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公開番号2025010639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023105194
出願日2023-06-27
発明の名称作業分析装置、作業分析方法及び作業分析プログラム
出願人株式会社ブロードリーフ
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/0639 20230101AFI20250116BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業動画を作業要素ごとに分節するにあたって、適切な位置で分節処理可能な作業分析装置を提供する。
【解決手段】作業分析装置1は、撮像装置から作業動画を取得して、作業動画をもとに作業分析を行う。作業分析装置1は、撮像装置に対応付けられ、撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第1の分析処理部と、撮像装置に対応付けられ、撮像装置によって記録された所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第2の分析処理部と、を具備する。そして、作業分析装置1は、分節された第1の作業動画の分節位置と、分節された第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う分節位置補正部と、補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力する分析結果出力部と、を具備する。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
作業動画を記録する撮像装置から前記作業動画を取得して、前記作業動画をもとに作業分析を行う作業分析装置であって、
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第1の分析処理部と、
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第2の分析処理部と、
前記第1の分析処理部によって分節された前記第1の作業動画の分節位置と、前記第2の分析処理部によって分節された前記第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う分節位置補正部と、
前記分節位置補正部によって補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力する分析結果出力部と、を具備する、作業分析装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記第1の分析処理部は、撮像対象が異なる複数の撮像装置のうち、第1の撮像装置に対応付けられ、該第1の撮像装置によって記録された前記第1の作業動画に対し分節処理を行い、
前記第2の分析処理部は、前記第1の撮像装置とは前記撮像対象が異なる第2の撮像装置に対応付けられ、該第2の撮像装置によって記録された前記第2の作業動画に対し分節処理を行い、
前記分節位置補正部は、前記撮像装置の前記撮像対象をもとに、前記第1の作業動画の第1の分節位置と、該第1の分節位置に対応する前記第2の作業動画の第2の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う、請求項1に記載の作業分析装置。
【請求項3】
前記第1の分析処理部は、設置位置が異なる複数の撮像装置のうち、所定の設置位置に設けられた前記第1の撮像装置に対応付けられ、
前記第2の分析処理部は、前記第1の撮像装置とは前記設置位置が異なる第2の撮像装置に対応付けられ、
前記第2の分析処理部は、前記第1の分析処理部によって分節された作業要素と同一の作業要素ごとに、前記第2の作業動画に対し分節処理を行い、
前記分節位置補正部は、前記第1の作業動画の前記第1の分節位置と、該第1の分節位置に対応する前記第2の作業動画の前記第2の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う、請求項2記載の作業分析装置。
【請求項4】
前記作業に関する複数の分析処理部と、前記作業に関する複数の分析対象と、前記作業に関する複数の作業内容の種別と、前記分析対象及び/又は前記作業内容の種別ごとの前記分析処理部の重みとを含む分析特徴データを記憶する記憶部を具備し、
前記分節位置補正部は、
前記第1の分析処理部、前記第2の分析処理部を含む複数の分析処理部の中から、前記分析対象及び/又は前記作業内容の種別に基づいて所定の分節処理部を抽出し、
抽出された分析処理部それぞれに対し、前記分析特徴データをもとに重み付けし、
抽出された分析処理部それぞれによって分節された分節位置と、前記分析処理部それぞれになされた重みとに基づいて分節位置の補正を行う、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作業分析装置。
【請求項5】
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第3の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第3の分析処理部を具備し、
前記第1の分析処理部、前記第2の分析処理部、前記第3の分析処理部は、それぞれ作業者及び/又は機械を分析対象として作業要素ごとに分節する処理を行い、
前記分節位置補正部は、
複数の分析処理部の中から、前記作業者を分析対象とする分析処理部を抽出し、
抽出された分析処理部それぞれによって分節された分節位置に基づいて、前記作業者を分析対象とした分節位置の補正を行う、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作業分析装置。
【請求項6】
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第3の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第3の分析処理部を具備し、
前記第1の分析処理部、前記第2の分析処理部、前記第3の分析処理部は、それぞれ分析する作業内容の種別に応じて作業要素ごとに分節する処理を行い、
前記分節位置補正部は、
複数の分析処理部の中から、分析可能とする作業内容の種別に基づいて分析処理部を抽出し、
抽出された分析処理部それぞれによって分節された分節位置に基づいて、前記作業内容の種別に基づいた分節位置の補正を行う、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作業分析装置。
【請求項7】
作業動画を記録する撮像装置から前記作業動画を取得して、前記作業動画をもとに作業分析を行うコンピュータによって実行される作業分析方法であって、
前記コンピュータが、
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに第1の分析処理を行うことと、
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに第2の分析処理を行うことと、
