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公開番号2025009802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024052473
出願日2024-03-27
発明の名称傘支持具
出願人足あと合同会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47G 25/12 20060101AFI20250109BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】
傘の使用時、非使用時のいずれも当該傘を安定的に保持可能とし、傘を持ち歩く際の使用者の利便性や安全性に配慮可能であって、装着時に使用者の動きが制限されることのない傘支持具を得る。
【解決手段】
背負いカバン4の肩ひも5または使用者31の上半身に装着される支持帯体40,61に取り付けられる第一保持具2,43と、当該第一保持具2,43の上方にて肩ひも5または支持帯体40,61に取り付けられる第二保持具3,44とを備え、
第一保持具2,43は、傘13,46,81の使用時には当該傘13,46,81の持ち手32,50,82部分またはその近傍を保持可能であるとともに、傘13,46,81の未使用時には当該傘13,46,81自体を保持可能であり、
前記第二保持具3,44は、使用時の傘13,46,81の柄33,51,83を保持可能とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
背負いカバンの肩ひもまたは使用者の上半身に装着される支持帯体に取り付けられる第一保持具と、当該第一保持具の上方にて前記肩ひもまたは前記支持帯体に取り付けられる第二保持具とを備え、
前記第一保持具は、傘の使用時には当該傘の持ち手部分またはその近傍を保持可能であり、
前記第二保持具は、使用時の傘の柄を保持可能であり、
傘の使用時には、当該傘が第一保持具と第二保持具の少なくとも2点により保持されるとともに、
傘の未使用時には、当該傘が第一保持具により保持されることを特徴とする傘支持具。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
背負いカバンの肩ひもに取り付けられる第一保持具と、当該第一保持具の上方にて前記肩ひもに取り付けられる第二保持具とを備え、
前記第一保持具は、
円筒形状のリング本体と、
前記リング本体の外周面に一端が前記リング本体の一端開口側に接続固定されるとともに、他端が前記リング本体の他端開口側に自由端として延設されたフックと、
前記自由端を前記リング本体の外周面に接続固定可能とする自由端固定部材と、を有し、
当該自由端固定部材によって前記自由端を前記外周面に接続固定することにより、
前記リング本体の外周面に挿通開口を形成可能とし、
前記第二保持具は、
前記肩ひもに着脱自在に固定配置可能なベルト部材と、当該ベルト部材に接続固定される保持部材とを備えたことを特徴とする傘支持具。
【請求項3】
使用者の上半身に装着される支持帯体と、
前記支持帯体に取り付けられる第一保持具と、当該第一保持具の上方にて前記支持帯体に取り付けられる第二保持具とを備え、
前記第一保持具は、
円筒形状のリング本体と、
前記リング本体の外周面に一端が前記リング本体の一端開口側に接続固定されるとともに、他端が前記リング本体の他端開口側に自由端として延設されたフックと、
前記自由端を前記リング本体の外周面に接続固定可能とする自由端固定部材と、を有し、
当該自由端固定部材によって前記自由端を前記外周面に接続固定することにより、
前記リング本体の外周面に挿通開口を形成可能とし、
前記第二保持具は、
前記支持帯体に着脱自在に固定配置可能なベルト部材と、当該ベルト部材に接続固定される保持部材とを備えたことを特徴とする傘支持具。
【請求項4】
前記第二保持具の保持部材は、傘の柄を挿入配置可能とする第一凹部を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の傘支持具。
【請求項5】
前記第二保持部の保持部材は、傘の柄を挿入配置可能とする第一凹部を備えるとともに、前記第一凹部の対向位置に、第二凹部を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の傘支持具。
【請求項6】
前記第一保持部のリング本体は、内周面に水切り用の溝が形成され、前記溝は、前記リング本体の一端開口と他端開口とを結ぶ方向に設けられたことを特徴とする請求項2または3に記載の傘支持具。
【請求項7】
前記第一保持具は、軟質樹脂にて形成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の傘支持具。
【請求項8】
前記背負いカバンの肩ひもには、前記第一保持具を係合可能な環状の係合体が固定配置されたことを特徴とする請求項2の傘支持具。
【請求項9】
前記支持帯体には、前記第一保持具を係合可能な係合体が固定配置されたことを特徴とする請求項3の傘支持具。
【請求項10】
前記支持帯体には、着用時に使用者の背面側に位置する背板が接続されたことを特徴とする請求項3に記載の傘支持具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、降雨時等の使用時には傘を開いた状態で、また非使用時には傘布を束ねた状態で、使用者の身体に傘を保持可能とする傘支持具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
