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公開番号
2025009183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112005
出願日
2023-07-07
発明の名称
成膜装置
出願人
東京エレクトロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C23C
16/455 20060101AFI20250110BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約
【課題】複数のプロセスガスを安定的に同時に供給する成膜装置を提供する。
【解決手段】第1原料ガス、第2原料ガス、反応ガスを処理容器に供給可能な成膜装置において、前記第1原料ガスと前記第2原料ガスとを前記処理容器に同時に供給可能するガス供給タイミング調整機構と、前記ガス供給タイミング調整機構を制御する制御部と、を備える、成膜装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1原料ガス、第2原料ガス、反応ガスを処理容器に供給可能な成膜装置において、
前記第1原料ガスと前記第2原料ガスとを前記処理容器に同時に供給可能するガス供給タイミング調整機構と、
前記ガス供給タイミング調整機構を制御する制御部と、を備える、
成膜装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記ガス供給タイミング調整機構は、
前記第1原料ガスを貯留する第1貯留タンクと、
前記第2原料ガスを貯留する第2貯留タンクと、
前記第1貯留タンクから前記処理容器への第1ガス供給ラインに設けられ、エア駆動によって開閉する第1開閉弁と、
前記第2貯留タンクから前記処理容器への第2ガス供給ラインに設けられ、エア駆動によって開閉する第2開閉弁と、
エア供給源から供給された圧縮空気を分岐部で分岐させ、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁に圧縮空気の圧力を供給する空気圧供給ラインにおいて、前記空気圧供給ラインの前記分岐部よりも上流側に設けられる第1電磁弁と、を有し、
前記制御部は、
前記第1電磁弁の開閉を制御する、
請求項1に記載の成膜装置。
【請求項3】
前記ガス供給タイミング調整機構は、
前記第1原料ガスを貯留する第1貯留タンクと、
前記第2原料ガスを貯留する第2貯留タンクと、
前記第1貯留タンクから供給された前記第1原料ガス及び前記第2貯留タンクから供給された前記第2原料ガスを合流部で合流させ、前記処理容器に前記第1原料ガス及び前記第2原料ガスを供給するガス供給ラインにおいて、前記ガス供給ラインの前記合流部よりも下流側に設けられ、エア駆動によって開閉する開閉弁と、
エア供給源から前記開閉弁に圧縮空気の圧力を供給する空気圧供給ラインに設けられる第1電磁弁と、を有し、
前記制御部は、
前記第1電磁弁の開閉を制御する、
請求項1に記載の成膜装置。
【請求項4】
前記ガス供給タイミング調整機構は、
前記第1原料ガス及び前記第2原料ガスを貯留する第1貯留タンクと、
前記第1貯留タンクから前記処理容器へのガス供給ラインに設けられ、エア駆動によって開閉する第1開閉弁と、
エア供給源から前記第1開閉弁に圧縮空気の圧力を供給する第1空気圧供給ラインに設けられる第1電磁弁と、を有し、
前記制御部は、
前記第1電磁弁の開閉を制御する、
請求項1に記載の成膜装置。
【請求項5】
前記ガス供給タイミング調整機構は、
前記第1原料ガスを貯留する第3貯留タンクと、
前記第3貯留タンクから前記処理容器へのガス供給ラインに設けられ、エア駆動によって開閉する第3開閉弁と、
前記エア供給源から前記第3開閉弁に圧縮空気の圧力を供給する第2空気圧供給ラインに設けられる第2電磁弁と、を有し、
前記制御部は、
前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁の開閉を制御する、
請求項2に記載の成膜装置。
【請求項6】
前記ガス供給タイミング調整機構は、
前記第1原料ガスを貯留する第3貯留タンクと、
前記第2貯留タンクから前記処理容器へのガス供給ラインに設けられ、エア駆動によって開閉する第2開閉弁と、
前記エア供給源から前記第2開閉弁に圧縮空気の圧力を供給する第2空気圧供給ラインに設けられる第2電磁弁と、を有し、
前記制御部は、
前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁の開閉を制御する、
請求項3に記載の成膜装置。
【請求項7】
前記ガス供給タイミング調整機構は、
前記第1原料ガスを貯留する第2貯留タンクと、
前記第2貯留タンクから前記処理容器へのガス供給ラインに設けられ、エア駆動によって開閉する第2開閉弁と、
前記エア供給源から前記第2開閉弁に圧縮空気の圧力を供給する第2空気圧供給ラインに設けられる第2電磁弁と、を有し、
前記制御部は、
前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁の開閉を制御する、
請求項4に記載の成膜装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第1電磁弁を制御して、前記処理容器に前記第1原料ガス及び前記第2原料ガスを供給する工程と、
前記処理容器に前記反応ガスを供給する工程と、を制御する、
