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公開番号
2025009434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112439
出願日
2023-07-07
発明の名称
表示装置及びその製造方法
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
50/858 20230101AFI20250110BHJP()
要約
【課題】光取出効率を改善し、外光の反射を抑制する。
【解決手段】一実施形態によれば、表示装置は、基板と、前記基板の上方に配置された下電極と、前記下電極の周縁部を覆うリブと、前記下電極の上に配置され、発光層を含む有機層と、前記有機層の上に配置された上電極と、前記上電極の上方に配置され、前記下電極に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有する支持体と、前記下電極の直上において、前記第1面に配置され、凸状に形成された第1レンズと、前記第1レンズを覆うオーバーコート層と、前記リブの直上において、前記第2面に配置され、凸状に形成された第2レンズと、前記第2レンズを覆う遮光層と、を備え、前記第1レンズは、少なくとも、前記第1面に接し第1屈折率を有する第1層と、前記第1屈折率より高い第2屈折率を有し前記第1層に重畳する第2層と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置された下電極と、
前記下電極の周縁部を覆うリブと、
前記下電極の上に配置され、発光層を含む有機層と、
前記有機層の上に配置された上電極と、
前記上電極の上方に配置され、前記下電極に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有する支持体と、
前記下電極の直上において、前記第1面に配置され、凸状に形成された第1レンズと、
前記第1レンズを覆うオーバーコート層と、
前記リブの直上において、前記第2面に配置され、凸状に形成された第2レンズと、
前記第2レンズを覆う遮光層と、を備え、
前記第1レンズは、少なくとも、前記第1面に接し第1屈折率を有する第1層と、前記第1屈折率より高い第2屈折率を有し前記第1層に重畳する第2層と、を備える、
表示装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記第1レンズは、さらに、前記第2屈折率より高い第3屈折率を有し前記第2層に重畳する第3層を備える、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1層の外縁、前記第2層の外縁、及び、前記第3層の外縁は、平面視で、同心円状に形成されている、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1層、前記第2層、及び、前記第3層は、有機材料で形成されている、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2レンズは、有機材料で形成されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
さらに、
前記上電極の上に配置されたキャップ層と、
前記キャップ層の上に配置され、無機材料で形成された封止層と、
前記封止層の上に配置され、有機材料で形成された絶縁層と、
前記オーバーコート層は、前記絶縁層に接着されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記支持体は、カラーフィルタである、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
支持体の第1面に第1レンズを形成し、
前記第1レンズをオーバーコート層で覆い、
前記支持体の第2面に第2レンズを形成し、
前記第2レンズを覆う遮光層を形成し、
表示素子の上方に配置された絶縁層に、前記オーバーコート層を接着し、
前記第1レンズを形成する工程は、少なくとも、
前記第1面に、第1屈折率を有する材料で第1層を形成し、
前記第1層の上に、前記第1屈折率より高い第2屈折率を有する材料で第2層を形成する工程を含む、
表示装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2レンズは、前記第1レンズと重畳しない位置に形成する、
請求項8に記載の表示装置の製造方法。
【請求項10】
前記第1レンズは、前記表示素子の直上に配置し、
前記第2レンズは、前記表示素子を囲むリブの直上に配置する、
請求項8に記載の表示装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この表示素子は、下電極と、下電極に対向する上電極と、下電極と上電極との間に位置する発光層を含む有機層と、を備えている。
【0003】
上記のような表示素子において、発光層で発生した光を外部に効率よく取り出す技術が必要とされている。一例では、表示素子と対向する基板の内面に形成された内側取出層と、基板の外面に形成された外側取出層とを適用する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-18785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、光取出効率を改善し、外光の反射を抑制することが可能な表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された下電極と、前記下電極の周縁部を覆うリブと、前記下電極の上に配置され、発光層を含む有機層と、前記有機層の上に配置された上電極と、前記上電極の上方に配置され、前記下電極に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有する支持体と、前記下電極の直上において、前記第1面に配置され、凸状に形成された第1レンズと、前記第1レンズを覆うオーバーコート層と、前記リブの直上において、前記第2面に配置され、凸状に形成された第2レンズと、前記第2レンズを覆う遮光層と、を備え、前記第1レンズは、少なくとも、前記第1面に接し第1屈折率を有する第1層と、前記第1屈折率より高い第2屈折率を有し前記第1層に重畳する第2層と、を備える。
【0007】
一実施形態に係る表示装置の製造方法は、
支持体の第1面に第1レンズを形成し、前記第1レンズをオーバーコート層で覆い、前記支持体の第2面に第2レンズを形成し、前記第2レンズを覆う遮光層を形成し、表示素子の上方に配置された絶縁層に、前記オーバーコート層を接着し、前記第1レンズを形成する工程は、少なくとも、前記第1面に、第1屈折率を有する材料で第1層を形成し、前記第1層の上に、前記第1屈折率より高い第2屈折率を有する材料で第2層を形成する工程を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、表示装置の構成例を示す図である。
図2は、副画素SP1、SP2、SP3の構成例を示す図である。
図3は、副画素SP1、SP2、SP3のレイアウトの一例を示す図である。
図4は、第1レンズLS1及び第2レンズLS2のレイアウトの一例を示す図である。
図5は、図4中のA-B線に沿う表示装置DSPの一構成例を示す断面図である。
図6は、本実施形態の効果を説明するための図である。
図7は、本実施形態の他の効果を説明するための図である。
図8は、第1レンズLS1の製造方法を説明するための図である。
図9Aは、第2レンズLS2の製造方法を説明するための図である。
図9Bは、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。
図10は、第1レンズLS1を形成するための他の方法を説明するための図である。
図11は、表示装置DSPの他の構成例を示す断面図である
【発明を実施するための形態】
【0009】
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向と称し、Y軸に沿った方向を第2方向と称し、Z軸に沿った方向を第3方向と称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
(【0011】以降は省略されています)
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