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公開番号2025010983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023113333
出願日2023-07-10
発明の名称測距システム、発光装置および受光装置
出願人ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類G01S 7/4865 20200101AFI20250116BHJP(測定;試験)
要約
【課題】発光面および受光面を複数のスロットに分割しても小型化可能な測距システムを提供する。
【解決手段】測距システムは、発光する発光部と、発光部からの光が対象物に反射した反射光を受光する受光部と、発光部または受光部を制御し、発光部の発光タイミングから受光部が受光した受光タイミングまでの時間に基づいて対象物までの距離を演算する制御演算部と、発光部における発光領域を指示する発光信号を制御演算部または受光部から発光部へシリアル通信で伝達する第1信号線と、発光タイミングを示す第1トリガ信号を制御演算部または受光部から発光部へシリアル通信で伝達する第2信号線と、受光部における受光領域を指示する受光信号を制御演算部または発光部から受光部へシリアル通信で伝達する第3信号線と、受光タイミングを示す第2トリガ信号を制御演算部または発光部から受光部へシリアル通信で伝達する第4信号線と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
発光する発光部と、
前記発光部からの光が対象物に反射した反射光を受光する受光部と、
前記発光部または前記受光部を制御し、前記発光部の発光タイミングから前記受光部が受光した受光タイミングまでの時間に基づいて前記対象物までの距離を演算する制御演算部と、
前記発光部における発光領域を指示する発光信号を前記制御演算部または前記受光部から前記発光部へシリアル通信で伝達する第1信号線と、
発光タイミングを示す第1トリガ信号を前記制御演算部または前記受光部から前記発光部へシリアル通信で伝達する第2信号線と、
前記受光部における受光領域を指示する受光信号を前記制御演算部または前記発光部から前記受光部へシリアル通信で伝達する第3信号線と、
受光タイミングを示す第2トリガ信号を前記制御演算部または前記発光部から前記受光部へシリアル通信で伝達する第4信号線と、を備える測距システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御演算部は、前記第1および第2信号線を介して前記発光部にシリアル通信接続され、
前記発光部は、前記第3および第4信号線を介して前記受光部にシリアル通信接続されている、請求項1に記載の測距システム。
【請求項3】
前記制御演算部は、前記第1信号線を介して前記発光信号を前記発光部へ送信し、
前記発光部は、前記発光信号を受信し、前記第3信号線を介して前記発光信号を前記受光部へ送信し、
前記受光部は、前記発光部から前記発光信号を受信し、前記発光信号を前記受光信号へ変換する、請求項1に記載の測距システム。
【請求項4】
前記制御演算部は、前記第1信号線を介して前記発光信号を前記発光部へ送信し、
前記発光部は、前記発光信号を受信し、前記発光信号を前記受光信号へ変換して、前記第3信号線を介して前記受光部へ送信し、
前記受光部は、前記受光信号を受信する、請求項1に記載の測距システム。
【請求項5】
前記制御演算部は、前記第2信号線を介して前記第1トリガ信号を前記発光部へ送信し、
前記発光部は、前記第1トリガ信号を受信し、前記第4信号線を介して前記第1トリガ信号を前記第2トリガ信号として前記受光部へ送信し、
前記受光部は、前記第2トリガ信号を受信する、請求項1に記載の測距システム。
【請求項6】
前記制御演算部は、前記第3および第4信号線を介して前記受光部にシリアル通信接続され、
前記受光部は、前記第1および第2信号線を介して前記発光部にシリアル通信接続されている、請求項1に記載の測距システム。
【請求項7】
前記制御演算部は、前記第3信号線を介して前記受光信号を前記受光部へ送信し、
前記受光部は、前記受光信号を受信し、前記第1信号線を介して前記受光信号を前記発光部へ送信し、
前記発光部は、前記受光信号を受信し、前記受光信号を前記発光信号へ変換する、請求項1に記載の測距システム。
【請求項8】
前記制御演算部は、前記第3信号線を介して前記受光信号を前記受光部へ送信し、
前記受光部は、前記受光信号を前記発光信号へ変換して、前記第1信号線を介して前記発光部へ送信し、
前記発光部は、前記発光信号を受信する、請求項1に記載の測距システム。
【請求項9】
前記制御演算部は、前記第4信号線を介して前記第2トリガ信号を前記受光部へ送信し、
前記受光部は、前記第2トリガ信号を受信し、前記第2信号線を介して前記第2トリガ信号を前記第1トリガ信号として前記発光部へ送信し、
前記発光部は、前記第1トリガ信号を受信する、請求項1に記載の測距システム。
【請求項10】
前記制御演算部は、前記第1および第3信号線を介してそれぞれ前記発光部および前記受光部にシリアル通信接続され、前記第2信号線を介して前記発光部にシリアル通信接続され、
前記受光部は、前記第4信号線を介して前記発光部にシリアル通信接続されている、請求項1に記載の測距システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、測距システム、発光装置および受光装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ToF(Time of Flight)方式の測距装置は、発光装置の発光面および受光装置の受光面を複数のスロットに分割してスロットごとに発光制御および受光制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際特許出願公開第2020/195898号公報
国際特許出願公開第2022/080014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、スロット数が増大すると、ホストから発光装置および受光装置への信号線の数が増大し、かつ、ホスト、発光装置および受光装置におけるコネクタ数なども増大する。この場合、測距装置のサイズが大型化し、コストアップにつながる。
【0005】
そこで、本開示は、ホストから発光装置および受光装置への信号線の数を低減させ、小型化可能な測距システム、発光装置および受光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面の測距システムは、発光する発光部と、発光部からの光が対象物に反射した反射光を受光する受光部と、発光部または受光部を制御し、発光部の発光タイミングから受光部が受光した受光タイミングまでの時間に基づいて対象物までの距離を演算する制御演算部と、発光部における発光領域を指示する発光信号を制御演算部または受光部から発光部へシリアル通信で伝達する第1信号線と、発光タイミングを示す第1トリガ信号を制御演算部または受光部から発光部へシリアル通信で伝達する第2信号線と、受光部における受光領域を指示する受光信号を制御演算部または発光部から受光部へシリアル通信で伝達する第3信号線と、受光タイミングを示す第2トリガ信号を制御演算部または発光部から受光部へシリアル通信で伝達する第4信号線と、を備える。
【0007】
制御演算部は、第1および第2信号線を介して発光部にシリアル通信接続され、発光部は、第3および第4信号線を介して受光部にシリアル通信接続されている。
【0008】
制御演算部は、第1信号線を介して発光信号を発光部へ送信し、発光部は、発光信号を受信し、第3信号線を介して発光信号を受光部へ送信し、受光部は、発光部から発光信号を受信し、発光信号を受光信号へ変換する。
【0009】
制御演算部は、第1信号線を介して発光信号を発光部へ送信し、発光部は、発光信号を受信し、発光信号を受光信号へ変換して、第3信号線を介して受光部へ送信し、受光部は、受光信号を受信する。
【0010】
制御演算部は、第2信号線を介して第1トリガ信号を発光部へ送信し、発光部は、第1トリガ信号を受信し、第4信号線を介して第1トリガ信号を第2トリガ信号として受光部へ送信し、受光部は、第2トリガ信号を受信する。
(【0011】以降は省略されています)

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