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公開番号
2025007419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108802
出願日
2023-06-30
発明の名称
塗布容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
A45D
34/04 20060101AFI20250109BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】全体として遮光性を有する塗布容器において、内容物の残量を外部から視認できるようにする。
【解決手段】胴部24から口頸部32を立設しており、透光性を有する内容器20と、前記内容器20の少なくとも周面を囲む遮光性を有する筒状の被覆体4と、この被覆体4に昇降自在に装着されたキャップ体42の内部から、前記口頸部32を介して、縦長の塗布具56を垂下させてなる塗布具付きキャップ40とを具備する。前記キャップ体42と連動して、前記内容器20を前記被覆体4に対して前記キャップ体42の昇降と反対方向に降昇させる連動機構Lを有し、前記キャップ体42の開蓋操作の途中において、側方から見て、前記内容器20の下部20aが露出されるように構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胴部(24)から口頸部(32)を立設しており、透光性を有する内容器(20)と、
前記内容器(20)の少なくとも周面を囲む遮光性を有する筒状の被覆体(4)と、
この被覆体(4)に昇降自在に装着されたキャップ体(42)の内部から、前記口頸部(32)を介して、縦長の塗布具(56)を垂下させてなる塗布具付きキャップ(40)と、を具備しており、
前記キャップ体(42)と連動して、前記内容器(20)を前記被覆体(4)に対して前記キャップ体(42)の昇降と反対方向に降昇させる連動機構(L)を有し、前記キャップ体(42)の開蓋操作の途中において、側方から見て、前記内容器(20)の下部(20a)が露出されるように構成したことを特徴とする、塗布容器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記連動機構(L)は、前記キャップ体(42)を第1ネジ部(n1)を介して前記被覆体(4)に、また、当該被覆体(4)を第2ネジ部(n2)を介して前記内容器(20)にそれぞれ螺合させ、前記第1ネジ部(n1)と第2ネジ部(n2)とを逆ネジに形成するとともに、前記キャップ体(42)と前記内容器(20)との間に、当該内容器(20)を前記キャップ体(42)と同一の方向に回転させる共回り手段(m)を形成してなり、
前記連動機構(L)の働きにより、前記キャップ体(42)の螺脱操作の途中において、前記内容器(20)の下部(20a)が前記キャップ体(42)より下側に位置し、側方から見て、当該下部(20a)が露出されるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載の塗布容器。
【請求項3】
前記被覆体(4)の下端へ着脱自在に前記内容器(20)の下面を覆う底部材(14)を装着してなる外容器(2)を具備し、前記キャップ体(42)の開蓋操作により、前記被覆体(4)と前記底部材(14)とが分離し、これら被覆体(4)及び底部材(14)の間隙(G)から前記内容器(20)が露出するように形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の塗布容器。
【請求項4】
前記被覆体(4)の内面又は前記内容器(20)の外面のうちの一面に、他面へ圧接されることにより、前記被覆体(4)内からの前記内容器(20)の脱落を防止する圧接部(8)を形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の塗布容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗布容器、特にマスカラなどの化粧品に使用する塗布容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば化粧品などを収容するための塗布容器として、胴部から口頸部を起立する容器体と、前記口頸部の内面に固定された筒状の扱き部材と、前記口頸部の外面に嵌合された有頂筒状のキャップ体と、このキャップ体の頂板側から扱き部材の内側を通って容器体内へ垂下した軸棒の下端に塗布部を付設したものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-138446
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、中身の保存のため遮光性を有する不透明容器を用いる必要のある場合には、内容物の残量が分からず、容器の買い替え時が分からないという課題があった。
【0005】
本発明によれば、全体として遮光性を有する塗布容器において、内容物の残量を外部から視認できるようにすることができる。また、その確認作業を容易に実現できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、胴部24から口頸部32を立設しており、透光性を有する内容器20と、
前記内容器20の少なくとも周面を囲む遮光性を有する筒状の被覆体4と、
この被覆体4に昇降自在に装着されたキャップ体42の内部から、前記口頸部32を介して、縦長の塗布具56を垂下させてなる塗布具付きキャップ40と、を具備しており、
前記キャップ体42と連動して、前記内容器20を前記被覆体4に対して前記キャップ体42の昇降と反対方向に降昇させる連動機構Lを有し、前記キャップ体42の開蓋操作の途中において、側方から見て、前記内容器20の下部20aが露出されるように構成した。
【0007】
本手段では、図1に示す如く、透光性を有する内容器の周面を、遮光性を有する筒状の被覆体4で囲むとともに、この被覆体4にキャップ体42を昇降自在に装着させている。
そして、図2に示すように、前記キャップ体42の昇降と反対方向に降昇させる連動機構Lを有する。この連動機構Lの働きにより、前記キャップ体42の開蓋操作の途中において、側方から見て、前記内容器20の下部20aが露出されるように設けている。
この構造によれば、側方からの露出範囲(図2に示す間隙G)を通して、内容物の残量を確実に視認できる。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記連動機構Lは、前記キャップ体42を第1ネジ部n1を介して前記被覆体4に、また、当該被覆体4を第2ネジ部n2を介して前記内容器20にそれぞれ螺合させ、前記第1ネジ部n1と第2ネジ部n2とを逆ネジに形成するとともに、前記キャップ体42と前記内容器20との間に、当該内容器20を前記キャップ体42と同一の方向に回転させる共回り手段mを形成してなり、
前記連動機構Lの働きにより、前記キャップ体42の螺脱操作の途中において、前記内容器20の下部20aが前記キャップ体42より下側に位置し、側方から見て、当該下部20aが露出されるように構成した。
【0009】
本手段では、前記連動機構Lは、図1に示す如く、前記キャップ体42を第1ネジ部n1を介して前記被覆体4に、また、当該被覆体4を第2ネジ部n2を介して前記内容器20にそれぞれ螺合させ、前記第1ネジ部n1と第2ネジ部n2とを逆ネジに形成するとともに、前記キャップ体42と前記内容器20との間に、当該内容器20を前記キャップ体42と同一の方向に回転させる共回り手段mを形成してなる。
そして、この連動機構Lの働きにより、前記キャップ体42の螺脱操作の途中において、図2に示す如く、前記内容器20の下部20aが前記キャップ体42より下側に位置し、側方から見て、当該下部20aが露出されるように構成している。
この構造によれば、キャップ体42を螺脱させる操作により、内容器20の露出範囲Gを容易に形成することができるので、内容物の残量を簡単に視認でき、またネジ手段を利用して視認作業を確実に行うことができる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記被覆体4の下端へ着脱自在に前記内容器20の下面を覆う底部材14を装着してなる外容器2を具備し、前記キャップ体42の開蓋操作により、前記被覆体4と前記底部材14とが分離し、これら被覆体4及び底部材14の間隙Gから前記内容器20が露出するように形成した。
(【0011】以降は省略されています)
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