前記第1の分析処理によって分節された前記第1の作業動画の分節位置と、前記第2の分析処理によって分節された前記第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行うことと、
補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力することと、を実行する、作業分析方法。
【請求項8】
作業動画を記録する撮像装置から前記作業動画を取得して、前記作業動画をもとに作業分析を行う作業分析装置としてのコンピュータに、
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに第1の分析処理を行う処理と、
前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに第2の分析処理を行う処理と、
前記第1の分析処理によって分節された前記第1の作業動画の分節位置と、前記第2の分析処理によって分節された前記第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う処理と、
補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力する処理と、を実行させる、作業分析プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業分析装置、作業分析方法及び作業分析プログラムに係り、特に、作業を撮像した作業動画をもとに作業分析を行う作業分析装置、作業分析方法及び作業分析プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業者、機械及びモノの動きや時間を「見える化」し、生産現場の作業時間短縮、省力化及びコスト低減を果たすことを目的として、作業を撮像した作業動画を表示して当該作業の動作分析をすることが可能な作業分析装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記作業分析装置の中には、複数の作業工程からなるライン作業において、各々の作業工程における作業を撮像するために持ち運び可能なモバイル作業分析装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-163293号公報
特開2022-184111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記において特許文献1の作業分析装置は、作業動画から作業者の骨格情報を抽出し、当該抽出結果から作業者の動作が規定動作であるか否かを判定し、当該規定動作であると判定したときの抽出タイミングに応じて作業動画を作業要素ごとに分節する分節処理を行うことが開示されている。
このように作業に関する分析要素(例えば作業者の動作)に基づいた分節処理を行うことが可能な作業分析装置において、より適切な位置で分節処理を行い、分節処理の結果を出力することが可能な技術が求められていた。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、作業動画を作業要素ごとに分節するにあたって、より適切な位置で分節処理を行うことが可能な作業分析装置、作業分析方法及び作業分析プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、本発明の作業分析装置によれば、作業動画を記録する撮像装置から前記作業動画を取得して、前記作業動画をもとに作業分析を行う作業分析装置であって、前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第1の分析処理部と、前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行う第2の分析処理部と、前記第1の分析処理部によって分節された前記第1の作業動画の分節位置と、前記第2の分析処理部によって分節された前記第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う分節位置補正部と、前記分節位置補正部によって補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力する分析結果出力部と、を具備すること、により解決される。
【0007】
上記のように、作業分析装置は、第1の分析処理部によって分節された第1の作業動画の分節位置と、第2の分析処理部によって分節された第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う分節位置補正部と、分節位置補正部によって補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力する分析結果出力部と、を具備している。
そのため、作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行うにあたって、より適切な位置で分節処理を行うことが可能となる。
【0008】
また前記課題は、本発明の作業分析方法によれば、作業動画を記録する撮像装置から前記作業動画を取得して、前記作業動画をもとに作業分析を行うコンピュータによって実行される作業分析方法であって、前記コンピュータが、前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに第1の分析処理を行うことと、前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに第2の分析処理を行うことと、前記第1の分析処理によって分節された前記第1の作業動画の分節位置と、前記第2の分析処理によって分節された前記第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行うことと、補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力することと、を実行すること、によっても解決される。
【0009】
また前記課題は、本発明の作業分析プログラムによれば、作業動画を記録する撮像装置から前記作業動画を取得して、前記作業動画をもとに作業分析を行う作業分析装置としてのコンピュータに、前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された所定の作業における第1の作業動画に対し作業要素ごとに第1の分析処理を行う処理と、前記撮像装置に対応付けられ、該撮像装置によって記録された前記所定の作業における第2の作業動画に対し作業要素ごとに第2の分析処理を行う処理と、前記第1の分析処理によって分節された前記第1の作業動画の分節位置と、前記第2の分析処理によって分節された前記第2の作業動画の分節位置とに基づいて分節位置の補正を行う処理と、補正された補正後の分節位置の情報を含む分析処理の結果を出力する処理と、を実行させること、によっても解決される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の作業分析装置、作業分析方法及び作業分析プログラムによれば、作業動画に対し作業要素ごとに分節処理を行うにあたって、より適切な位置で分節処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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