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公開番号
2025010556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-22
出願番号
2023112666
出願日
2023-07-07
発明の名称
複合冷却素材
出願人
大阪瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F24S
70/60 20180101AFI20250115BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】使用勝手の向上を図ることができる複合冷却素材を提供する。
【解決手段】磁性材料を含む磁性材料層Eと、磁性材料層Eの外面に設けられる冷却層CPとを備え、日射反射率が80%以上である第1光学特性を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
磁性材料を含む磁性材料層と、
前記磁性材料層の外面に設けられる冷却層とを備え、
前記冷却層が、日射反射率が80%以上である第1光学特性を有する複合冷却素材。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記冷却層が、放射面から赤外光を放射する赤外放射層と、当該赤外放射層における前記放射面の存在側とは反対側に位置する光反射層とを備える形態に構成されると共に、8μm以上14μm以下の赤外光の輻射率の波長平均である平均輻射率が80%以上である第2光学特性を有し、
前記赤外放射層が、吸収した太陽光エネルギーよりも大きな熱輻射エネルギーを波長8μmから波長14μmの帯域で放つ厚みに調整された塩化ビニル樹脂又は塩化ビニリデン樹脂からなる樹脂材料層であり、
前記光反射層が、銀又は銀合金を備え、
前記冷却層と前記磁性材料層とは、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂及びゴム樹脂のいずれか1または2つ以上を含む接続層にて接続されている請求項1に記載の複合冷却素材。
【請求項3】
前記接続層は、塩化ビニル樹脂及びポリオレフィン樹脂の少なくとも一方を含む請求項1又は2に記載の複合冷却素材。
【請求項4】
前記磁性材料層が、フェライト及びバインダー樹脂を少なくとも含み、厚みが0.2mm以上2.0mm以下である請求項1又は2に記載の複合冷却素材。
【請求項5】
前記冷却層が、放射面から赤外光を放射する赤外放射層を備え、
前記赤外放射層が、光を反射する複数の粒状の光反射部位を備える請求項1又は2に記載の複合冷却素材。
【請求項6】
前記光反射部位の粒径は、1nm以上300μm以下である請求項5に記載の複合冷却素材。
【請求項7】
前記光反射部位が多孔質である請求項6に記載の複合冷却素材。
【請求項8】
前記光反射部位は、無機フィラー及び有機フィラーの少なくとも一方を含み、
前記無機フィラーは、ガラスマイクロビーズ、セラミックマイクロビーズ、酸化ケイ素粒子、炭化ケイ素粒子、窒化ケイ素粒子、硫酸バリウム粒子及び炭酸カルシウム粒子の少なくとも一種を含み、
前記有機フィラーは、C-O、C-Cl、C-F、C-N、C-Si、Si-Oの何れかの官能基を有するポリマーの少なくとも一種を含む請求項6に記載の複合冷却素材。
【請求項9】
前記冷却層が、無機フィラーを含み、
前記無機フィラーは、ガラスマイクロビーズ、セラミックマイクロビーズ、酸化ケイ素粒子、炭化ケイ素粒子、窒化ケイ素粒子、硫酸バリウム粒子及び炭酸カルシウム粒子の少なくとも一種を含む請求項1又は2に記載の複合冷却素材。
【請求項10】
前記樹脂材料層の膜厚が、
波長0.4μmから0.5μmの光吸収率の波長平均が13%以下であり、波長0.5μmから波長0.8μmの光吸収率の波長平均が4%以下であり、波長0.8μmから波長1.5μmまでの光吸収率の波長平均が1%以内であり、波長1.5μmから2.5μmまでの光吸収率の波長平均が40%以下となる光吸収特性を備える状態の厚みに調整されている請求項2に記載の複合冷却素材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、素材の裏面を冷却する機能を備えた複合冷却素材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
素材の裏面を冷却する機能として、放射冷却が知られている。放射冷却とは、物質が周囲に赤外線などの電磁波を放射することでその温度が下がる現象のことを言う。この現象を利用すれば、たとえば、電気などのエネルギーを消費せずに冷却対象を冷やす複合冷却素材(複合冷却装置)を構成することができる。
【0003】
複合冷却素材(複合冷却装置)の従来例として、放射面から赤外光を放射する赤外放射層と、当該赤外放射層における前記放射面の存在側とは反対側に位置させる光反射層とが積層状態で設けられて構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
つまり、複合冷却素材(複合冷却装置)は、赤外放射層が、波長8μmから14μmの帯域で大きな熱輻射エネルギーを放射し、光反射層が、赤外放射層を透過した光(紫外光、可視光、赤外光)を反射して放射面から放射させて、冷却対象が加温されることを回避することにより、昼間の日射環境下においても冷却対象を冷やすことができる。
【0005】
尚、光反射層は、赤外放射層を透過した光に加えて、赤外放射層から光反射層の存在側に放射される光を赤外放射層に向けて反射する作用も奏することになるが、以下の説明においては、光反射層を設ける目的が赤外放射層を透過した光(紫外光、可視光、赤外光)を反射することにあるとして説明する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2018-526599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
複合冷却素材の使用例として、例えば、自動車の外面やコンテナの外面等、金属製(例えば、鉄、鉄合金、鋼板等の金属製)の板状体の外面に接着剤や粘着剤にて貼付(装着)して使用することが望まれる場合がある。
このような場合には、複合冷却素材における最も裏面側に位置する層、例えば、離間側保護層が装着対象に対する接続に用いられることになる。つまり、離間側保護層を金属製の板状体の外面に接着剤や粘着剤にて貼付することになる。
【0008】
しかしながら、離間側保護層がアクリル樹脂の場合には、離間側保護層を金属製の板状体に接着剤にて適切に貼付することができないものとなり、従来の複合冷却素材は使用勝手が悪い場合があり、改善が望まれるものであった。
【0009】
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、使用勝手の向上を図ることができる複合冷却素材を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための複合冷却素材の特徴構成は、
磁性材料を含む磁性材料層と、
前記磁性材料層の外面に設けられる冷却層とを備え、
前記冷却層が、日射反射率が80%以上である第1光学特性を有する点にある。
(【0011】以降は省略されています)
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