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公開番号2025009360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112313
出願日2023-07-07
発明の名称情報処理装置、及び、方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 8/34 20180101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約【課題】プログラムの構造の見通しを良くする。
【解決手段】情報処理装置は、複数の処理を含み、当該複数の処理の一部は並行して実行可能である第1の処理について、当該複数の処理を複数のノードに対応付け、当該複数の処理の間の情報又は処理の流れを複数のノード間を接続するエッジに対応付けたツリー構造を示す情報を取得し、記憶部に格納する。複数のノードのそれぞれが、独立して、第1のエッジで接続された他のノードからメッセージが入力された場合に、当該複数の処理のうちの対応付けられた処理を実行し、第2のエッジで接続された他のノードへメッセージを出力することによって、第1の処理が実行される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の処理を含み、前記複数の処理の一部は並行して実行可能である第1の処理について、前記複数の処理を複数のノードに対応付け、前記複数の処理の間の情報又は処理の流れを前記複数のノード間を接続するエッジに対応付けたツリー構造を示す情報を取得し、記憶部に格納する制御部を備え、
前記複数のノードのそれぞれが、独立して、第1のエッジで接続された他のノードからメッセージが入力された場合に、前記複数の処理のうちの対応付けられた処理を実行し、第2のエッジで接続された他のノードへメッセージを出力することによって、前記第1の処理が実行される、
情報処理装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1の処理に対応する前記ツリー構造を示す情報に基づいて、前記第1の処理に対応するツリーを形成し、出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1の処理に対する変更として、前記第1の処理に対応する前記ツリーに対する変更のユーザ操作を受け付け、
前記ユーザ操作に基づいて、前記第1の処理に対応する前記ツリーに対する変更を、前記第1の処理に対応する前記ツリー構造を示す情報に反映させることで、前記第1の処理に対する前記変更を前記第1の処理に反映させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1の処理に対応する前記ツリー構造を示す情報として、前記複数のノードのそれぞれについて、前記第1のエッジで接続される他のノードと、前記対応付けられた処理の内容と、前記第2のエッジで接続される他のノードと、に関する情報を前記記憶部に格納する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
コンピュータが、
複数の処理を含み、前記複数の処理の一部は並行して実行可能である第1の処理について、前記複数の処理を複数のノードに対応付け、前記複数の処理の間の情報又は処理の流れを前記複数のノード間を接続するエッジに対応付けたツリー構造を示す情報を取得し、記憶部に格納し、
前記複数のノードのそれぞれが、独立して、第1のエッジで接続された他のノードからメッセージが入力された場合に、前記複数の処理のうちの対応付けられた処理を実行し、第2のエッジで接続された他のノードへメッセージを出力することによって、前記第1の処理が実行される、
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラムの管理に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
機能単位によって分割した複数のプログラム部品を組み合わせてアプリケーションプログラムを構成作成することを支援するアプリケーションプログラムの構成作成支援方法が開示されている(例えば、特許文献1)。アプリケーション実現の履歴が有向グラフによって表示され、グラフ内のノードの一つが選択されると、選択されたノードの実現時の選択プログラム履歴が履歴サブ画面に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-258975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、プログラムの構造の見通しを良くすることが可能な情報処理装置、及び、方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、
複数の処理を含み、前記複数の処理の一部は並行して実行可能である第1の処理について、前記複数の処理を複数のノードに対応付け、前記複数の処理の間の情報又は処理の流れを前記複数のノード間を接続するエッジに対応付けたツリー構造を示す情報を取得し、記憶部に格納する制御部を備え、
前記複数のノードのそれぞれが、独立して、第1のエッジで接続された他のノードからメッセージが入力された場合に、前記複数の処理のうちの対応付けられた処理を実行し、第2のエッジで接続された他のノードへメッセージを出力することによって、前記第1の処理が実行される、
情報処理装置である。
【0006】
本開示の他の態様の一つは、
コンピュータが、
複数の処理を含み、前記複数の処理の一部は並行して実行可能である第1の処理について、前記複数の処理を複数のノードに対応付け、前記複数の処理の間の情報又は処理の流れを前記複数のノード間を接続するエッジに対応付けたツリー構造を示す情報を取得し、記憶部に格納し、
前記複数のノードのそれぞれが、独立して、第1のエッジで接続された他のノードからメッセージが入力された場合に、前記複数の処理のうちの対応付けられた処理を実行し、第2のエッジで接続された他のノードへメッセージを出力することによって、前記第1の処理が実行される、
方法である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、プログラムの構造の見通しを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、表示用ユーザ情報の生成処理のツリー構造の一例を示す図である。
図2は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
図4は、ノード情報の一例である。
図5は、エッジ情報の一例である。
図6は、ノードの処理のフローチャートの一例である。
図7は、ツリー対象処理のツリーの表示処理のフローチャートの一例である。
図8は、ツリー対象処理のツリーに対する変更処理のフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
例えば、アプリケーションプログラム内の画面には複数の項目が表示されることが多い。画面に表示される複数の項目は、例えば、APIからフェッチされたデータなど、1又は複数の情報源から、新たに生成されたり加工されたりしてから、表示されることが多い。例えば、当該アプリケーションプログラムの、作成者とは異なる者による更新等によって、画面に表示される項目の情報の派生及び加工が無秩序に実施されると、プログラムが複雑化する可能性が高い。
【0010】
本開示では上記問題に鑑み、一部の処理が並行して実施可能である第1の処理に含まれる複数の処理のそれぞれを分散コンピューティングの1つのノードとみなし、さらに、当該複数の処理をツリー構造のノード、及び、当該複数の処理間の情報又は処理の流れをツリー構造のノード間を接続するエッジに対応させて、第1の処理をツリー構造で管理する。これによって、第1の処理をツリー構造で表すことが可能となり、第1の処理の構造を見通し良くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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