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公開番号
2025008210
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110172
出願日
2023-07-04
発明の名称
RFIC素子付き包装容器用積層体、RFIC素子付き包装容器及びボトルを収納したRFIC素子付き包装容器
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06K
19/077 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】組み立て後の抵抗値上昇による感度低下を抑制しつつ、リーダライタによる読み取り範囲をより広くしたRFIC素子付き包装容器用積層体を提供する。
【解決手段】RFIC素子付き包装容器用積層体10は、基材100と、基材100の裏面に設けられ、互いに電気的に分離された第1導電体層120及び第2導電体層130と、RFIC素子140とを有し、基材100は、蓋部103と、箱形状の側面を構成する側面部と、前記側面部の幅方向の一端縁と他端縁とを接合する糊代部107とが設けられ、第1導電体層120は、前記側面部において糊代部107の糊付け予定領域に配置され、第2導電体層130は、前記側面部の蓋部103の近傍に配置され、一部が前記側面部において前記糊付け予定領域に配置され、RFIC素子140は、前記糊付け予定領域において、第1導電体層120及び第2導電体層130と結合するように設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
組み立てにより外側に向く第1面及び組み立てにより内側に向く第2面を有し、組み立てにより箱形状の包装容器となる基材と、
前記基材の前記第2面の側に設けられ、互いに電気的に分離された第1導電体層及び第2導電体層を有する導電体層と、
前記基材の前記第2面の側に設けられるRFIC素子と、
を有し、
前記基材は、箱形状の開口部を開閉可能に塞ぐ蓋部と、箱形状の側面を構成する側面部と、前記側面部の幅方向の一端縁に設けられ、前記側面部の他端縁に重ね合わせることにより前記側面部の幅方向の一端縁と他端縁とを接合する糊代部とが設けられ、
前記第1導電体層は、前記側面部において前記糊代部が重ね合わせられる領域に配置され、
前記第2導電体層は、前記側面部において前記蓋部の近傍に配置され、一部が前記側面部において前記糊代部が重ね合わされる領域に配置され、
前記RFIC素子は、前記側面部の前記糊代部が重ね合わせられる領域において、前記第1導電体層及び前記第2導電体層と直接的又は容量的に結合するように設けられる、RFIC素子付き包装容器用積層体。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記第1導電体層の延在する方向と前記第2導電体層の延在する方向は、互いに交差する、請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体。
【請求項3】
前記基材は、前記側面部に屈曲部を有し、
前記第1導電体層及び前記第2導電体層は、前記屈曲部を横断しない、請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体。
【請求項4】
前記第1導電体層及び又は前記第2導電体層は、前記基材の前記第2面の側において、導電性インキにより形成される、請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体。
【請求項5】
前記第1導電体層及び又は前記第2導電体層は、前記基材の前記第2面の側において、金属薄膜により形成される、請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体。
【請求項6】
前記第1導電体層及び前記第2導電体層の延在する方向の長さの合計は、100mm以上200mm以下である、請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体。
【請求項7】
前記第2導電体層の延在する方向の長さは、30mm以上である、請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体。
【請求項8】
請求項1から7までのいずれかに記載のRFIC素子付き包装容器用積層体を箱形に組み立てた、RFIC素子付き包装容器。
【請求項9】
請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体が包装容器として組み立てられ、内部に内容物として水溶液の入ったボトルを前記第1導電体層の延在する方向に沿って収納したRFIC素子付き包装容器であって、
前記第1導電体層は、水溶液の液面から下側に30mm以上延在している、ボトルを収納したRFIC素子付き包装容器。
【請求項10】
請求項1に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体が包装容器として組み立てられ、内部に内容物として金属製のボトルを前記第1導電体層の延在する方向に沿って収納したRFIC素子付き包装容器であって、
前記第1導電体層は、前記ボトルの上端部から下側に30mm以上延在している、ボトルを収納したRFIC素子付き包装容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、RFIC素子付き包装容器用積層体、RFIC素子付き包装容器及びボトルを収納したRFIC素子付き包装容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電波等を用いた非接触の近距離通信として、RFID(radio frequency identifier)技術(無線自動認識技術)を利用したICタグが用いられている。ICタグは、例えば、種々の物品や物品の包装容器にICタグが貼り付けされた状態で、当該物品や輸送や販売等の流通に供される。この場合、必要に応じて当該物品をリーダライタにかざすことにより、ICタグのRFIC(radio frequency integrated circuit)素子に記録された物品情報を非接触通信により読み出すことや、当該RFIC素子に種々の情報を書き込むことができる。これにより、効率的な物流管理が可能となる。
【0003】
従来、包装容器においてRFID技術を利用する場合、先に述べたように包装容器にICタグを貼り付けていた。このRFID技術に関連して、RFIC素子及びアンテナパターンをパッケージ用板紙に直接設ける形態が特許文献1に提案されている。特許文献1は、アンテナパターンをグラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷等により基材となるシートへ印刷する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/216686号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ICタグが貼り付けられた包装容器において、導電体層からなるアンテナパターンが包装容器の屈曲部に接していたり、屈曲部を横断していたりすると、組み立て後にアンテナパターンの抵抗値が上昇するため、RFIC素子(ICタグ)の感度が低下し、実効的なアンテナ長さが減少する。また、アンテナパターンの長さを適切に確保できないと、リーダライタによる読み取り範囲が狭くなり、利便性が低下する。
本開示においては、組み立て後の抵抗値上昇による感度低下を抑制しつつ、リーダライタによる読み取り範囲をより広くしたRFIC素子付き包装容器用積層体、RFIC素子付き包装容器及びボトルを収納したRFIC素子付き包装容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本開示の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0007】
第1の開示は、組み立てにより外側に向く第1面(100a)及び組み立てにより内側に向く第2面(100b)を有し、組み立てにより箱形状の包装容器となる基材(100)と、前記基材の前記第2面の側に設けられ、互いに電気的に分離された第1導電体層(120)及び第2導電体層(130)を有する導電体層と、前記基材の前記第2面の側に設けられるRFIC素子(140)と、を有し、前記基材は、箱形状の開口部を開閉可能に塞ぐ蓋部(103)と、箱形状の側面を構成する側面部と、前記側面部の幅方向の一端縁に設けられ、前記側面部の他端縁に重ね合わせることにより前記側面部の幅方向の一端縁と他端縁とを接合する糊代部(107)とが設けられ、前記第1導電体層は、前記側面部において前記糊代部が重ね合わせられる領域(106a)に配置され、前記第2導電体層は、前記側面部において前記蓋部の近傍に配置され、一部が前記側面部において前記糊代部が重ね合わされる領域に配置され、前記RFIC素子は、前記側面部の前記糊代部が重ね合わせられる領域において、前記第1導電体層及び前記第2導電体層と直接的又は容量的に結合するように設けられるRFIC素子付き包装容器用積層体(10)である。
【0008】
第2の開示は、前記第1導電体層(120)の延在する方向と前記第2導電体層(130)の延在する方向が、互いに交差する、第1の開示に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体(10)である。
【0009】
第3の開示は、前記基材(10)が、前記側面部に屈曲部を有し、前記第1導電体層(120)及び前記第2導電体層(130)は、前記屈曲部を横断しない、第1の開示に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体(10)である。
【0010】
第4の開示は、前記第1導電体層(120)及び又は前記第2導電体層(130)が、前記基材(10)の前記第2面(100b)の側において、導電性インキにより形成される、第1の開示に記載のRFIC素子付き包装容器用積層体(10)である。
(【0011】以降は省略されています)
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