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公開番号
2025005072
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105077
出願日
2023-06-27
発明の名称
学習モデル作成装置、学習モデル作成システム及びプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20250108BHJP(計算;計数)
要約
【課題】無線タグの位置を判定するための学習モデルの作成に用いられる学習データを容易に取得可能にする。
【解決手段】実施形態の学習モデル作成装置は、第1の作成部と、第2の作成部と、を備える。前記第1の作成部は、無線タグに関するタグデータに基づいて仮想タグに関する仮想タグデータを作成する。前記第2の作成部は、前記第1の作成部により作成される複数の仮想無線タグに関する仮想タグデータを含む学習データに基づく機械学習により、判定対象無線タグに関するタグデータに基づいて前記判定対象無線タグの位置を判定するための学習モデルを作成する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
無線タグに関するタグデータに基づいて仮想タグに関する仮想タグデータを作成する第1の作成部と、
前記第1の作成部により作成される複数の仮想無線タグに関する仮想タグデータを含む学習データに基づく機械学習により、判定対象無線タグに関するタグデータに基づいて前記判定対象無線タグの位置を判定するための学習モデルを作成する第2の作成部と、
を備える学習モデル作成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1の作成部は、前記無線タグに対する前記無線タグと通信するアンテナの第1の相対位置から前記アンテナの第2の相対位置までの第1の範囲における前記無線タグに関するタグデータに基づいて、前記第1の相対位置から前記アンテナの第3の相対位置までの第2の範囲における前記仮想タグに関する仮想タグデータを作成する、請求項1に記載の学習モデル作成装置。
【請求項3】
前記第1の作成部は、前記第1の相対位置から所定量をシフトした相対位置を起点にして、第1の範囲における前記無線タグに関するタグデータから前記第2の範囲の幅に相当する範囲における前記無線タグに関するタグデータを抽出することで、前記第2の範囲における前記仮想タグに関する仮想タグデータを作成する、請求項2に記載の学習モデル作成装置。
【請求項4】
前記第1の作成部は、前記無線タグの位置及び前記所定量に基づいて、前記仮想無線タグの位置を算出する、請求項3に記載の学習モデル作成装置。
【請求項5】
読取装置と、
学習モデル作成装置と、
を備え、
前記読取装置は、
無線タグと通信するアンテナと、
前記無線タグに対する前記アンテナの相対位置を移動する駆動部と、
前記アンテナの複数の相対位置において前記無線タグに関するタグデータを取得する取得部と、
を備え、
前記学習モデル作成装置は、
前記無線タグに関するタグデータに基づいて仮想タグに関する仮想タグデータを作成する第1の作成部と、
前記第1の作成部により作成される複数の仮想無線タグに関する仮想タグデータを含む学習データに基づく機械学習により、判定対象無線タグに関するタグデータに基づいて前記判定対象無線タグの位置を判定するための学習モデルを作成する第2の作成部と、
を備える、
学習モデル作成システム。
【請求項6】
コンピュータに、
無線タグに関するタグデータに基づいて仮想タグに関する仮想タグデータを作成する機能と、
作成される複数の仮想無線タグに関する仮想タグデータを含む学習データに基づく機械学習により、判定対象無線タグに関するタグデータに基づいて前記判定対象無線タグの位置を判定するための学習モデルを作成する機能と、
を実行可能にするためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、学習モデル作成装置、学習モデル作成システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
学習モデルを用いて、無線タグの位相等のタグデータに基づいて無線タグが読取対象であるか否かを判定する装置がある。このような装置は、無線タグが配置されると予想される複数の座標において予めタグデータを取得し、取得されたタグデータを含む学習データに基づいて読取対象であるか否かを判定する学習モデルを作成する。装置は、無線タグが配置されると予想される全ての座標において予めタグデータを取得することで、学習モデルを用いた判定精度を向上させることができる。
【0003】
しかしながら、判定精度の高い学習モデルを作成するためには、装置は、上述のように全座標においてタグデータを取得しなければならない。そのため、装置は、判定精度の高い学習モデルの作成に用いられる学習データを取得するために、多くの時間を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-047723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、無線タグの位置を判定するための学習モデルの作成に用いられる学習データを容易に取得可能にする技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の学習モデル作成装置は、第1の作成部と、第2の作成部と、を備える。前記第1の作成部は、無線タグに関するタグデータに基づいて仮想タグに関する仮想タグデータを作成する。前記第2の作成部は、前記第1の作成部により作成される複数の仮想無線タグに関する仮想タグデータを含む学習データに基づく機械学習により、判定対象無線タグに関するタグデータに基づいて前記判定対象無線タグの位置を判定するための学習モデルを作成する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る学習モデル作成システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係る第1の判定範囲及び第2の判定範囲を説明するための上面図である。
図3は、実施形態に係るアンテナの動きを説明するための上面図である。
図4は、実施形態に係るアンテナの動きを説明するための上面図である。
図5は、実施形態に係るアンテナの動きを説明するための側面図である。
図6は、実施形態に係るタグデータに基づく仮想タグデータの作成を説明するための図である。
図7は、実施形態に係る位置PAのタグに関するタグデータを示すグラフである。
図8は、実施形態に係る位置PBのタグに関するタグデータを示すグラフである。
図9は、実施形態に係る位置PBの仮想タグに関する仮想タグデータを示すグラフである。
図10は、実施形態に係る位置PAのタグに関するタグデータと位置PBの仮想タグに関する仮想タグデータとの関係を示す図である。
図11は、実施形態に係る読取装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、実施形態に係る学習モデル作成装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、実施形態に係る学習モデル作成装置のプロセッサーによるデータ合成の処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、実施形態に係る学習モデル作成装置のプロセッサーによるデータシフトの処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、実施形態に係る学習モデル作成装置のプロセッサーによる仮想タグデータの作成を説明するための図である。
図16は、実施形態に係る読取装置の第1の変形例を説明するための上面図である。
図17は、実施形態に係る読取装置の第2の変形例を説明するための側面図である。
図18は、実施形態に係る読取装置の第2の変形例を説明するための上面図である。
図19は、複数のタグの配置を説明するための上面図である。
図20は、タグデータを示すグラフである。
図21は、タグデータを示す複数のグラフである。
図22は、2つのタグのそれぞれに関するタグデータを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施形態)
以下、実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。
【0009】
(構成例)
図1は、学習モデル作成システムSの構成の一例を示すブロック図である。
学習モデル作成システムSは、読取装置1及び学習モデル作成装置2を含む。
【0010】
読取装置1は、タグ3と無線通信し、タグ3を読み取る装置である。タグ3を読み取ることは、タグ3に格納されている情報を取得すること及びタグ3に関するタグデータを取得することを含む。タグデータを取得することは、タグデータを検出すること又はタグデータを計測することの意味を含む。読取装置1は、倉庫内の検品等に適用することができるが、店舗であってもよく、読取装置1の適用例は、これに限定されない。読取装置1の構成例については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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