TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025009343
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112282
出願日
2023-07-07
発明の名称
蓄電装置用の端子およびこれを備えた蓄電装置の製造方法
出願人
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/553 20210101AFI20250110BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1導電部材と第2導電部材との接続部の信頼性が高い蓄電装置用の端子の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明により、第1金属からなり凹部41rを有する第1導電部材41と、第2金属からなり凹部41r内に配置された部分を有する第2導電部材42と、第1導電部材41と第2導電部材42とが超音波接合された超音波接合部45と、を備え、第1導電部材41は、超音波接合部45よりも外周側に設けられ、第1導電部材41の第2面41uから突出したリブ41sを備える端子40が提供される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1金属からなり、第1面に凹部を有する第1導電部材と、
前記第1金属とは異なる第2金属からなり、前記凹部内に配置された部分を有する第2導電部材と、
前記第1導電部材と前記第2導電部材とが超音波接合された超音波接合部と、
を備え、
前記第1導電部材は、前記超音波接合部よりも外周側に設けられ、前記第1導電部材の前記第1面とは反対側の第2面から突出したリブを備える、
蓄電装置用の端子。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第2導電部材は、中空の筒状部を有し、
前記第1導電部材のうち、前記筒状部が延びる方向において、前記筒状部と重なる領域を第1領域とし、前記第1領域よりも内側に位置し、かつ前記超音波接合部が形成されている領域を第2領域としたときに、前記リブは、前記第1領域と前記第2領域との間に設けられている、
請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記第2領域は、前記第1領域よりも前記第2面側に突出していない、
請求項2に記載の端子。
【請求項4】
前記第1領域の厚みT1と、前記第2領域の厚みT2とは、次の関係:0.8≦T1/T2≦1.2;を満たす、
請求項2または3に記載の端子。
【請求項5】
前記第2導電部材は、銅または銅合金からなり、かつフランジ部を有し、
前記フランジ部の少なくとも一部が、前記第1導電部材の前記凹部内に配置されており、
前記フランジ部の厚みT3と、前記第1領域の厚みT1とは、次の関係:3≦T3/T1;を満たす、
請求項2または3に記載の端子。
【請求項6】
前記第1領域の厚みT1と、前記第2領域の厚みT2とは、次の関係:T1/T2≦0.5;を満たす、
請求項2または3に記載の端子。
【請求項7】
前記超音波接合部よりも外周側で、前記第1導電部材と前記第2導電部材とが機械的に締結された締結部をさらに備える、
請求項1から3のいずれか1つに記載の端子。
【請求項8】
前記第1導電部材の前記リブに溶接接合された外部導電部材をさらに備える、
請求項1から3のいずれか1つに記載の端子。
【請求項9】
第1電極および前記第1電極とは極性が異なる第2電極を有する電極体と、
前記電極体を収容する電池ケースと、
前記第1電極と電気的に接続され、前記電池ケースに取り付けられた端子と、
孔部を有し、かつ前記電池ケースの内部で前記第1電極と前記端子とを電気的に接続する集電部材と、を備え、
前記端子は、
第1金属からなり、第1面に凹部を有する第1導電部材と、
前記第1金属とは異なる第2金属からなり、前記凹部内に配置された部分を有する第2導電部材と、
前記第1導電部材と前記第2導電部材とが超音波接合された超音波接合部と、
を備え、
前記第1導電部材は、前記超音波接合部よりも外周側に設けられ、前記第1導電部材の前記第1面とは反対側の第2面から突出したリブを備える、蓄電装置の製造方法であって、
前記端子の前記第2導電部材の一部を前記集電部材の前記孔部に挿入する挿入工程と、
前記挿入工程の後、前記端子の前記リブよりも外周側に受け治具を当接させた状態で、前記第2導電部材の一部を、前記集電部材上に、かしめ加工するカシメ工程と、
を含む、蓄電装置の製造方法。
【請求項10】
前記挿入工程において、前記端子は、前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に前記超音波接合部を有する、
請求項9に記載の蓄電装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置用の端子およびこれを備えた蓄電装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、異種金属からなる導電部材(第1導電部材と第2導電部材)を接合してなる端子が知られている。例えば特許文献1には、第1導電部材と第2導電部材とを機械的に固定して締結部を形成する締結工程と、第1導電部材と第2導電部材とを金属接合して金属接合部を形成する金属接合工程と、を含む端子の製造方法、並びに、かしめ加工によって端子を電池ケースと集電部材とに固定するカシメ工程を含む、蓄電装置の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-049729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば締結工程やカシメ工程等の機械的な接合工程では、導電部材や金属接合部に負荷がかかることがある。