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公開番号2025009724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023209934
出願日2023-12-13
発明の名称電源制御装置、電源制御方法および電源制御プログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/10 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】通信状態の悪化を低減することができる電源制御装置、電源制御方法および電源制御プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る電源制御装置は、DCDCコンバータと、コントローラを備える。DCDCコンバータは、車両に設けられ、電源の充電を制御する。コントローラは、電源の蓄電残量が閾値未満になるとDCDCコンバータを制御して電源を充電する。コントローラは、電源の蓄電残量が閾値未満となった際に車両に搭載された通信機器が作動中である場合には、DCDCコンバータの作動を抑制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられ、電源の充電を制御するDCDCコンバータと、前記電源の蓄電残量が閾値未満になると前記DCDCコンバータを制御して前記電源を充電するコントローラとを有する電源制御装置であって、
前記コントローラは、
前記電源の蓄電残量が閾値未満となった際に前記車両に搭載された通信機器が作動中である場合には、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
電源制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記DCDCコンバータを停止させることで、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記通信機器が作動中でない場合には、前記電源の蓄電残量が第1閾値未満になると前記DCDCコンバータを制御して前記電源を充電し、
前記通信機器が作動中である場合には、前記電源の蓄電残量が前記第1閾値よりも低い第2閾値未満になると前記DCDCコンバータを制御して前記電源を充電することで、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記通信機器が作動中でない場合には、前記電源の蓄電残量が第1充電終了閾値になるまで前記電源を充電し、
前記通信機器が作動中である場合には、前記電源の蓄電残量が前記第1充電終了閾値よりも低い第2充電終了閾値になるまで前記電源を充電することで、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項5】
前記電源は、車両の自動運転に関わる負荷へ電力を供給可能な電源であって、
前記コントローラは、
運転者から前記自動運転を行う意思を事前に受け付け、前記自動運転を行う意思が無い場合には、前記DCDCコンバータを停止させることで、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項6】
車両に設けられ、電源の充電を制御するコントローラを有する電源制御装置であって、
前記コントローラは、
前記車両に搭載された機器が無線通信を行っているときは、前記電源への充電開始となる蓄電残量の閾値を、無線通信を行っていないときよりも下げる
電源制御装置。
【請求項7】
第1電源から負荷へ電力を供給する第1系統と、第2電源から前記負荷へ電力を供給する第2系統とを接続可能に設けられた系統間スイッチと、
前記第2電源の充電を制御するDCDCコンバータと、前記第2電源の蓄電残量が閾値未満になると、前記系統間スイッチを接続するとともに、前記DCDCコンバータを制御して前記第2電源を充電するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記第2電源の蓄電残量が閾値未満となった際に車両に搭載された通信機器が作動中である場合には、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
電源制御装置。
【請求項8】
第1電源から負荷へ電力を供給する第1系統と、
第2電源から前記負荷へ電力を供給する第2系統と、
前記第2電源の充電を制御するDCDCコンバータと、前記第2電源の蓄電残量が閾値未満になると前記DCDCコンバータを制御して前記第2電源を充電するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記第2電源の蓄電残量が閾値未満となった際に車両に搭載された通信機器が作動中である場合には、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
電源制御装置。
【請求項9】
車両に搭載された機器が無線通信を行っているときは、前記車両に搭載された電源への充電開始となる蓄電残量の閾値を、無線通信を行っていないときよりも下げる電源制御方法。
【請求項10】
電源制御装置によって実行される電源制御方法であって、
車両に設けられ、電源の充電を制御するDCDCコンバータを制御して、前記電源の蓄電残量が閾値未満になると前記電源を充電し、
前記電源の蓄電残量が閾値未満となった際に前記車両に搭載された通信機器が作動中である場合には、前記DCDCコンバータの作動を抑制する
電源制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源制御装置、電源制御方法および電源制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、負荷へ給電を行う第1電源が失陥した場合に、第2電源が第1電源に代わって給電を行うシステムが知られている。このシステムでは、第2電源の蓄電残量が低下した場合に、DCDCコンバータを作動させて第2電源を充電する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-184690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、DCDCコンバータの近くで通信機器を使用している状態でDCDCコンバータを作動させると、DCDCコンバータで発生したノイズの影響により通信機器の通信状態が悪化するおそれがあった。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、通信状態の悪化を低減することができる電源制御装置、電源制御方法および電源制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る電源制御装置は、DCDCコンバータと、コントローラを備える。前記DCDCコンバータは、車両に設けられ、電源の充電を制御する。前記コントローラは、前記電源の蓄電残量が閾値未満になると前記DCDCコンバータを制御して前記電源を充電する。前記コントローラは、前記電源の蓄電残量が閾値未満となった際に前記車両に搭載された通信機器が作動中である場合には、前記DCDCコンバータの作動を抑制する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、通信状態の悪化を低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図2は、第1実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図3は、第1実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図4は、第1実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図5は、電源制御装置の補助電源充電時の動作例を示す説明図である。
図6Aは、通信機器の使用に伴う充電制御を説明するための図である。
図6Bは、通信機器の使用に伴う充電制御を説明するための図である。
図6Cは、通信機器の使用に伴う充電制御を説明するための図である。
図7は、コントローラが実行する充電開始処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、コントローラが実行する充電終了処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、第2実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図10は、第2実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図11は、第2実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、電源制御装置、電源制御方法および電源制御プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下では、実施形態に係る電源制御装置が搭載される車両が電気自動車またはハイブリッド自動車である場合について説明する。
【0010】
なお、実施形態に係る電源制御装置が搭載される車両は、内燃機関によって走行するエンジン自動車であってもよい。実施形態に係る電源制御装置は、自動運転機能を備える車両に搭載されて負荷へ電力を供給する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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