TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025008976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111646
出願日
2023-07-06
発明の名称
電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
9/06 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】バックアップ電源の急速充電が可能な電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る電源制御装置は、コントローラと、DCDCコンバータと、バックアップスイッチとを備える。コントローラは、メイン電源が失陥したときに、バックアップ電源に切り替えてバックアップ制御を行う。DCDCコンバータは、メイン電源とバックアップ電源との間に接続される。バックアップスイッチは、DCDCコンバータをバイパスしてメイン電源とバックアップ電源とを接続する。コントローラは、バックアップ電源を充電する場合、バックアップスイッチを導通してメイン電源から直接バックアップ電源を充電する第1充電処理と、バックアップスイッチを遮断し、メイン電源からDCDCコンバータを介してバックアップ電源を充電する第2充電処理とのうち、充電電流が大きい充電処理を選択する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
メイン電源が失陥したときに、バックアップ電源に切り替えてバックアップ制御を行うコントローラと、
前記メイン電源と前記バックアップ電源との間に接続されるDCDCコンバータと、
前記DCDCコンバータをバイパスして前記メイン電源と前記バックアップ電源とを接続するバックアップスイッチと
を備える電源制御装置であって、
前記コントローラは、
前記バックアップ電源を充電する場合、前記バックアップスイッチを導通して前記メイン電源から直接バックアップ電源を充電する第1充電処理と、前記バックアップスイッチを遮断し、前記メイン電源から前記DCDCコンバータを介して前記バックアップ電源を充電する第2充電処理とのうち、充電電流が大きい充電処理を選択する
電源制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記メイン電源は、2次電池と発電機とを備え、
前記第1充電処理には、前記2次電池から直接前記バックアップ電源を充電する第3充電処理と、前記発電機から直接前記バックアップ電源を充電する第4充電処理とがあり、
前記コントローラは、
前記第2充電処理と、前記第3充電処理と、前記第4充電処理とのうち、充電電流が最も大きい充電処理を選択する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記メイン電源の電圧値と前記バックアップ電源の電圧値とに基づいて、前記第1充電処理の充電電流を算出する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記発電機は、オルタネータを含み、
前記コントローラは、
前記オルタネータの非作動時における前記メイン電源の電圧値と前記バックアップ電源の電圧値とに基づいて、前記第3充電処理の充電電流を算出する
請求項2に記載の電源制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記DCDCコンバータによる制限電流によって充電する前記第2充電処理の充電電流と、前記第3充電処理の充電電流と、前記オルタネータによる制限電流によって充電する前記第4充電処理の充電電流とのうち、充電電流が最も大きい充電処理を選択する
請求項4に記載の電源制御装置。
【請求項6】
前記バックアップ電源の満充電状態の電圧値は、前記メイン電源の満充電状態の電圧値よりも高く、
前記コントローラは、
前記バックアップ電源の電圧値が前記メイン電源の満充電状態の電圧値に到達するまでは充電電流が最も大きい充電処理を選択し、前記バックアップ電源の電圧値が前記メイン電源の満充電状態の電圧値に到達後は前記第2充電処理を選択する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項7】
メイン電源が失陥したときに、バックアップ電源に切り替えてバックアップ制御を行うコントローラと、
前記メイン電源と前記バックアップ電源との間に接続されるDCDCコンバータと、
前記DCDCコンバータをバイパスして前記メイン電源と前記バックアップ電源とを接続するバックアップスイッチと
を備える電源制御装置の前記コントローラが、
前記バックアップ電源を充電する場合、前記バックアップスイッチを導通して前記メイン電源から直接バックアップ電源を充電する第1充電処理と、前記バックアップスイッチを遮断し、前記メイン電源から前記DCDCコンバータを介して前記バックアップ電源を充電する第2充電処理とのうち、充電電流が大きい充電処理を選択する
ことを含む電源制御方法。
【請求項8】
メイン電源が失陥したときに、バックアップ電源に切り替えてバックアップ制御を行うコントローラと、
前記メイン電源と前記バックアップ電源との間に接続されるDCDCコンバータと、
前記DCDCコンバータをバイパスして前記メイン電源と前記バックアップ電源とを接続するバックアップスイッチと
を備える電源制御装置の前記コントローラに、
前記バックアップ電源を充電する場合、前記バックアップスイッチを導通して前記メイン電源から直接バックアップ電源を充電する第1充電処理と、前記バックアップスイッチを遮断し、前記メイン電源から前記DCDCコンバータを介して前記バックアップ電源を充電する第2充電処理とのうち、充電電流が大きい充電処理を選択する手順
