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公開番号
2025005097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105112
出願日
2023-06-27
発明の名称
プログラムおよびシステム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250108BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ラベルプリンタに適切なテンプレートファイルが記憶されているか否かを遠隔地から確認できるようにサポートする技術を提供すること。
【解決手段】ラベルプリンタには、複数のファイルを記憶可能であり、記憶可能なファイルには、ファイル種別情報71とファイル名72と更新日時73とを含むヘッダ情報70を有するものがある。プログラムは、コンピュータに、ラベルプリンタに記憶されているファイルのヘッダ情報70を取得させ、取得されたヘッダ情報70のうち、ファイル種別情報71がテンプレートであるヘッダ情報70から、テンプレートファイルごとに、テンプレートファイルの情報として、ファイル名72と更新日時73とを取得させ、取得されたテンプレートファイルの情報を、ラベルプリンタのプリンタIDに関連付けて、社内サーバ20に出力させる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータによって実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
ラベルプリンタに記憶されているファイルのヘッダ情報を取得する第1取得処理を実行させることが可能であり、前記ラベルプリンタには、複数のファイルを記憶可能であり、前記ラベルプリンタに記憶可能な前記ファイルには、ファイル種別情報とファイル名と更新情報とを含む前記ヘッダ情報を有するものがあり、前記ヘッダ情報を有する前記ファイルには、テンプレートファイルが含まれ、前記テンプレートファイルは、テンプレートを示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報を有しており、
さらに前記コンピュータに、
前記第1取得処理にて取得された前記ヘッダ情報のうち、テンプレートを示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報から、テンプレートファイルごとに、テンプレートファイルの情報として、前記ファイル名および前記更新情報を取得する第2取得処理と、
前記第2取得処理にて取得された各テンプレートファイルの前記情報を、前記ラベルプリンタの識別情報に関連付けて、あらかじめ登録された出力先に出力する出力処理と、
を実行させることが可能である、
ように構成されるプログラム。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記テンプレートファイルには、特別の種別のファイルを関連付けることが可能であり、前記ラベルプリンタに記憶可能な前記ファイルには、前記特別の種別を示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報を有するファイルである特別ファイルが含まれ、前記テンプレートファイルの前記ヘッダ情報には、関連付けられた前記特別ファイルのファイル名である関連ファイル名を含めることが可能であり、
前記第2取得処理では、
前記第1取得処理にて取得された前記ヘッダ情報のうち、テンプレートを示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報から、テンプレートファイルごとに、テンプレートファイルの前記情報として、前記ファイル名と前記更新情報と前記関連ファイル名と、を取得し、
前記出力処理では、
前記第2取得処理にて取得された各テンプレートファイルの前記情報として、前記ファイル名と前記更新情報と前記関連ファイル名とを、前記ラベルプリンタの前記識別情報に関連付けて、あらかじめ登録された前記出力先に出力する、
ように構成されるプログラム。
【請求項3】
請求項2に記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第1取得処理にて取得された前記ヘッダ情報のうち、前記特別の種別を示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報から、特別ファイルごとに、特別ファイルの情報として前記ファイル名と前記更新情報とを取得する特別取得処理を実行させ、
前記出力処理では、
前記第2取得処理にて取得された各テンプレートファイルの前記情報と、前記特別取得処理にて取得された各特別ファイルの前記情報とを、前記ラベルプリンタの前記識別情報に関連付けて、あらかじめ登録された前記出力先に出力する、
ように構成されるプログラム。
【請求項4】
請求項2に記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
テンプレートを示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報から、前記関連ファイル名が取得された場合に、取得された前記関連ファイル名に対応する前記特別ファイルが前記ラベルプリンタに記憶されているか否かを判定する判定処理を実行させ、
前記出力処理では、
前記判定処理にて前記特別ファイルが記憶されていると判定された場合、テンプレートファイルの前記情報に、前記特別ファイルの前記ヘッダ情報に含まれる前記更新情報を追加し、前記特別ファイルの前記更新情報が追加されたテンプレートファイルの前記情報を、前記ラベルプリンタの前記識別情報に関連付けて、あらかじめ登録された前記出力先に出力する、
ように構成されるプログラム。
【請求項5】
請求項4に記載するプログラムにおいて、
前記出力処理では、
前記判定処理にて前記特別ファイルが記憶されていないと判定された場合、テンプレートファイルの前記情報に、ファイルが記憶されていないことを示すエラー情報を追加し、前記エラー情報が追加されたテンプレートファイルの前記情報を、前記ラベルプリンタの前記識別情報に関連付けて、あらかじめ登録された前記出力先に出力する、
ように構成されるプログラム。
【請求項6】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
ファイル名が指定されたコマンドを前記出力先から受け付ける受付処理を実行させることが可能であり、前記コマンドには、前記出力処理にて出力された前記ファイル名を指定することが可能であり、
さらに前記コンピュータに、
前記受付処理にて前記コマンドを受け付けた場合に、前記コマンドに対応する対応処理であって、前記ラベルプリンタに記憶されているファイルのうち、前記コマンドに指定された前記ファイル名に対する前記対応処理を実行させることが可能である、
ように構成されるプログラム。
【請求項7】
請求項6に記載するプログラムにおいて、
前記コマンドは、ファイルの削除コマンドであり、
前記コンピュータに、
