TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025010140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024167466,2022167767
出願日2024-09-26,2018-06-13
発明の名称抗微生物化合物およびナノ構造物
出願人ザ・ボーイング・カンパニー,The Boeing Company
代理人個人,個人,個人
主分類C09D 153/00 20060101AFI20250109BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】さらなる機能付与および強い微生物に対する抗微生物活性を可能にする抗微生物化合物およびナノ構造物、その化合物およびナノ構造物を含む組成物、ならびにその化合物、ナノ構造物および組成物を使用する抗微生物用途および/または抗ウイルス用途に有用な方法を提供すること。
【解決手段】特許請求の範囲に記載のナノロッドおよび/またはナノワームにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポリスチレンブロック;
ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ブロック;
式:
JPEG
2025010140000034.jpg
49
170
(式中、
nは10~100の整数であり、
各zは独立に1~20の整数である)
で表される複数のアンモニウム部分;
式:
JPEG
2025010140000035.jpg
43
170
(式中、
Qはフルオロ、クロロ、ブロモ、およびヨードからなる群から選択され、
各mは1~20の整数であり、
各qおよび各xは独立に1~20の整数である)
で表される複数のアンモニウム部分;
式:
JPEG
2025010140000036.jpg
18
170
、場合により式:
JPEG
2025010140000037.jpg
19
170
(式中、vは1~20の整数である)で表されるトリチオカーボネート部分;および
JPEG
2025010140000038.jpg
33
170
(式中、jおよびpは独立に1~20の整数である)で表される部分、からなる第1の化合物、またはその医薬的に許容される塩と、
第2のポリスチレンブロック;
第2のポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ブロック;
式:
JPEG
2025010140000039.jpg
18
170
、場合により式:
JPEG
2025010140000040.jpg
19
170
(式中、vは1~20の整数である)で表されるトリチオカーボネート部分;および
式:
JPEG
2025010140000041.jpg
19
170
(式中、


