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公開番号
2025009491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112529
出願日
2023-07-07
発明の名称
キャップ、低温保存容器、生体試料調整方法、および生体試料管理方法
出願人
エア・ウォーター株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B65D
51/00 20060101AFI20250110BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】クリーンベンチ外でも生体試料の調製を行うことができる保存容器、キャップ、生体試料調整方法、および生体試料管理方法を提供する。
【解決手段】低温保存容器(1)が備える容器本体(20)の開口部(21)に装着され、低温耐性を有し、注射針を穿刺することが可能な穿刺領域(15)を有する蓋部(11)を備えるキャップ(10)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
生体試料を保存する低温保存容器が備える容器本体の開口部に装着され、
低温耐性を有し、
注射針を穿刺することが可能な穿刺領域を有する蓋部を備えるキャップ。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
-40℃以下の低温耐性を有する、請求項1に記載のキャップ。
【請求項3】
前記穿刺領域の硬度は、25℃において30°以上60°以下である、請求項1に記載のキャップ。
【請求項4】
前記蓋部に接続し、前記キャップを前記開口部に装着するときに前記開口部の内部に挿入される挿入部と、
前記蓋部の、前記挿入部が位置する側とは反対側の面において、前記穿刺領域の外縁の少なくとも一部に位置する突起部とを備えている、請求項1に記載のキャップ。
【請求項5】
前記蓋部に接続し、前記キャップを前記開口部に装着するときに前記開口部の内部に挿入される挿入部を備え、
前記開口部に前記キャップが装着された状態において、前記挿入部の、前記低温保存容器の内壁に対する角度が0°より大きく3.5°以内である、請求項1に記載のキャップ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のキャップと、
前記キャップが装着される開口部を備えた容器本体とを有する、低温保存容器。
【請求項7】
生体試料を収納している低温保存容器の開口部に装着されたキャップに第1の注射針を穿刺することにより、前記第1の注射針を介して前記低温保存容器の内部に貯留されている液体を抜取る抜取工程と、
前記キャップに第2の注射針を穿刺することにより、前記第2の注射針を介して前記低温保存容器の内部に新たな液体を注入する注入工程とを含む生体試料調整方法。
【請求項8】
前記生体試料は、細胞であり、
前記抜取工程および前記注入工程をそれぞれ複数回行い、
複数回の前記注入工程のうちの少なくとも1回において、薬剤を注入する、請求項7に記載の生体試料調整方法。
【請求項9】
第1のキャップを備える低温保存容器に収納した生体試料を-40℃よりも低い温度で保存する工程と、
前記生体試料を輸送するために、前記第1のキャップを、低温耐性を有するとともに、注射針を穿刺可能な穿刺領域を有する第2のキャップに交換する工程とを含む生体試料管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、キャップ、低温保存容器、生体試料調整方法、および生体試料管理方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
再生医療などに用いられる生体試料は、その生理状態を維持するために凍結されて保存される。特許文献1に記載されているように、生体試料を封入して凍結保存するためのチューブであって、チューブ本体と、キャップとを備えている低温保存容器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-150797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまで、低温保存容器内の生体試料の調製を行う場合、キャップを開けるとコンタミネーションが生じる可能性があるため、当該調整はクリーンベンチ内で行われていた。
【0005】
本開示は、キャップを開けることなく低温保存容器内の生体試料の調製を行うことができる保存容器およびキャップ等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るキャップは、生体試料を保存する低温保存容器が備える容器本体の開口部に装着され、低温耐性を有し、注射針を穿刺することが可能な穿刺領域を有する蓋部を備える。
【0007】
また、本開示の一態様に係る低温保存容器は、前記キャップと、前記キャップが装着される開口部を備えた容器本体とを有する。
【0008】
また、本開示の一態様に係る生体試料調整方法は、生体試料を収納している低温保存容器の開口部に装着されたキャップに第1の注射針を穿刺することにより、前記第1の注射針を介して前記低温保存容器の内部に貯留されている液体を抜取る抜取工程と、前記キャップに第2の注射針を穿刺することにより、前記第2の注射針を介して前記低温保存容器の内部に新たな液体を注入する注入工程とを含む。
【0009】
また、本開示の一態様に係る生体試料管理方法は、第1のキャップを備える低温保存容器に収納した生体試料を-40℃よりも低い温度で保存する工程と、前記生体試料を輸送するために、前記第1のキャップを、低温耐性を有するとともに、注射針を穿刺可能な穿刺領域を有する第2のキャップに交換する工程とを含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、クリーンベンチ外でも生体試料の調製を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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