供するために簡易化した概要を提供する。この概要は広範なものではなく、核心/重要要素を識別するかその範囲を説明するためのものではない。その唯一の目的は後で提示するより詳細な説明に対する序文(prelude)として単純な形態のある概念を提示することである。
【0010】
第1導電性構造体、第2導電性構造体、及び第1導電性構造体に動作可能に結合されたRFIDチップを含むRFID装置がこの明細書で説明される。いくつかの実施形態で、第1導電性構造体は第1導電性材料から第1形態に製造され、第2導電性構造体は第2導電性材料から第2形態に製造される。いくつかの実施形態で、RFID装置が第1動作条件にあるとき、第1導電性構造体及び第2導電性構造体は互いに導電的連絡状態にある。他の方法として、いくつかの実施形態で、第1及び第2導電性構造体は機械的結合の有無にかかわらず、初期にオーム的に(ohmically)または反応的に互いに結合されることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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