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公開番号
2025008977
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111648
出願日
2023-07-06
発明の名称
医療情報処理装置、及び医療情報処理用プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人小林国際特許事務所
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250109BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】測定結果と、受診者の年齢に応じた測定結果に対するコメントを有する提供データ作成の支援を行う医療情報処理装置及び医療情報処理用プログラムを提供する。
【解決手段】医療情報処理装置11は、プロセッサを備え、プロセッサは、年齢と健康データに関する評価値に基づいて第1分布を生成し、第1分布において、複数の領域と、領域ごとに対応する文章Tを設定し、ユーザの年齢と評価値が含まれる測定結果を取得し、測定結果に対応する領域である特定領域を含む第2分布を第1分布から抽出し、第2分布、特定領域に対応する文章及び測定結果を同じ表示領域に表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
年齢と健康データに関する評価値に基づいて、第1分布を生成し、
前記第1分布において、複数の領域と、前記領域ごとに対応する文章を設定し、
ユーザの前記年齢と前記評価値が含まれる測定結果を取得し、
前記測定結果に対応する前記領域である特定領域を含む第2分布を、前記第1分布から抽出し、
前記第2分布、前記特定領域に対応する前記文章、及び前記測定結果を同じ表示領域に表示する医療情報処理装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記年齢に応じて段階的に評価した前記健康データから前記評価値を算出し、
一方の軸が前記年齢を示す年齢軸、もう一方の軸が前記評価値の比率を示すスコア比率軸であるグラフを前記第1分布として生成する請求項1記載の医療情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記第1分布において、前記評価値の数に基づいて、前記年齢軸の目盛り間隔である年齢間隔を決定する請求項2記載の医療情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1分布において、前記評価値と、特定箇所で前記年齢軸を区切った年齢範囲に基づいて、前記領域を設定する請求項3記載の医療情報処理装置。
【請求項5】
前記特定箇所は、2つの連続する前記評価値の比率において、特定の前記評価値の変化量が最大となる箇所である請求項4記載の医療情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記特定領域に対する前記測定結果の重畳表示、又は前記特定領域と他の領域では異なる表示を行う前記表示領域を表示する請求項1記載の医療情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記特定領域に基づいて、前記表示領域に表示する前記文章及び前記第2分布の大きさを決定する請求項1記載の医療情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記年齢と前記健康データの追加を受け付け、
前記追加により、前記第1分布におけるそれぞれの前記領域の設定を更新する請求項1記載の医療情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記追加により更新された前記第1分布における注目箇所を示す表示を行う請求項8記載の医療情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記追加により更新された前記領域ごとに、対応する前記文章の再設定を行う請求項8載の医療情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療情報処理装置、及び医療情報処理用プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
健康診断などの医療検査において、医療機関では測定した受診者の健康データと年齢を評価し、受診者に提供するレポートが作成される。健康データの評価には、あらかじめ幅広い年代の受診者から大量に取得した年齢と健康データにより、年齢ごとの健康データの評価を算出した分布データを用いる。分布データは、例えば、年齢の軸と健康データの測定値又は評価値の軸を有するグラフとして作成される。
【0003】
特許文献1では、相当数の被験者から取得した体脂肪率及び筋肉量など2種類の生体情報を縦軸と横軸とし、かつそれぞれの軸の値に応じて区分したグラフ領域を作成し、年齢情報に基づく2種類の生体情報に関する平滑曲線をグラフ領域上に作成する。グラフ領域には、使用者の測定結果をプロットし、プロットしたグラフ領域の位置に応じて使用者の生体情報及び年齢に応じたコメントを表示する。特許文献2では、統計分析処理をした大量の健康診断データを用いて作成した、5歳毎の複数の段階に分割したカテゴリデータの分布を表示して、受診者の臨床検査データを評価する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-000565号公報
特開2005-092853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、レポートなどの提供データには、測定結果の評価と共に医師のコメントをまとめることは手間がかかる。特許文献1では、各年代において9つに区分したグラフ領域のそれぞれにコメント記憶を行う。特許文献2では、7段階のカテゴリに分割した5歳毎のカテゴリデータに区分するが、コメントを記憶することを想定していない。
【0006】
上記の点に加え、医療検査の測定結果に対して年齢と健康データの関係を踏まえた医師のコメントを含む提供データは、検査日から1ヶ月前後で作成することが望ましく、また健康診断では大量の受診者の測定結果を取得するため、各提供データは簡易に作成することが求められる。
【0007】
本発明は、測定結果と、受診者の年齢に応じた測定結果に対するコメントを有する提供データ作成の支援を行う医療情報処理装置及び医療情報処理用プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の医療情報処理装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、年齢と健康データに関する評価値に基づいて、第1分布を生成し、第1分布において、複数の領域と、領域ごとに対応する文章を設定し、ユーザの年齢と評価値が含まれる測定結果を取得し、測定結果に対応する領域である特定領域を含む第2分布を、第1分布から抽出し、第2分布、特定領域に対応する文章、及び測定結果を同じ表示領域に表示する。
【0009】
プロセッサは、年齢に応じて段階的に評価した健康データから評価値を算出し、一方の軸が年齢を示す年齢軸、もう一方の軸が評価値の比率を示すスコア比率軸であるグラフを第1分布として生成することが好ましい。
【0010】
プロセッサは、第1分布において、評価値の数に基づいて、年齢軸の目盛り間隔である年齢間隔を決定することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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