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公開番号
2025005508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105692
出願日
2023-06-28
発明の名称
複合めっき材
出願人
アイテック株式会社
代理人
弁理士法人大手門国際特許事務所
主分類
C23C
18/52 20060101AFI20250109BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約
【課題】本発明は、球状化黒鉛粒子を用いることで、摺動性及び導電性に優れた複合めっき材を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明に係る複合めっき材は、基材表面に形成された球状化黒鉛粒子を含む金属めっき層からなる複合めっき材であって、前記球状化黒鉛粒子は、平均粒径が1μm~100μmで表面占有率が20%以上である。球状化黒鉛粒子を用いることで、配向性が抑えられるとともに分布密度が高められ、球状化黒鉛粒子がほぼ均一に高密度で表面から露出した状態にすることが可能となって摺動性及び導電性が向上する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材表面に形成された球状化黒鉛粒子を含む金属めっき層からなる複合めっき材であって、前記球状化黒鉛粒子は、平均粒径が1μm~100μmで表面占有率が20%以上である複合めっき材。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記球状化黒鉛粒子は、へき開方向が曲面状に形成されている請求項1に記載の複合めっき材。
【請求項3】
前記球状化黒鉛粒子は、表面に露出した形状のアスペクト比の平均値が0.7以上で標準偏差が0.2以下である請求項1又は2に記載の複合めっき材。
【請求項4】
前記金属めっき層は、ニッケル、コバルト、タングステン、銅、金、銀、鉄、パラジウム、白金、スズ、ロジウムといった金属又はこれらの金属を複数種類含む合金からなる請求項1又は2に記載の複合めっき材。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の複合めっき材を摺動面に形成した摺動部材。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の複合めっき材を表面に形成した導電部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、摺動部材、金型、電子部品等の表面処理に好適な複合めっき材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、様々な部材の表面処理の方法としてめっき処理が行われており、めっき処理により基材表面に金属被膜を形成して強度や耐久性といった特性の向上が図られているが、摺動性、導電性といった物理的特性に着目した開発も進められている。
【0003】
例えば、特許文献1では、マトリックス中に鱗片状黒鉛、鱗状黒鉛、土状黒鉛から選ばれる黒鉛微粒子を含有する金属めっき層を摺動面に形成した摺動部材が記載されている。また、特許文献2では、銀層中に炭素粒子を含有する複合材からなる複合めっき皮膜が素材上に形成され、複合めっき皮膜の表面の炭素粒子が占める割合が30~90面積%である複合めっき材が記載されている。
【0004】
非特許文献1では、平均粒径5μmの鱗片状グラファイトを銀めっき液中に懸濁させて、厚さ5μmの銀めっきを行った点が記載されており、形成されためっき層の表面を撮影した写真が掲載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-124588号公報
特開2020-152929号公報
【非特許文献】
【0006】
園家啓嗣 監修、「めっき技術の最新動向」、株式会社シーエムシー出版、2021年4月19日、262頁~265頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1では、黒鉛微粒子を金属めっき層に含有することで、潤滑性能の向上が図られているが、特許文献1に示すような鱗片状や鱗状といった一般的な薄片状の黒鉛粒子は、その形状から金属めっき層内に複合される密度が制約される。また、一般的な黒鉛粒子は層が重なった結晶構造をとり、層間が剥離(へき開)することで摺動性を向上させることが知られているが、へき開する方向に配向性があるため、金属めっき層表面にランダムに露出した黒鉛粒子のうち、摺動性に寄与する粒子が限定的となる。
【0008】
例えば、非特許文献1に記載された写真に示すように、めっき層に複合される薄片状の粒子が黒鉛のへき開方向に対して垂直に立ったような状態になるなど、ランダムな方向で複合された場合、めっき層表面に露出する黒鉛粒子の配向性と摺動面の方向が一致せず、摺動性に与える効果が低下する。また、めっき層の厚さ方向に対しても複合される黒鉛粒子の密度に制約があり、加えて黒鉛粒子の配向性のばらつきにより安定した摺動性が得られにくいといった課題がある。
【0009】
特許文献2では、複合めっき皮膜の表面の炭素粒子が占める割合に言及しているが、上述したような黒鉛微粒子の形状に着目しておらず、様々な形状の炭素粒子を用いた場合には特許文献1に記載された黒鉛微粒子と同様の課題がある。
【0010】
そこで、本発明は、球状化黒鉛粒子を用いることで、摺動性及び導電性に優れた複合めっき材を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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