は-O-および-NH-からなる群から選択され、


は-CH

、ビオチン、ピリジルジスルフィド、
JPEG
2025010140000042.jpg
18
170
、チオラクトニル、およびアダマンチルからなる群から選択される)で表される部分、からなる第2の化合物、またはその医薬的に許容される塩と、
を含むナノロッドまたはナノワームを含む、物体の少なくとも一部に堆積するための被膜用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、1つまたは複数の四級アンモニウム塩を含む化合物およびナノ構造物、その化合物およびナノ構造物を含む組成物、ならびにその化合物、ナノ構造物および組成物を使用して状態を治療するのに有用な方法を提供する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
航空機上の疾患の伝播の防止は従来、空調/濾過システムの改善に焦点を合わせてきた。最近の研究では、航空機上および宇宙船上の疾患防止をさらに改善する1つの方法に、表面汚染処理、例えば航空機の表面の表面汚染処理が含まれ得ることが示唆された。しかし、一部の抗微生物化合物が抗菌用途向けに生産されてきた間、抗ウイルス用途向けに具体的に実証された化合物はない。抗ウイルス化合物については、バイオテクノロジー業界および医薬業界では、微生物を標的にするタンパク質および小分子(例えば、分子量1,000未満)が使用されている。しかし、タンパク質および小分子は全身半減期が限られており、その結果、望ましい量よりも高い投与量を通常必要とする。
【0003】
さらに、既存の抗微生物材料の疎水性結合は、有効になるまでに、脱水中に相当量の微生物の伝播が起こるような長い脱水時間を必要とし、したがって、抗微生物活性は、強い微生物(大腸菌(Escherichia coli、E.Coli)など)に対して効果的でない。
【0004】
したがって、さらなる機能付与および強い微生物(E.Coliなど)に対する抗微生物活性を可能にする抗微生物化合物およびナノ構造物、その化合物およびナノ構造物を含む組成物、ならびにその化合物、ナノ構造物および組成物を使用する抗微生物用途および/または抗ウイルス用途に有用な方法が必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、1つまたは複数の四級アンモニウム塩を有する化合物およびナノ構造物、その化合物およびナノ構造物を含む組成物、ならびにその化合物、ナノ構造物および組成物を使用して状態(ウイルスおよび毒素に関連する状態など)を治療するのに有用な方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
少なくとも1つの化合物は、式(I):
JPEG
2025010140000002.jpg
77
170
で表され、またはその医薬的に許容される塩(式中、
Qはフルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードであり、
s、bおよびnのそれぞれは独立して約10~約100の整数であり、
v、j、p、z、q、xおよびmのそれぞれは独立して1~約20の整数である。)である。
【0007】
本開示の少なくとも1つの組成物は、式(I)で表される化合物またはその医薬的に許容される塩および1つまたは複数の追加の成分を含む。組成物は、ナノワームまたはナノロッドである三次元形状を有し得る。
【0008】
少なくとも1つの方法は、航空機の内部表面など、物体の上に本開示の化合物または組成物を堆積させることを含む。少なくとも1つの方法は、治療的有効量の式(I)で表される化合物もしくはその医薬的に許容される塩(または式(I)で表される化合物もしくはその医薬的に許容される塩を含む組成物)を対象に投与することを含む、状態を治療するための方法であって、治療される状態が、ウイルス感染、細菌感染、慢性炎症性障害、急性炎症性障害またはがんを含む、方法を含む。
【0009】
少なくとも1つの方法は、式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩を調製することを含む。少なくとも1つの方法は、式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩を含む組成物を調製することを含む。
【0010】
本開示の上述の特徴が詳細に理解されるように、その一部を添付図に示した態様を参照することにより、上に簡潔にまとめた本開示をさらに詳細に説明することができる。しかし、添付図は、この本開示の典型的な態様のみを示しており、したがって、本開示は、等しく有効な他の態様が認められるため、添付図は、その範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ベック株式会社
被覆材
2か月前
ベック株式会社
被覆材
2か月前
ベック株式会社
塗装方法
2日前
日本化薬株式会社
インク
3か月前
ベック株式会社
塗装方法
2日前
ベック株式会社
水性下塗材
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
3か月前
ベック株式会社
水性被覆材
3か月前
個人
おから由来の天然氷結晶制御剤
1か月前
個人
コンパクトなビニールテープ。
6日前
日本特殊塗料株式会社
塗り床材組成物
3か月前
荒川化学工業株式会社
研磨剤用組成物
2か月前
個人
ポリウレア樹脂の不燃化方法
2か月前
ダイキン工業株式会社
撥剤
3か月前
日本化薬株式会社
インクジェットインク
3か月前
株式会社大阪ソーダ
撥水撥油性表面処理剤
13日前
トヨタ自動車株式会社
冷却液組成物
3か月前
株式会社キクノ
流動化処理土
1か月前
関西ペイント株式会社
高固形分塗料組成物
3か月前
コニシ株式会社
巻物の張設接着方法
1か月前
東亞合成株式会社
粘着シート
5日前
三菱ケミカル株式会社
塗料組成物、積層体
3か月前
個人
カカオハスク由来の天然氷結晶制御剤
2日前
住友ベークライト株式会社
粉体塗料
27日前
住友精化株式会社
接着剤組成物
3か月前
住友精化株式会社
接着剤組成物
3か月前
住友精化株式会社
接着剤組成物
3か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記板用水性インク組成物
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末の製造方法
1か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記板用水性インク組成物
1か月前
株式会社トクヤマ
蓄熱材料およびその製造方法
13日前
ダイキン工業株式会社
撥剤
3か月前
ダイキン工業株式会社
表面処理剤
1か月前
ダイキン工業株式会社
撥剤
3か月前
積水化学工業株式会社
粘着テープ
2か月前
続きを見る