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公開番号2025009787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024043731
出願日2024-03-19
発明の名称ヒューズアセンブリを有する配線構造及びその製造方法
出願人亳州聯滔電子有限公司
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H01H 85/143 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ヒューズアセンブリを有する配線構造及びその製造方法を開示する
【解決手段】ワイヤーハーネス10と、ヒューズアセンブリ20と、を備える。複数の導線が絶縁線体内に並列して延在したワイヤーハーネスを用意し、前記ワイヤーハーネスにおける前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体をカットし、前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体を前記ワイヤーハーネスから折り曲げて延出させ、ヒューズが絶縁スリーブ202に穿設されたヒューズアセンブリを用意し、ヒューズの一端を切断後の導線の一端に溶接する。本発明は、ヒューズアセンブリをワイヤーハーネスから外へ折れ曲がった導線の一端に溶接することによって、応力集中を防止することができ、ヒューズアセンブリと導線の溶接個所が引き離される状況を低減することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤーハーネスと、ヒューズアセンブリと、を備え、
前記ワイヤーハーネスは、複数の導線と、絶縁線体と、を備え、
複数の前記導線が前記絶縁線体内に並列して延在し、前記ワイヤーハーネスにおける前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体をカットして取り出し、 前記ヒューズアセンブリは、ヒューズと、絶縁スリーブと、を備え、前記ヒューズは前記絶縁スリーブに穿設され、前記ヒューズの一端が前記導線の一端に溶接される、
ヒューズアセンブリを有する配線構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体を取り出した後、前記ワイヤーハーネスの表面に透孔を形成し、前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体は前記透孔と互いに重なり合う、
請求項1に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項3】
前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体は前記ワイヤーハーネスの前記透孔の一側から外へ折れ曲がって延出する、
請求項2に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項4】
複数の前記透孔の位置は複数の前記導線の延在経路と直交する方向において互いにずれている、
請求項2に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項5】
更に、前記ヒューズと前記導線の溶接個所に被覆された絶縁固定部材を備える、
請求項1に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項6】
更に、複数の前記導線の他端に接続される配線ジョイントを備える、
請求項1に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項7】
前記ヒューズは第1回路伝導部と、第2回路伝導部と、回路保護部と、を有し、前記回路保護部は前記第1回路伝導部と前記第2回路伝導部の間に位置し、前記第1回路伝導部と前記第2回路伝導部は第1線幅を有し、前記回路保護部は第2線幅を有し、前記第1線幅は前記第2線幅よりも大きい、
請求項1に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項8】
前記ヒューズは、更に、第1回路接続部と、第2回路接続部と、を備え、
前記第1回路接続部は前記第1回路伝導部と前記回路保護部の間に接続され、前記第1回路接続部の線幅は前記第1回路伝導部から徐々に縮小して前記回路保護部に接続され、前記第2回路接続部は前記第2回路伝導部と前記回路保護部の間に接続され、前記第2回路接続部の線幅は前記第2回路伝導部から徐々に縮小して前記回路保護部に接続される、
請求項7に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項9】
前記第1回路伝導部、前記第2回路伝導部、前記回路保護部、前記第1回路接続部及び前記第2回路接続部は一体に成型される、
請求項8に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
【請求項10】
前記第1回路伝導部は前記導線の一端に溶接され、前記第2回路伝導部は電子装置を接続するために用いられる、
請求項8に記載のヒューズアセンブリを有する配線構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は配線構造の技術分野に関し、特にヒューズアセンブリを有する配線構造及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術の回路設計において、回路の安全は最も重点的に考慮されるべき問題の1つであり、回路の安全は通常、回路の保護、回路の制御及び回路全体における各々の部品のマッチングを考慮しなければならない。車両回路設計の過程においてヒューズ容量に関しては、車両の各電器システム負荷の大きさや電気性能特徴に応じて定めなければならず、ヒューズの種類は各電器システムの電気特性やジャンクションボックスの設計等を総合的に考慮して定めなければならない。その中で、ヒューズが回路においてその回路の保護作用を充分に発揮できるようにするには、回路設計時にヒューズの回路における位置及びヒューズ設置時の接続強度等の問題を考慮しなければならない。
【発明の概要】
【0003】
本発明の実施形態により、現在のヒューズ設置位置及び設置の接続強度の問題を解決するヒューズアセンブリを有する配線構造を提供する。
【0004】
上記技術課題を解決するために、本発明は以下のように実現される:
第1の態様においてヒューズアセンブリを有する配線構造であって、ワイヤーハーネスと、ヒューズアセンブリと、を備え、複数の導線が前記絶縁線体内に並列して延在し、前記ワイヤーハーネスにおける前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体をカットして取り出し、前記ヒューズアセンブリは、ヒューズと、絶縁スリーブと、を備え、ヒューズは絶縁スリーブに穿設され、ヒューズの一端は導線の一端に溶接される。
【0005】
そのうちの1つの実施形態において、前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体を取り出した後、前記ワイヤーハーネスの表面に透孔を形成し、前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体と前記透孔が互いに重なり合う。
【0006】
そのうちの1つの実施形態において、前記導線の一端と前記導線の一端の外周側に被覆された前記絶縁線体は前記ワイヤーハーネスの前記透孔の一側から折れ曲がって延出する。
【0007】
そのうちの1つの実施形態において、複数の前記透孔の位置は複数の前記導線の延在経路と直交する方向において互いにずれている。
【0008】
そのうちの1つの実施形態において、更に、前記ヒューズと前記導線の溶接個所に被覆された絶縁固定部材を備える。
【0009】
そのうちの1つの実施形態において、更に、複数の前記導線の他端に接続される配線ジョイントを備える。
【0010】
そのうちの1つの実施形態において、前記ヒューズは第1回路伝導部と、第2回路伝導部と、回路保護部と、を有し、前記回路保護部は前記第1回路伝導部と前記第2回路伝導部の間に位置し、前記第1回路伝導部と前記第2回路伝導部は第1線幅を有し、前記回路保護部は第2線幅を有し、前記第1線幅は前記第2線幅よりも大きい。
(【0011】以降は省略されています)

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