そのため、導電部材が変形したり金属接合部が損傷したりして、第1導電部材と第2導電部材との接続状態が安定しにくくなることが想定されうる。特に、金属接合工程において第1導電部材と第2導電部材とを超音波接合して超音波接合部を形成する場合、超音波接合をカシメ工程よりも先に行うことが好ましいため、このような傾向が顕著だった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、超音波接合部を有し、かつ第1導電部材と第2導電部材との接続部の信頼性が高い蓄電装置用の端子およびこれを備えた蓄電装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明により、第1金属からなり、第1面に凹部を有する第1導電部材と、上記第1金属とは異なる第2金属からなり、上記凹部内に配置された部分を有する第2導電部材と、上記第1導電部材と上記第2導電部材とが超音波接合された超音波接合部と、を備え、上記第1導電部材は、上記超音波接合部よりも外周側に設けられ、上記第1導電部材の上記第1面とは反対側の第2面から突出したリブを備える、蓄電装置用の端子が提供される。
【0007】
上記構成により、第1導電部材と第2導電部材との接続部の信頼性が高い端子となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る蓄電装置を模式的に示す斜視図である。
図2は、図1のII-II線に沿う模式的な縦断面図である。
図3は、負極端子の近傍を模式的に示す部分拡大断面図である。
図4は、一実施形態に係る負極端子を模式的に示す上面図である。
図5は、図4のV-V線に沿う模式的な縦断面図である。
図6は、負極端子と外部導電部材との接続を模式的に示す縦断面図である。
図7は、一実施形態に係る蓄電モジュールを模式的に示す斜視図である。
図8は、カシメ工程の一例を模式的に示す縦断面図である。
図9は、第1変形例に係る図5相当図である。
図10は、第2変形例に係る図5相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、ここで開示される技術の好適な実施形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、本発明を特徴付けない蓄電装置の一般的な構成および製造プロセス)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。ここで開示される技術は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
【0010】
<蓄電装置100>
図1は、蓄電装置100の斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿う模式的な縦断面図である。なお、以下の説明において、図面中の符号L、R、U、Dは、左、右、上、下を表し、図面中の符号X、Y、Zは、蓄電装置100の短辺方向、上記短辺方向と直交する長辺方向、上下方向を、それぞれ表すものとする。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、蓄電装置100の設置形態を何ら限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
電波吸収体
6日前
個人
テーブルタップ
3日前
東レ株式会社
二次電池
28日前
株式会社東光高岳
開閉器
14日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
株式会社ダイヘン
碍子
8日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
3日前
三菱電機株式会社
端子カバー
28日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
16日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
3日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
3日前
個人
電波散乱方向制御板
28日前
日機装株式会社
半導体発光装置
1か月前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
3日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
3日前
イビデン株式会社
プリント配線板
14日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
28日前
イビデン株式会社
プリント配線板
6日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
株式会社デンソー
半導体装置
3日前
日産自動車株式会社
電子機器
6日前
株式会社デンソー
半導体装置
3日前
富士電機株式会社
半導体装置
14日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
3日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
3日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
7日前
富士電機株式会社
半導体装置
3日前
株式会社村田製作所
二次電池
6日前
富士電機株式会社
電磁接触器
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池温調装置
28日前
富士電機株式会社
半導体装置
28日前
富士電機株式会社
半導体装置
14日前
株式会社ノーリツ
燃料電池システム
1か月前
東洋電装株式会社
スイッチ装置
16日前
サン電子株式会社
アンテナ装置
14日前
続きを見る
他の特許を見る