雨傘や日傘を開いて当該傘を使用する際、又は傘を閉じた状態で手に持ち移動する場合には、使用者の片手がふさがってしまうため、例えばもう片方の手で重い荷物を持って運ぶ場合等には体に負荷がかかるものとなり、歩行の際に支障が生じるおそれがある。また、ケガや病気等で片手が自由に使えない場合にはもう片方の手で傘を持つ必要があるため、両手がふさがり荷物等を手に持つことができなくなる。そこでこのような課題を解決するため、特許文献1に示す如く降雨時に開いた傘を支持することができるとともに、傘の非使用時には当該傘を折りたたんで体に装着可能とする折り畳み傘用の傘支持具がすでに公知となっている。
【0003】
実用新案登録第3172092号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示す如き傘支持具は折り畳み傘専用であって、折り畳み傘よりも丈が長く取り扱いが煩雑となる長傘に使用することは困難なものである。また当該特許文献1に記載の傘支持具は、降雨などの際に開いた傘の柄を固定するものであるが、当該傘の固定は1か所のみで行われる。そのため、傘を開いた状態で当該傘を上記傘支持具に固定した場合には当該傘の固定状態が不安定となる。よって、例えば強い風が吹いた場合や使用者が大きな動作を行った場合などには、開いた傘が大きく揺れ動いて当該傘が上記傘支持具から離脱するおそれがある。
【0005】
更に特許文献1に示す傘支持具は、胴当て板の表面に、非使用時の傘を収納する収納筒と使用時の傘の持ち手を固定する固定具とを備えたものであって、当該胴当て板を使用者の胴部に沿って配置し使用するものであることから、当該胴当て板の存在により使用者の動きが制限される等の問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、折り畳み傘、長傘にかかわらず、傘の使用時および非使用時のいずれも当該傘を安定的に保持可能とし、傘を持ち歩く際の使用者の利便性や安全性に配慮することができるとともに、装着時に使用者の動きが制限されることのない傘支持具を得ようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の如き課題を解決するため、本願の第一発明は背負いカバンの肩ひもまたは使用者の上半身に装着される支持帯体に取り付けられる第一保持具と、当該第一保持具の上方にて上記肩ひもまたは上記支持帯体に取り付けられる第二保持具とを備え、上記第一保持具は、傘の使用時には当該傘の持ち手部分またはその近傍を保持可能であるとともに、傘の未使用時には当該傘自体を保持可能であり、上記第二保持具は、使用時の傘の柄を保持可能であり、傘の使用時には、当該傘は第一保持具と第二保持具とにより保持されるとともに、傘の未使用時には、当該傘は第一保持具により保持されることを特徴とする。
このように、本発明は、第一保持具および第二保持具の少なくとも2点において、使用時の傘を保持することができ、また未使用時の傘を第一保持具により保持することができる。
【0008】
また本願の第二発明は上記第一発明をより具体的にしたものであって、背負いカバンの肩ひもに取り付けられる第一保持具と、当該第一保持具の上方にて上記肩ひもに取り付けられる第二保持具とを備え、
上記第一保持具は、
円筒形状のリング本体と、
上記リング本体の外周面に一端が上記リング本体の一端開口側に接続固定されるとともに、他端が上記リング本体の他端開口側に自由端として延設されたフックと、
上記自由端を上記リング本体の外周面に接続固定可能とする自由端固定部材と、を有し、
当該自由端固定部材によって上記自由端を上記外周面に接続固定することにより、
上記リング本体の外周面に挿通開口を形成可能とし、
上記第二保持具は、
上記肩ひもに着脱自在に固定配置可能なベルト部材と、当該ベルト部材に接続固定される保持部材とを備えたものである。
【0009】
また本願の第三発明も上記第一発明をより具体的にしたものであって、
使用者の上半身に装着される支持帯体と、
上記支持帯体に取り付けられる第一保持具と、当該第一保持具の上方にて上記支持帯体に取り付けられる第二保持具とを備え、
上記第一保持具は、
円筒形状のリング本体と、
上記リング本体の外周面に一端が上記リング本体の一端開口側に接続固定されるとともに、他端が上記リング本体の他端開口側に自由端として延設されたフックと、
上記自由端を上記リング本体の外周面に接続固定可能とする自由端固定部材と、を有し、
当該自由端固定部材によって上記自由端を上記外周面に接続固定することにより、
上記リング本体の外周面に挿通開口を形成可能とし、
上記第二保持具は、
上記支持帯体に着脱自在に固定配置可能なベルト部材と、当該ベルト部材に接続固定される保持部材とを備えたものである。
【0010】
そして本願の第二、第三発明では、傘の使用時において、前記第一保持具の挿通開口に前記肩ひもおよび前記傘の持ち手またはその近傍が挿通又は挿入配置されるか、あるいは前記第一保持具の挿通開口に前記肩ひもが挿通配置されるとともに前記第一保持具の前記リング本体の一端開口から内方に傘の持ち手が挿入配置されることにより、前記肩ひもに第一保持具を装着することができるとともに、当該第一保持具に傘の柄を保持可能としている。更にこの状態で、前記第二保持具のベルト部材が前記肩ひもに固定配置されるとともに、前記傘の柄が前記ベルト部材に挿通配置可能としている。
(【0011】以降は省略されています)

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