を実行させる電源制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動運転走行機能を備える車両に搭載され、メイン電源が失陥した場合にバックアップ電源によってバックアップ制御を行う電源制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この先行技術では、自動運転開始前の時点でバックアップ電源の充電量が不足している場合、メイン電源からDCDCコンバータを介してバックアップ電源の充電を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-125004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、DCDCコンバータには電流制限等があり、急速充電が必要な場合に、その要求にこたえることができない。
【0005】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、バックアップ電源の急速充電が可能な電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る電源制御装置は、コントローラと、DCDCコンバータと、バックアップスイッチとを備える。前記コントローラは、メイン電源が失陥したときに、バックアップ電源に切り替えてバックアップ制御を行う。前記DCDCコンバータは、前記メイン電源と前記バックアップ電源との間に接続される。前記バックアップスイッチは、前記DCDCコンバータをバイパスして前記メイン電源と前記バックアップ電源とを接続する。前記コントローラは、前記バックアップ電源を充電する場合、前記バックアップスイッチを導通して前記メイン電源から直接バックアップ電源を充電する第1充電処理と、前記バックアップスイッチを遮断し、前記メイン電源から前記DCDCコンバータを介して前記バックアップ電源を充電する第2充電処理とのうち、充電電流が大きい充電処理を選択する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様に係る電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムによれば、バックアップ電源の急速充電が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図2は、実施形態に係る電源制御装置の構成および動作の説明図である。
図3は、実施形態に係る充電処理の説明図である。
図4は、実施形態に係る充電処理の説明図である。
図5は、実施形態に係る充電処理の説明図である。
図6は、実施形態に係るコントローラが実行する充電処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下では、実施形態に係る電源制御装置が搭載される車両が自動運転走行機能を備え、内燃機関によって走行するエンジン自動車である場合について説明する。
【0010】
なお、実施形態に係る電源制御装置が搭載される車両は、自動運転走行機能を備える電気自動車またはハイブリッド自動車であってもよい。実施形態に係る電源制御装置は、車両に搭載される各種負荷へ電力を供給する装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
静電モータ
8日前
個人
通電確認器具
15日前
株式会社アイシン
制御装置
17日前
株式会社ExH
接触ユニット
12日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
8日前
株式会社東光高岳
開閉装置
1日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
2日前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
8日前
日産自動車株式会社
ロータ
8日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
15日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
8日前
日産自動車株式会社
ロータ
2日前
株式会社高砂製作所
力率改善回路
12日前
住友電装株式会社
電気接続箱
12日前
アズビル株式会社
配線確認システム
8日前
住友電装株式会社
電気接続箱
16日前
住友電装株式会社
電気接続箱
16日前
住友電装株式会社
電気接続箱
15日前
住友電装株式会社
電気接続箱
16日前
富士電機株式会社
電力変換装置
2日前
株式会社ダイヘン
電力システム
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
8日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
12日前
株式会社ダイヘン
電力システム
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
15日前
ダイハツ工業株式会社
クレードル装置
15日前
富士電機株式会社
電力変換装置
15日前
本田技研工業株式会社
回転電機
15日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
15日前
本田技研工業株式会社
回転電機
12日前
個人
電力管理装置及び電力管理システム
9日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
8日前
個人
電力貯蔵装置
17日前
株式会社デンソー
駆動回路
12日前
株式会社日立製作所
回転電機
8日前
株式会社ミツバ
電動モータ
2日前
続きを見る
他の特許を見る