請求項2乃至請求項7のいずれか1項に記載の成膜装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記第1電磁弁を制御して、前記処理容器に前記第1原料ガス及び前記第2原料ガスを供給する工程と、
前記第2電磁弁を制御して、前記処理容器に前記第1原料ガスを供給する工程と、
前記処理容器に前記反応ガスを供給する工程と、を制御する、
請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の成膜装置。
【請求項10】
前記第1原料ガスは、金属元素を含む金属含有ガスであり、
前記第2原料ガスは、シリコン元素を含むシリコン含有ガスであり、
前記反応ガスは、窒素元素を含む窒素含有ガスである、
請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の成膜装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、成膜装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板が存在する空間を排気しながら、前記基板に対して、金属元素及びハロゲン元素を含む第1原料ガスと、前記金属元素とは異なる他の元素及び水素を含む第2原料ガスと、をそれぞれの供給期間の少なくとも一部が重なるように供給する第1工程と、第1工程の後、前記基板が存在する空間から前記第1原料ガス、前記第2原料ガス、及び前記第1工程で生成された副生成物を除去する除去工程と、前記除去工程の後、前記基板が存在する空間を排気しながら、前記基板に対して、窒素を含む反応ガスを供給する第2工程と、を非同時に行うサイクルを所定回数行うことで、前記基板上に、前記金属元素、前記他の元素、及び窒素を含む膜を形成する工程を有する半導体装置の製造方法が開示されている。
【0003】
特許文献2には、シリコンが含有された金属含有窒化膜を成膜する成膜方法であって、基板が収容された処理容器内に金属含有ガスを供給する工程と、前記処理容器内にシリコン含有ガスを供給する工程と、前記処理容器内に窒素含有ガスを供給する工程と、を有し、前記金属含有ガスを供給する工程と前記シリコン含有ガスを供給する工程とをこの順にn回(nは1以上の整数)実行した後、前記窒素含有ガスを供給する工程を実行することをこの順にm回(mは1以上の整数)繰り返す、成膜方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-74367号公報
特開2021-31686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一の側面では、本開示は、複数のプロセスガスを安定的に同時に供給する成膜装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、一の態様によれば、第1原料ガス、第2原料ガス、反応ガスを処理容器に供給可能な成膜装置において、前記第1原料ガスと前記第2原料ガスとを前記処理容器に同時に供給可能するガス供給タイミング調整機構と、前記ガス供給タイミング調整機構を制御する制御部と、を備える、成膜装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
一の側面によれば、複数のプロセスガスを安定的に同時に供給する成膜装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る成膜装置の構成を示す断面図の一例。
一実施形態に係るTiSiN膜の成膜方法の一例を示すフローチャート。
一実施形態の成膜方法におけるガス供給のタイミングの一例を示すタイムチャート。
第1実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
参考例に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
参考例の成膜方法におけるガス供給のタイミングの一例を示すタイムチャート。
第2実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
第3実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
第4実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
第4実施形態に係る成膜装置の成膜方法におけるガス供給のタイミングの一例を示すタイムチャート。
第4実施形態に係る成膜装置を用いた他の成膜方法における基板に形成される膜の一例を示す断面模式図。
第5実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
第6実施形態に係る成膜装置が備えるガス供給タイミング調整機構の構成図の一例。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
第1実施形態に係る成膜装置の一例について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る成膜装置の構成を示す断面図の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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