前記受付処理にて前記削除コマンドを受け付けた場合に、前記ラベルプリンタに記憶されているファイルのうち、前記削除コマンドに指定された前記ファイル名に対応するファイルを削除する前記対応処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記ラベルプリンタと接続可能な情報処理装置の前記コンピュータによって実行可能であり、
前記第1取得処理では、
前記ラベルプリンタに記憶されているファイルの前記ヘッダ情報を、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記ラベルプリンタから受信することで取得する、
ように構成されるプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記ラベルプリンタから送信された特定通知を、前記情報処理装置の前記通信インタフェースを介して受信した場合に、前記第1取得処理、前記第2取得処理、および前記出力処理を実行させ、前記特定通知は、前記ラベルプリンタに新たなテンプレートファイルが記憶された場合に、前記ラベルプリンタから前記情報処理装置に送信される通知である、
ように構成されるプログラム。
【請求項10】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記ラベルプリンタが有する前記コンピュータによって実行可能であり、
前記第1取得処理では、
前記ラベルプリンタのメモリに記憶されているファイルの前記ヘッダ情報を、前記メモリから読み出すことで取得する、
ように構成されるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、ラベルプリンタに記憶されるファイルの管理に用いられるプログラムおよびシステムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、遠隔地のデバイスに記憶されるファイルを管理するシステムが知られている。例えば特許文献1には、文書を作成する文書作成システムと、文書作成システムにて作成された文書をネットワーク経由で参照可能な文書参照システムと、各文書作成システムの文書所在情報を維持する文書所在管理システムと、が同一ネットワークに接続され相互に通信できるシステムにおいて、文書作成システムが、文書の所在情報と版番号とを文書所在管理システムに登録し、文書参照システムが、文書所在管理システムの文書所在情報と版番号をもとに文書を取り出す構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-320862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テンプレートファイルを記憶可能なラベルプリンタを用意し、遠隔地からそのラベルプリンタにテンプレートファイルを配布可能なシステムがある。このようなシステムでは、配布先のラベルプリンタに適切なテンプレートファイルが記憶されているかを、システムの管理者が遠隔地から確認したいというニーズがある。特許文献1には、ラベルプリンタに記憶されるテンプレートファイルを管理する構成、さらにはファイルの利用先で適切なファイルが記憶されているかを確認できるようにサポートする構成、については開示されておらず、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題の解決を目的としてなされたプログラムは、コンピュータによって実行可能なプログラムであって、前記コンピュータに、ラベルプリンタに記憶されているファイルのヘッダ情報を取得する第1取得処理を実行させることが可能であり、前記ラベルプリンタには、複数のファイルを記憶可能であり、前記ラベルプリンタに記憶可能な前記ファイルには、ファイル種別情報とファイル名と更新情報とを含む前記ヘッダ情報を有するものがあり、前記ヘッダ情報を有する前記ファイルには、テンプレートファイルが含まれ、前記テンプレートファイルは、テンプレートを示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報を有しており、さらに前記コンピュータに、前記第1取得処理にて取得された前記ヘッダ情報のうち、テンプレートを示す前記ファイル種別情報を含む前記ヘッダ情報から、テンプレートファイルごとに、テンプレートファイルの情報として、前記ファイル名および前記更新情報を取得する第2取得処理と、前記第2取得処理にて取得された各テンプレートファイルの前記情報を、前記ラベルプリンタの識別情報に関連付けて、あらかじめ登録された出力先に出力する出力処理と、を実行させることが可能である、ように構成される。
【0006】
本明細書に開示されるプログラムは、ラベルプリンタに記憶されているファイルのヘッダ情報を取得し、そのヘッダ情報に基づいてテンプレートファイルごとのファイル名および更新情報を取得し、それらの情報をラベルプリンタの識別情報と関連付けて所定の出力先に出力する。従って、その出力先では、プリンタの識別情報と関連付けて、各テンプレートファイルについてのファイル名および更新情報を記憶可能である。その結果として、例えば管理担当者のデバイスから、その出力先を介して、ラベルプリンタごとに記憶されているテンプレートファイルの個々の情報を閲覧可能に表示できるようになる。これにより、管理担当者は、遠隔地からであっても、そのテンプレートファイルの情報に基づいて、ラベルプリンタに適切なテンプレートファイルが記憶されているか否かを確認できる。
【0007】
上記プログラムによる制御方法、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体、当該プログラムを実行可能な装置およびその装置を含むシステムも、新規で有用である。
【発明の効果】
【0008】
本明細書に開示される技術によれば、ラベルプリンタに適切なテンプレートファイルが記憶されているか否かを遠隔地から確認できるようにサポートする技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本形態のプリンタ管理システムの概要構成を示す説明図である。
管理用PCの概略構成図である。
社内サーバの概略構成図である。
収集用PCの概略構成図である。
低機能プリンタの概略構成図である。
高機能プリンタの概略構成図である。
テンプレートとデータベースの例を示す説明図である。
テンプレートによる印刷イメージの例を示す説明図である。
収集処理の手順の例を示すフローチャートである。
ヘッダ情報の例を示す説明図である。
管理DBの例を示す説明図である。
指示入力手順の例を示すシーケンス図である。
処理実行手順の例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、プログラムを実行可能なパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)を含むプリンタ管理システムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書では、複数のラベルプリンタを遠隔地から一元的に管理するプリンタ管理システムを開示する。
(【0011】以降は省略されています)
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